最近、気をつけていることがあります。
それは、「すぐに動く」こと。
後回しにしないで、さくさくやってしまう。
先月を振り返ると、ざっとこんな感じです。
第一週は、葛断食の調整期でした。
第二週は、頼まれ事、約束の遂行。
第三週は、シェアオフィス契約。
第四週は、トラブル処理。
第五週は、パソコン購入。
ひとつの問題を7日前後で解決しています。
こんなにわかりやすく動くのは、珍しい気がします。
予想を超えたトラブルが起り、やりたいことがひとつ飛んでしまいましたが、
それでも、比較的テキパキ動けた気がします。
このすぐ動く意識、これからも持ち続けたいと思います。
どんどん進んでいく感覚、建設的で快適です。
たとえば、3月の自分から見ると、5月の自分はだいぶ変わりました。
ただ、少し意識が外に向きすぎているきらいがあるので、
そこを内面に、充足へと向けていくことは大事かもしれません。
そうそう、今月の目標は、「廊下に出していた過去の掲載誌を捨てる」でした。
これが意外に手ごわくて。
なぜなら、掲載されたページを切り取らないといけないからです。
半日で終わるかと思いましたが、全然足らず、
結局、2日かかりました。
でも、これも、「進んだ」わけですよね。前とは違います。
とはいえ、断遮離が絶対かといえば、そうでもなくて。
今回のトラブルは、捨てられなかったことが功を奏しました。
「よく取っておきましたね」
弁護士さんに感心されました。
「それは、重要な資料になるので、手元においておくように」
ハイ、そうします。
全部捨ててしまおう、そして、スッキリしたいと願いながらも、
なかなか出来なかったことには理由があるのだなと思いました。
だから、「やりたいけれど、出来ない」にも、
なにか理由があるのだと思います。その理由は、すぐには
わからないことですけれど。
イヤなことが起こっても、それが、次の流れを呼ぶ側面もあります。
人生は、本当にあざなえる縄のようなものかもしれません。
幸福が不幸を招いたり、不運が幸運の始まりになったり……。
これは、本当に、しんどいですけれどね。
でも、そうやって進んでいくのでしょう。
次の展開につながるのです。
そうそう、この前、弁護士さんに会って、
つくづく、感服しました。
彼らは、シャープです。
「あなたが問題にしたいのは、感情的なもつれ?
それとも、現実に被った被害?」
精一杯冷静に、事実関係を資料にまとめて、持っていったのですが、
大半は必要がなくて、参考資料として添付したものだけで、
法的な判断ができるということでした。
誰が何を言ったとか、そういう問題ではないわけです。
ハッとしました。
ある友人に言わせると、「『だから、女は』って言われちゃうんだよ」ですが、
たしかに、私は、誰かが言った言葉やした行動に、意味を持たせ、読み取り、
それに縛られてしまう傾向は強い気がします。
また、人から聞く話も、同様です。
感情的な部分でがんじがらめになってしまい、先へ進めません。
でも、それは、枝葉なんですよね。
枝葉にとらわれてしまうと、本筋を見失ってしまうわけです。
まず、結果から見て、次に、どう動くかを決めるだけ。
このシンプルさ、聡明さは、修得したいと思います。
4月は、なんだかんだで、心がざわついていたので、
5月は、鏡面のようなイメージで、静かな水のように
生きようと思います。
清らかに、澄みわたり。波立たず、豊かに、深く……。
水面下では、速やかに。そして、高潔に!
能動的な内省の時間といいますか。
今月もまた、おつきあいいただければ、幸いです。