友枝会は、国立能楽堂

さて、カンのいい方は、お気づきでしょう。
さっき、渋谷からなぜ、半蔵門に行っちゃったんだ? 私よ!
見るべき「友枝会」は、国立能楽堂だ! 千駄ヶ谷だ!!!

国立劇場がガランとしていて、「あれ?」となりました。
でも、なんか小劇場の場所を勝手に目指していて。
「あれれ?」となりました。

ヘイ、たくしー!

なんとか、間に合いました。
運転手さんに「羽田と成田を間違えた人もいるから」とか、
「12時のフライトで、12時にタクシー予約だった人もいるから」とか
慰めてもらいました。
いや、それ、最近やったんだよねえ。

11時集合なのに、12時にヘアメイクの予約していたよ。

大急ぎで駆けつけて、なんとか間に合いました。
というか、私、喜多流は、この手の間違いが多くて。
本当は出禁なんじゃないかと思うほど。

友枝昭世さんの『天鼓』、野村萬さんの『清水』、友枝雄太郎さんの『小鍛冶』と正面5列で見てきました。
さらっと書きましたが、こんな席、座れないから!!!

制限つきの千鳥販売が解禁になり、追加販売で隙間に入れちゃったのです。
案の定、二人組のお客様に挟まれることに。
「差し支えなければ、隣にズレますよ」で一席横に行きました。
いやだってさー、先に買ったお客様よりも良席って、
ちょっと申し訳ないですよね。

でも、まあ、正面5列なんて、内部にツテがないと出てこない席ですから、
「きょうはありがたく!」と楽しく拝見しました。

コロナ禍で番組が変わったそうですが、確かに何かが祓われた気がしました。
あと、ちょっと心に残るアクシデントもあって、「人の振り見て我が振り直せ」となりましたよ。しくじっても、引きずらない方がいい。案外、伝わるし、
その滞りに目が向いちゃうから。

最近は、「もっと人を信じよう」と「もっと楽しもう」が私のテーマです。
信じてないんかい?ですが。
楽しくないのかい? うーん、ちゃらぽかやっていますけれどね。
あんまり緊張ってよくないなーって思うようになりました。

目指すところは、高田純次さんとか、所ジョージさんじゃないかと。
ああいう抜き方、すごく大事で。
とりあえず、あほあほ菌は健在ですが、なんとかやっちょります。

では、月曜日を始めましょう。もう10時だよ!!!

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2020年11月2日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃