神道文化会 公開講演会「「神話と神道文化」

土曜日は、國學院大學にて開催された神道文化会の講座に伺いました。
会場で、魔女様たちとご一緒しました。小泉茉莉花先生とマリィ・プリマヴェラ先生です。

しかし、いかんです。
非常に眠いです。体力の限界です。

海彦山彦のあたりは、ウトウトウトウト、船をこいでおりました。
まあ、海の話だから、これも必然!? いや、違うでしょ。

そこはすっとばしちゃっていましたが、今回は、全体的に、
それほど、響かなかったかなあ。
平藤喜久子先生の日本の神話は各国の神話と類似性があるというのは、前から
言われていることですし(海彦山彦は寝てましたが。すみません)。
アニメの中での神様の扱いは、「おお、そんなことになっていましたか」でした。

アニメを通じて、デフォルメされた神様に出会うというのはどんなものだろうと思いつつ、
私も三国志は、ゲームで馴染んだクチなので、入口としてはアリですよね。
それに、平藤先生のお話にもありましたが、古いしきたりも伝えたりしていて。
そういうバランス感覚から生まれる新しい神様像が、今、必要なのかもしれません。

ただ、神社モノ、もっとありますよね??? 逆に、ご紹介された作品は私は
知らなかったのですけれど。
マンガの中の日本神話、紐解いていくと、いっぱい出てきて、時代の変化と
神様像の変遷が面白いかもしれません。
どこかの学生が卒論にやっていそうですが。

後半の松本久史先生の「古代の神話の読まれ方~『古語拾遺』を中心に~」は、
結構駆け足でしたが、でも、「疲れているから帰ろうかしら」せずに聴講して
よかったです。
政治的な狙いがあったにしろ、忌部氏によって創作された部分は個人ではたぶん、
気づきません。さらっとご紹介いただきましたが、これ、発見したときは
大興奮ですよねえ。神社検定のテキスト、買ってみようかしら?

氷川神社

神道に関しては、ちょっと心に傷がありまして、以前のように「好き好き大好き、日本の神様」と
いう勢いは消えております。
それは、神様との関係ではなく、取り巻く人間関係に疲れちゃったってだけなのですが。
でも、そういうのって、ホント、バカみたいですよね。

好きなもの、興味があるもの、惹きつけられるものがあるのに、その周りにいる人によって、
道を阻まれたり、動きづらかったり……。
まあ、そういうのもひっくるめて縁なのでしょうけれど。

神道だけじゃなく、どんな宗教にも、もっといえば、どんなことにも、こういう些末な問題で
本筋を見失うってことはよくあることで。

基本は、人間を超えた何かを敬う気持ち、感謝の心、祈りみたいなことだと思いますが、
そこに生々しい人間の感情とかしがらみが絡んでくると、ややこしくなります。

でも、人がいるから、お社も建つし、清浄な空間が保たれているわけで。
こういう多面性が、生きる面白さなのかもしれませんね。

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