過日やってきた弟は、5歳下です。
5年の差を痛感しました。若くないわ、私!
この暑さの中、あちこち行き、仕上げがディズニーシーで、翌日義妹は即仕事復帰! 考えるだけで、めまいがしてきます。
偉すぎ、若すぎ!
最近、余裕がないんですよ。
なんでかなーと考えたら、易なわけです。慣れないのよね、世界観に。
うまく言えないんですが、OK!が少ないわけ。そのままで、大丈夫ですよ、があまりない。なんかしら、条件がつきます。中庸がよしとされていますから。
よく、浅草寺のおみくじ、凶が多いと聞くでしょ? きっと似たシステムね。勢いが強いときに、諌めます。うおぅ、ここOKじゃないの?がたくさんあります。
西洋は、足し算。あるいは、掛け算。運がよけりゃ、GO! More!
東洋は、塩梅。勢いづかない、潜伏する。
処世術の方向性の違いがありますよね。サクセスイメージの違い。実力だけではのしあがれない、日本は、嫉妬の国だから。湿気、見えない格差、最近は、わかりやすく出ますが、今持っている人がいつまでも持ち続けけるかと言ったら、そうではない気がしますが。
この世界、リアルに有効なのは、東洋かもしれないのですが、これ、背景にガッツリ組まれた社会の上下関係がある気がしますね。
君子のためのノウハウ。あちこちに戒めが。さらに、ちょいちょい、「だから、女はダメなんだ」な古典的なパワハラが挟まります。女性は陰で、陰は邪で。さぞ、男性には心地よい世界観でしょう。みんな、その陰から生まれたわけですが。
このあたり、素直に受け取れるようになれば、器が広がったということ。もう一年、されど、まだ一年。易は十年といいますから、まあ、気長にやりますか。
あー、あとね! サビアンを丸暗記するような苦しさがあるわけ。サビアンには、「おい、それ、どっから来た?」フレーズがあるでしょ? 12星座キーワードで話が進まず、細かいイメージが有効になったりします。
64卦×6爻だから、384! ま、それほどでもないか。
結局、占いは、同じものを違う表現で捉えようとしているだけとよく思います。宗教も、芸術も、きっと同じ。ただ、オペラと民謡で味わいが変わるように、表れ方、目指すもの、受け取れるものは、違いますよね。
どこに焦点を合わせるか、何を心地よく感じるか、気持ちよく使えるのは何か、模索しております。
いろいろな文化が融合し、モードがバンバン変わる飽きっぽい国民性がね、案外、よいと思うんですよ。日本って、変な国ですよね。試作品って気がしなくもない。
試作品の国で使える占い、なかなか複雑怪奇ですが。精度を高めて参ります。