三菱一号館美術館へ。
クラークコレクション、見てきました。
これは、すごいです!
逸品揃い!
どれもこれも素晴らしかったのですが、一枚だけ選ぶなら、きょうの私は、ピサロ「エラニー、サン=シャルル」です。
本当に、美しい。光の粒子が空から降ってきたような気がします。
もうどこもかしこも、光のヴェールに包まれていて。ただ、ただ、ため息が!
先日、高橋明也氏が「印象派が人気なのは、画家たちを取り巻くシビアな環境は絵に現れずに、幸福感しか伝わってこないからではないでしょうか」のようなことをおっしゃっていましたが、本当に幸せな色彩に溢れています。
モネのチューリップ畑、ルノアールのタマネギ、ジャン=レオン・ジェロームの蛇使いに、奴隷市場。
そうそうルノアールの習作をみたら、「自分に子供がいたら、ルノアールに描いて欲しいかも」と思いました。幸せをとじこめて描くのがうまいですよね。
ロートレックの「待つ」も、よかったです。好き、好き。
ドガの自画像、コローにミレー、ラトゥール、シスレー、もう贅沢!
初日の土曜日で、多少混んでいたのですが、次回は、もう少し空いているときに見てみたいです。