ナショナルシアターライブに行って心の準備を整える程度には、楽しみにしておりました。雪が降って、ぬかるんだ道もテクテク歩いて行きました。
マリアは、かわいい。いいね!
トニーとの身長差もいいね!
そして、ドクが女性な理由も、なるほどね。
ただなー!!!
冗長な気がしちゃうんですよね。
オリジナルでいいんじゃないかって。
「あれ? ミス・アメリカは?」とか待っちゃうしさ。
「この展開だと、あ、やっぱりないのか。イージー アクション」とかね。
もうオリジナルが染みつき過ぎていて、だから、バン、バンあたりは、
すげえな、この再現力でしたが。まあ、全体のナンバーも、ほぼ昔のまま、
キャストもスタッフも相当大変だったでしょうね。
社会情勢とか、ジェット団とかの背景はわかりやすかったし、
むりやりぶっこんだベルナルドの歌は非常によかった。だけに、
オリジナル縛りをせずにリメイク出来たらもっと素晴らしかったでしょうね。
制約の中で頑張ったのはよくわかる。
だけど、最初からオリジナルを超えさせない意志がある以上、
「リメイク、意味あるかな?」は残ります。
これが初めての人にはいいかも。
ちょいとオリジナルを映画館で見たい気がしますね。
吹き替えは、歌は吹き替えなしなのか。
わかるけれど、そりゃそれで厳しいね。まあ、そうでもしないと守れないのかな??
トニーとマリアの出会いのシーンは、かわいかったし、
チノはいっぱいフォーカスされてよかったねで、
ベルナルドの背景はなるほどだけど、結局、トニーの方が強いわけ?みたいなのもあって、いろいろひっかかりますよ。
ヤル気いっぱいのアニタはかわいかった。
やっぱり、プエルトリコの2人は華やかですよね。
あと、トニーが恋をしていた「ロザライン」的なコにセリフがあったのはよかった。役名なんだろー。2970円のパンフは買ったけれど、まだ見てないや。
私の日本版アニタは樹里咲穂さんなんだなーと余計なことも考えたりしました。
WSSもロミジュリもそんなに好きじゃない。見終わってポカンとするから。
でも、「イージー、アクション」待ちしちゃうくらいには見てるし、聞いている。そのあたりが、ちょっと面白いですね。で、coolは原作のほうが好きだよ。うん。あと、WSSといえばのあのダンスシーンがないのは、イラッとしますね。
振付自体は、しなやかでよかったけれど、やっぱり、あの「444」は欲しいよね。
追記。
旧作と見比べて思ったこと。
ジェット団は、子供の絵踏まない。うん、それが、私が知っているウエスト・サイド・ストーリー。あえて踏ませたのでしょうね。
解釈違いってやつだな。うん。当時の才能、ジェローム・ロビンスとか、
バーンスタインの才能がすごいってこと。
リメイクではなく、新作で組み立てたらどうなるんだろう?
ロミオとジュリエットでは、二人が死んだ。
ウエストサイドでは、ジュリエット、マリアが生き残った。
今どきの話なら、二人とも死なないってことかもね。もうロミジュリじゃないね。
2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ8.真夜中乙女戦争9.コーダ あいのうた10.劇場版 呪術廻戦 0、フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊11.ハウス・オブ・グッチ12.キングスマン:ファースト・エージェント13.大怪獣のあとしまつ14.355 15.【NTL】『ロミオとジュリエット』16.アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行! 17.ウエスト・サイド・ストーリー18.鹿の王 ユナと約束の旅19.ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート20.ちょっと思い出しただけ21.ライダース・オブ・ジャスティス22.ミラクルシティコザ