宝塚雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』

映画の退廃を残しながら、宝塚作品として、しっかりショーアップ、小池修一郎先生は、円熟期を迎えているのですね。

一幕は文句なしに素晴らしい。二幕は駆け足、若干、お手の物ワールドかな? 生徒さんたちは、よくついていってます。

マフィアに、ショービズ、原作より恋愛にフォーカスし、なるほど、宝塚作品は、こう作るのか!でした。

トップさんたちは、退団発表したばかりなんですね。ファンの方が少しでも、たくさん、舞台を楽しめますように。

国立の公演が止まる非常事態。四季も、止めたら、宝塚も、きっと。力づくで新型肺炎を封じこめるなら、時を止めた分、後から返してあげて欲しい。

Twitterで、卒業式を控える人の呟きを読み、特別な春を思いました。奪われる時間、オリンピックのために?

時を止めるのは、仕方ない。ただ、犠牲を敷くなら、いずれ返してあげて。単なる日常ではない人たちもいるんだから。

いま、公開に当たる映画も、お気の毒で。

たくさんの不安、とまどいを諦めに閉じ込めないで欲しい。非常事態、ならば、もっとうまくやって。みなさまが強く生きられますように!

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2020年2月27日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃