映画8/100「くるみ割り人形と秘密の王国」

過日の「マチルダ 禁断の恋」のマチルダ役、最初は、キーラ・ナイトレイだったと知り、彼女目当てでいきました。

が、ディズニー風味で、さっぱりわからず。いや、シュガープラムだとは、わかるんだけどさ、わかるけど、わかんないよ!

冒頭は、クリスマスカラー満載、うっとり。しかし、秘密の王国以降は、「?」に。なにがしたいのか、よくわからない。わからない私がアホですか?

ベーシックな物語を崩す、壊す。それは、いいけど、崩し、壊す意味がわからないんだよねー。なんで崩すのかなー? また、シュガーラッシュといい、小さいものが集まってうじゃうじゃ、ディズニーのトレンドなのかしら? 公開時期のかぶり、気にしないのかな? 最新技術だから、誇示したいのかなー? わかんないなー。

追記。

ベーシックなくるみ割り人形の設定に対し、作品内では、善悪の入れ替えが起こります。味方の裏切り、悪役の善意。

ひっくり返したわりには、取り戻した世界は、たいして素敵ではないわけ。秘密の王国の中で、戦いにより荒廃したおもちゃの国は再建されないまま、新女王であるヒロインは、元の世界へ戻ります。当たり前のように、摂政が仕切っていて。

ヒロインの内面的な成長により、現実は前進するから、そこは、救いだけど。

秘密の王国に行くには、ヒロイン大人すぎるよね?

ヒロイン特化しすぎて、姉と弟空気だし。秘密の王国がお母様作ならば、夢落ち原作とは、意味、変わっちゃうよね。うむむ。

【映画100本チャレンジ】1.メアリーのすべて2.私は、マリア・カラス3.ボヘミアン・ラプソディー4.アリー/スター誕生5.マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!6.マチルダ 禁断の恋7.シュガーラッシュオンライン8.くるみ割り人形と秘密の王国

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2019年1月10日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃