当たり前は、スゴイ

例のプロバイダー送信制限騒動、まだ、祟っております。

きょう、iphoneからメールを出そうとしたら、ひっかかります。
また、エラーです。

あれー? なんで?

いろいろ見て、わかりました。
送受信、それぞれにパスワードを入れるところがあるんですね!

なんというか、ネットにつなぐ、メールをするのだけでも、いろいろ
やらないといけないんですね。
初期設定では、当然やっていますけれど、それが当たり前になっちゃうと、
もう忘れていますから。

まあ、でも、これで、一段落でしょうか?
プロバイダーへの登録、ルーターの再設定、iphoneの受信、送信の再設定。

……細かいことばかりで、ひとつひとつはたいしたことがありませんが、
ホント、面倒くさーい!

当たり前にメールが使える状況に、地味に感動しております。
そういえば、311のときは、水道から水が出ること、ガス台でガスが使えること、
電気があることに感謝したんでしたよ。
関西に行ったら、本当に何もなかったように明るくて。
東京に戻って、駅が真っ暗で。あの暗さにおちついて。

311から半年くらいして、宮城の方とお会いしたのですが。
そのとき、その方が、後半、ずっと貧乏ゆすりをしていたことを覚えています。
私との会話が苦痛だったのでしょう。
その方が直面している現実と、関東の現実の差に、いらだっていたのでしょう。
だって、かける言葉がなくて。話らしい話はしていなかったので。

関東にとっての震災と宮城県にとっての震災は、まるで違うものだと、その人の
貧乏ゆすりで理解しました。
私も、震災後に行った関西で、身の置き場がない思いをしましたから。
貧乏ゆすり、していたかもしれません。あのときの大阪は、まぶしかったですよ。
東京は、薄暗かったです。

当たり前が幸せ、何か起こらないとわからない。人間ってちょっとおばかさんですね。

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