お猫さま仕様

災害時に備え、黒猫さんにハーネスをつける練習をしたら、
散歩が習慣になり、しつこくせがまれるから、ベランダを網で囲って解放したら、
そこも縄張りになってしまって、真夜中に「ベランダに出たい」で起こされるという
悲劇に見舞われておりました。

真夜中の2時に、「開けて」「開けて」「開けて」で、寝ぼけながらサッシを開け、
猫なんて、ほんの1、2分で戻ってくるのに待てないで寝落ちして、そのまま
風邪を引くパターンを繰り返し、とうとう、導入を決意しました。

サッシ用簡易版猫ドア。

黒猫さんにとって、「開けて」もコミュニケーションの一部だったみたいで、最初こそ、
大変不服そうでしたが、わずか3日で自力で出入りするようになりました。
うちのコ、すごくない?(心の声、ダダ漏れ中)

ジジちゃんは、猫ドアの使い方はわからないみたいです。でも、うるさいのは、黒猫さんだけだし、
黒猫さん、「自分だけが出来る」、「自分だけがやれる」が嬉しいから、このバランスでOKです。

ついでに、木登りポールも導入しました。
新しく開放した天袋を巡って、2匹の中で負けられない戦いが起こり、大変殺伐としていたのです。
これは、もうひとつ、出入り口を作って、気を逸らそうということになり……。
キャットタワー4台目を導入するならば(ええ、2匹なのにすでに3台ありますとも)、
木登りポールがよいだろうと判断したのです。

天井に向かって、猫が登れる棒が伸びるだけ。散歩の途中、これみよがしに
木に登るので、採用しました。

ただ、うち、古いマンションなので、天井が低く、もっともポピュラーなやつは使えなかったのです。
かわりに、違うところで見つけたやつを設置しております。

が、こちらは、基本スルー。
せっかく、高い麻縄仕上げを選んだのに、爪とぎにもしやしません。
そういえば、据え置きタイプの爪とぎ派でした。うちの猫たち。

数カ月おいてみて使わないときは、足場を買い足して、普通のキャットタワーにするつもりです。
今は、リビング、お風呂場、旦那の部屋にキャットタワーがあります。
どんだけお猫さま仕様でしょう?

「開けて」攻撃には、猫ドア、有効です。
ただ、隙間風が寒いです。さすが相場の半額の品。それでも、窓全開よりはよいですが。
お金が出来たら、いいやつに変えたいなあと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加