webと書籍

今の時代、ちょっと検索をかければ、情報はつかめます。
が、自分のものにするのは、また、別の話でしょう。

昨日は思い立って、図書館でマドレーヌの作り方を探してみました。すると、「そう来たか!」がありました。

小林かなえさんの『マドレーヌを焼きにパリに』には、ラベンダーのハチミツを使ったレピシが。稲田多佳子さんの『“毎日のように焼き続けてやっと見つけ出した”ぜったいおいしく作れる焼き菓子レシピ』には、キャラメルマドレーヌの作り方が載っていました。キャラメルクリーム、材料は簡単なんですね~!

さらに、「なるほど!」は、高木康政さんと永井紀之さんの『シェフのフランス地方菓子』です。高木さんのレシピには、「沸騰させた溶かしバター」が登場します。ベーキングパウダーを膨らませる役目もあるそうです。へー! さらに、マドレーヌのおへそを膨らませ、白くさせるテクニックも!

お人柄がうかがえるのは、材料のバターが「適量」なこと! なに、適量って!

読者の技量を試すかのような表記! 編集さん、目安、必要ですよ~。あるいは、企業秘密で出さないのでしょうか? まあ、1998年の本に文句をつけても始まらないですね。

webでアタリをつけ、実践し、書籍で検証し、作って食べるを繰り返していけば、いずれ、「私のマドレーヌ」が出来るでしょう。

きょうは、マドレーヌのほかに、本でみたアーモンドチュイールの仕込みもしました。卵黄が余ってしまったので、フレンチトーストも仕込み、さらに勢い余って、ハーブチキンの下ごしらえをし、マカロニサラダも作りました。

にわかにやってきた焼き菓子ブームは、私に「計ること」と「下ごしらえをすること」を学ばせました。

うむ、この知恵、子供の頃に身に付いていたら、人生が違っていたかもしれませんね~。まあ、いっか!
追記。

マドレーヌ

焼いてみたら、少し焦げ風味に。温度が高すぎたかなあ。
でも、割ってみたら、中も茶色っぽいです。焦がしバター色というか。
なるほどー、これは、レシピ通り、紅茶風味だったら、バッチリだったと思います。
(なぜ、レシピ通りに作らない? 私よ!)

アーモンドチューイルは、まんまと失敗しました。
アルミホイルの上に伸ばしたら、見事に張り付きました。これはいかん。
あと、20枚のレシピなのに、9枚分しか伸ばせなかったし、さらに言えば、
それも、くっついて、一枚の板になりました。ぎゃふん。焦げている部分は
大変おいしそうです。こちらは、また気が向いたら……ですね。

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