くまのプーさん展

勝手に、「プー展」だと思っていたら、“さん”がついていました。
石井桃子さんが訳したプーの世界が好きなんですよ。
「お、きょうからじゃん!」で、昨日のぞきました。

くまのプーさん展

似た感じでは、ミッフィー展とかありますが、今回は図録がなかったのが
残念でした。いろいろなウンチク、おうちで読みたかったのになーってところです。

7割くらいがディズニーでしたが、よく考えたら、私も入口はディズニーでした。
祖母の家になぜかディズニーのダイエジェスト絵本があって、はちみつを食べ過ぎて
つまっちゃうアレが載っていました。

見たのは就学前で、岩波の本を読んだのは、図書館だったと思います。
原作のプーは、とってもマヌケでかわいいのです。
なので、ディズニーランドにアトラクションが出来て、衝撃を覚えました。
コンナ声ジャナイ!
こんなキャラじゃない!

そっかー、ディズニーの「なぜ、そっち?」は、てっきり泡にならない人魚姫、
アリエルからかと思っていたら、その前にプーのショックがあったんですねえ。
気づかなかったデス。

くまのプーさん展は、お好きならば、非常に癒されます。
「なぜ、そっち?」のディズニーも、制作現場の真摯な取り組みを見ると、
私の何倍も、プーのことを考えてアレになったんだなーってわかりますし。
昔から、物語は語られることで変容していくわけです。
きっと、ディズニーも語り部の1人なのでしょう。ちょっと影響力が大きすぎますが。

後半のアート部門も、面白かったです。
なぜ、みなさん、プーはドロドロにしていいと思うのでしょうね?
ハチミツからの連想でしょうか?
あとで図録を買うつもりだったので、作者名を確かめずに出ちゃったのですが、
切り絵の作品が個人的にはヒットでした。カワイイ!

せっかくだから、会場限定グッズを買おうと思ったのですが、どうも響かず、
「買ってどうするの?」と思いながらも、先行販売の小さいぬいぐるみを
買いました。きっと、本と並べて飾るのでしょう。

クマのプーさん展 クラッシクプー

全国巡回するみたいですが、銀座松屋は、25日まで。
昨日の夕方も結構混んでいたので……、ご興味がある方はお早めに行かれることを
オススメします。

 

 

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