『伊賀越道中双六』

少し前に見た『沼津』の背景がわかるよと教えていただいたのが、こちら。

「見た、見た、見た」です。

なるほど、こりゃ、仇討ちに義がありますね。

きょうは、12時から16時半までの長丁場なので、覚悟を決め、イヤホンガイドを借りました。

イヤホンガイドを借りなきゃわからない先日の後見にあるまじき色気の京蔵さんスタート。私たちには色恋、縁がないから楽ね的なセリフでしたが、そんだけ、色香を振り撒いておいて、無縁とはたばかりな!

イヤホンガイド、助かります。借りなきゃ、わかんないことだらけでしたよ。

ついでに、幕間の食事も予約しました。これがもう、びっくりするほど、美味しかったです。

国立劇場

きょうのイヤホンガイドは、前半が大昔お仕事した方かもしれません(先方は私を知るわけない)。知識やスキルを考えたら、解説、ぴったりかも。

後半は高木さん。噂にたがわぬ充実解説でした。

国立劇場の50周年記念公演の千秋楽で、なんだか晴れ晴れした気持ちになりました。

まー、これを言ったら実も蓋もないんですが、乳飲み子連れて仇討ち追いかけなきゃ、悲劇のひとつは防げたんじゃないの?とまたもや平成発想で見ちゃいましたよ(笑)。

白無垢からの仕掛けは、なかなか胸を打ちました。お袖も、不思議なキャラでした。可憐で、魅惑的でしたが。

歌舞伎のお約束、決まり事、んな、バカな!を受け入れちゃえばラクになるのに、まだ、抵抗しています。あ、きょうは最後に50周年記念のご挨拶があり、「この先の50年もよろしくお願いいたします」で、笑いが出たのが面白かったです。

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