映画9『ミッドサマー』

牧歌的な美しい世界、夏至の祭典。閉ざされた世界で起こるおぞましい行為、映画は、共鳴して終わります。

かなり長く、退屈。わざとですよね、リアルに観客を作品世界に引きこむために。生理的に気持ちよいものと悪いものが混在します。反転し、価値観が捻られるから、そこに不安が生まれます。間をつなぐブリッジは、信仰という名の清潔感と無垢な善意です。

散りばめらるのは、ルーン文字。

基礎知識くらいしかないから、この使い方、どうなの?で疑問で終わります。

ジョーカー、パラサイト、ミッドサマー、一連のヒットの根はどこにあるのか? 非常に演劇的で、いままでマイナーだったものが台頭している現在の不思議に戸惑います。

占星術のくだりはいらない。絶対、生まれた時間まで調べてないでしょ? ないない、ちょっとイージーに使いすぎ。

そっか!

演劇的発散が、いま、求められているのかもしれませんね。

1.ジョジョ・ラビット2.パラサイト 半地下の家族3.CATS4.フォード&フェラーリ5.ティーンスピリッド6.盗まれたカラヴァッジ7.1917 命がけの伝令8.9人の翻訳家囚われたベストセラー9.ミッドサマー

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2020年3月1日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃