映画の退廃を残しながら、宝塚作品として、しっかりショーアップ、小池修一郎先生は、円熟期を迎えているのですね。
一幕は文句なしに素晴らしい。二幕は駆け足、若干、お手の物ワールドかな? 生徒さんたちは、よくついていってます。
マフィアに、ショービズ、原作より恋愛にフォーカスし、なるほど、宝塚作品は、こう作るのか!でした。
トップさんたちは、退団発表したばかりなんですね。ファンの方が少しでも、たくさん、舞台を楽しめますように。
国立の公演が止まる非常事態。四季も、止めたら、宝塚も、きっと。力づくで新型肺炎を封じこめるなら、時を止めた分、後から返してあげて欲しい。
Twitterで、卒業式を控える人の呟きを読み、特別な春を思いました。奪われる時間、オリンピックのために?
時を止めるのは、仕方ない。ただ、犠牲を敷くなら、いずれ返してあげて。単なる日常ではない人たちもいるんだから。
いま、公開に当たる映画も、お気の毒で。
たくさんの不安、とまどいを諦めに閉じ込めないで欲しい。非常事態、ならば、もっとうまくやって。みなさまが強く生きられますように!