歌舞伎座へ。

歌舞伎座九月は、渋い。坂東玉三郎さんは、至高の美。

私の中の絶対法則。ずっと。

気持ちは、わかります。大人の事情もわかります。

が、玉さまを見たい!な私が、「能だ、能! 能楽堂に行きたい!」になるのは、いかがなものでしょうか?

うん、ゴムゴムもあるよね、アマテラスの昔からこれが、ゴールだったよね、うん、わかるよ、気持ちは。

昨今、ありえない長さの登場時間も、かわいいかわいい鼓動のため。かわいいかわいいかわいいから、白拍子だけど、朱を着ちゃう!

能楽の幽玄は、やはり鼓。和太鼓じゃない。能管は、もっと響く。魂に届く。

歌舞伎座じゃなきゃ、まだなんとか、かな?

秀山祭、これから、コレなの?

能は、鎮魂。今宵の私にも、必要みたいです。

大昔に見た山本寛斎さんの和太鼓×滝を思い出しました。あれ、和太鼓叩いて、滝出したかっただけやん!な仕上がりでした。あまりに贅沢で、忘れられませんが。

きょうのも、鼓動出したかっただけやん!な仕上がり。玉さまも、きっといろいろあるのよね。

しかし、「失せにけり」待ちしたの、初めてだからね!

辛気臭くてニガテだった俊寛は、ちょっとうるっときました。やっぱ、加齢ね!(笑)

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