さよなら、ルレクチエ

 

少女工房Ⅲ

樋上公実子さんからご案内をいただき、東京京橋のあらかわ画廊さんにお邪魔しました。
実は、昨日で2回目の訪問です。
今回展示されている絵は、ほとんどお嫁入りしてしまったそうで、見納めにうかがったのです。

この日記のタイトルの「ルレクチエ」は、洋ナシのことだそうで。
この絵がなんだか、とっても素敵なのです。
そして、お買い上げになった方も、とっても素敵な方でした。

ちょうど、観蓮会の日に少し時間が空いたので、「きょうがチャンス」とうかがいました。
ぼやぼやしていると終わってしまうのが、美術展の不思議な法則なので。
でも、早起きして蓮を見た後だったので、ギャラリーに行くような恰好ではなく……。
会期2日目の朝で、まさか樋上さんがいらっしゃるとも夢にも思わず……。

画廊の前で、帰ろうかどうしようか、真剣に悩んじゃいました(笑)。
ナンカ、キレイな絵の前に、キレイな人が2人いるんですよー。どうしましょう。私、スニーカーなのに?
でも、せっかくの機会ですから、逃げずにお声をかけたのです(逃げるな?)。

樋上さんの美しいお友達と「素敵ですよねー」、
「キノコに、むぎゅっとヒールがめりこんでいるのがかわいいですよねー」とか言い合っていたのですが、
アーユルヴェーダの時間が近づき、私がお先に失礼した後、お嫁入りが決まったそうです。
うーむ、美しい絵は、持ち主も選びますのぉ。

なんだか、ご近所で評判の美人さんの結婚が決まったようなさびしさと嬉しさがありますよ。
そんなわけで、見納めに、もう一度うかがってみたというわけです。

会期は、本日9日まで。桑原聖美・樋上公実子・高田美苗氏の三人展、「少女工房Ⅲ」、
お時間などご都合がよろしければ、ぜひ! 最終日は、16時までだそうです。

そうそう、迫力の100号の『フェアリーリング』は、制作方法が普通じゃないそうですよ。ただただ、口ポカーンでした。

このエントリーをはてなブックマークに追加