予告で予感はしていました。
見て思いました。うん、合わない。
いやー、別に悪い話ではない。
でも、絶賛するほどかー???
これ、「スピルバーグ監督の」という前振りなしに、作品評価されるかしら?
されないと思うんだけど。
ある意味、大変リアルに、大変丁寧に作られているけれど、
「主観」から抜けてなくて、映画とか、演劇に必要な「客観」まで昇華されていない。だからこそ、「こんな個人的な話をありがとう、最高!」になっているのかもだけどさー。
映画が秘密を暴いた仕掛けは面白い。
でも、「作品」として考えたら、これは、もっと効果的に使える切り札で、
スピルバーグ監督の体験を追体験したい人、はーい!で挙手した人にはいいかもね。私は、「どうせやるなら、もっとどぎつくくれ」派なので。
でも、「何かをしたい人」っていうのは、すごいなあと思いました。
友達使って、戦争映画とか、撮れないよね。すごいですよ。
そして、ラストは素敵でしたね。で、そこからが見たいですよね。だから、フェイブルマンズ2があれば、見に行くけれど。あと、あの彼女は面白かった。かわいいね。
ああ、私、楽屋裏とか、そんなに興味がないんですよね。
映画の舞台挨拶は、何かの邦画作品ですっかり幻滅して、いらんって思っている。要は、役者同士の人間関係、映画の中では敵対しているのに、仲良しですアピールとかいらんわけ。たいていは、邪魔しない舞台挨拶だけど、ある俳優さんは、あだ名呼びで仲良しだからねーってやっていた。本当にいらん、あれ。
というわけで、この春の話題作、賞レースの大本命、両方刺さりませんでした。ちゃんちゃん。
2023.03.04イオンシネマ
1.SHE SAID/シー・セッド その名を暴け2.恋のいばら3.ノースマン 導かれし復讐者4.モリコーネ 映画が恋した音楽家5.エンドロールのつづき6.キャバレー7.ヒットラーのための虐殺会議8.ヘアー9.バビロン10.エゴイスト11.君の名前で僕を呼んで12.BLUE GIANT13.別れる決心14.#マンホール15.Sin Clock16.バイオレント・ナイト17.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス18.フェイブルマンズ19.湯道