デトロイト美術館展

友人絶賛の美術館展。頑張って行きましたが、「うーん」でした。ハードル上げすぎました(笑)。

なにしろ、混んでいます! テレビでやった後ではないでしょうか?

「お友達と来たの。印象派? 大好きよ」なマダムが佃煮みたいにいらっしゃいました。あと、ハンチングにスニーカーの紳士たちも。

作品は、粒ぞろいです。ルノアールからピカソ、モディリアーニまで。

ただ、あんまり印象に残らなかったです。混んでいましたしね。ひさしぶりに行ってわかったのですが、私、上野の森美術館は閉塞感があり、得意じゃないんですよ。今回もざっくり4フロアで、再入場不可。意外にコンパクトだったので、最初に戻りましたが、逆流するしかなく、やだなあと思いました。

珍しく、セザンヌに惹かれました。

《サント=ヴィクトワール山》

マティスの《コーヒータイム》

ピカソは、《アルルカンの頭部》、《アニス酒の瓶》

アニス酒は、アニス酒好きとしては、「うん、そんな感じ」な絵でした。意味わかんないけど。

ただ、総じて、発見はないんですよ。

「いかにもこの人らしい」絵ばかりで。

ピサロも、モネもキレイ、キレイ。ゴッホの自画像は、かなりよいものじゃないでしょうか? 20世紀のドイツ絵画は、ちょっとわかんなかったです。エミール・ノルデの《ひまわり》は、目をひきました。

「お友達と来たの」マダム避けを考えると、平日でもランチタイム前の時間帯は、最悪のタイミングだったかもしれません。月、火曜は、写真も撮れるみたいです。

いまんとこ、もう一回行きたいのは、クラナーハだけです。行きたいなあ。

 

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