お茶占い

雨降り、肌寒い朝、おはようございます。

今朝は、夢を見ました。
普段、カジュアルな男性が「章月さん、きょう、そんな恰好でいくの?」と
私に注意を促すのです。
「うん、ダメだったかな?」
「なんだか気になって、早めに来た。僕は、一時間早く行くよ」

いつもラフなのに、きっちりと三つ揃えのスーツです。
え、そんな空間だったの?

焦って「私も早く行くつもりで出たんだけど、そうか、ダメなのか。
ありがとう、着替えていきます」と答え、タクシーを捕まえて、
”あのスーツ”で行くつもりで急ぎます。

が、そういう時に限って、捕まりません。
やっと、相乗りのタクシーを捕まえて、「うちへ」って言ったら、
タクシー内で賭博が行われているし、「奥さん、あのマンションなの? オレも住んでる」な
ことをタクシードライバーが言い出し、なんだか非常にヤバいムードです。
でも、着替えたら、すぐに車を使って出ないと間に合いません。

「10分お待ちください。で、駅まで行って、そこで清算させてくださいね」で、車を
降りたところで、目が覚めました。

ふー。
疲れました。

気になって、お茶占いを。
底の天に、大きな力。片翼をたたんだコンドルのようなものかと思いましたが、
今、見てみたら、寝そべる山羊ですね。これは。
底の地に、異形の龍。おそらく、地龍。双頭の龍、眠るか、吠えるかで一生を終える生き物。
未来に、白羽の矢と前知らせ。
過去に、祖先たちの霊。

山羊の前に台座。
山羊に歯向かう力、が、これは、届きもしません。

私たちの記憶の底に沈むもの。
人類が繰り返し体験し、答えを探ろうとしてきた課題。
大地の底の記憶、過去の蓄積が見え隠れして。
それを生かして、次へ進まないといけないということでしょう。

矛盾はある、あるけれど、それはそれで置いておけばいい。
どっしりと構え、こちらを見つめる山羊の王が私の味方。

双頭の龍、出来損ないと呼ばれ、蔑まれた生き物は、きょうはご機嫌ナナメだけど、
山羊の王の庇護の下、他者には見えない未来を見通すことが出来るのです。
歯向かう力は、かつては純粋な殺意、けれど、今は、王の退屈しのぎの遊びになっています。

誇り高き祖先の霊。戦いで、一族をこの地に招き、平和を築いた人々、あ、山羊だけど、
こちらは、正しきことを成せと思いを託します。

この豊かさを持って、私はことに当たりましょう。
雨は、大地を潤し、世界の意識を下降させます。浮足立ったものは、落ち着きを取り戻し、
深く地に潜るものもあるのでしょう。

委ねること、受け取ること。そして、そこから、未来が変わっていきます。
花を咲かせられる人になるためには、泥と土と水と光と風が必要で。ま、何事も私たちの肥やしになりますね。

雨降りの一日も、どうぞお楽しみください。いっぱいのお茶が、心を静め、やすらぎをくれるでしょう。

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