ホテルオークラ&コンラッド東京

朝から、ホテルオークラの大倉集古館へ行ってきました。
日曜終了の「館蔵品展『大倉コレクションの精華Ⅰ』中世・近世の絵画」をのぞいてきました。

大倉集古館

初めてうかがいましたが、素敵なコレクションですね。
1900年のパリ万博に出展したものをリアルに見られることが、なんだか不思議でした。
絵の中に、笙を見つけて、嬉しくなりました。
で、なぜ篳篥がないのかしら?とか、ちょっとマニアな視点で見ちゃいました。
また、酒井抱一が姫路城城主の息子さんだったと知り、いきなり親近感を覚えました。
姫路城、好きなんです。単純に美しさもありますが、むしろ、泉鏡花の「天守物語」の影響で。
ひとりで、天守物語の図書之助ごっこをしたことがあります。
これは、ものすごく大変でした。
えっと、物語の中で、図書之助は、何度もお城の中を登ったり、降りたりするのです。
普通の人は、まず、やりませんっ。でも、やると楽しい思い出になります。
モノ好きな方、ぜひ!
また、大倉喜八郎さんという人物のスケールの大きさに、ひたすらびっくりしました。
略歴、じっくり読み込んでしまいましたよ。
しかし、検索をかけると、死の商人という側面も出てきまして……なるほど。
良くも悪くも、時代を創った怪物ですね。それから、コンラッド東京へ。
コンラッド東京

もう落差が面白くて。

日本のホテル文化から海外資本のホテル文化へ。
比べると、コンラッド、えらく素っ気ないのですよ。しかし、この距離感もいいです。
どちらも魅惑的で、ちょっと楽しい経験となりました。

さらに、クラーク・コレクションを見納めに、三菱一号館美術館まで行きました。
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薔薇が満開です。

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紫陽花も色づき始めていました。キレイ、キレイ。

ただ、館内は、大混雑。
明日が最終日だけあり、ものすごい人に、びっくりしました。

そうそう、虎ノ門の金刀比羅様にも、ご挨拶しました。
結神社が気になり、御祭神をうかがったら、いろいろな
神様をお祀りしているそうです。そういう意味でも、結びのお社ですね。
気が向いて、おみくじを引いたら、大吉でした。

贅沢な、贅沢な一日でした。

 

 

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