怜倫楽遊

日曜日の午後は、怜楽舎の第十一回雅楽演奏会を聴きに行きました。

第一部
平調音取
秋燕子 皇麞一具 芝祐靖補曲
遊声、破、颯踏、
急(明治撰定譜)
舞楽  抜頭(ばとう) 右方

第二部
紫御殿物語 伊左治 直作曲 <委嘱初演>

こんな構成でした。
第一部の秋燕子は、時の流れの中で失われた曲を再現しようとする
試み……と解釈してよいのかどうか。
理解が足らなくて、申し訳ないのですが。
美しく、雄大で、気持ちがのんびりといたしました。

休憩時間に、友人夫妻、龍笛の先生にロビーで久しぶりにお会いして、
わくわく嬉しくなり、幸せな気持ちになりました。

二部は、雅楽器による現代音楽で、「おー、そんな音も!」とか、
「どうやって出しているんだろう?」とかもあって、
面白かったです。

今、日記を書くためにパンフレットを改めてみて、
「あれ? 細かい章の説明がちゃんと載っているじゃない!」と
いまさら気づきました。読みながら、聞きたかった気もします。
でも、客電絞られていたので、読めなかったと思いますが。

音楽に詳しい先輩によると、「客席は、有名な作曲家だらけだったよ」とのこと。
知らないって、困りますね。まあ、私はそういう人生でよいのです。ハイ。
四谷で、先輩や友人夫妻とゴハンを食べて、ニコニコ帰りました。

うーん、文化的な毎日です!
この1週間だけでも、美術展5本、映画1本、雅楽演奏会2本です。
ハッキリ言って詰め込み過ぎで、まったく消化が追いついておりません。
やれやれで、ございます。

大倉コレクションの精華Ⅰ
奇跡のクラークコレクション
国宝大神社展
アントニオ・ロペス展
百花繚乱

5月は、これにあと4本プラス。
貴婦人と一角獣
河鍋暁齋の能・狂言画
夏目漱石の美術世界展
源氏絵と伊勢絵 描かれた恋物語

なんで、こんなに精力的に見て回っているのでしょ?
章月綾乃、着地点はどこなのでしょう? ねえ?

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