この前、Bunkamuraでレオナール・フジタ展を見た時に買った一冊です。
なぜ、レオナール・フジタから、ビジネス書に行っちゃうのか、我ながらよくわかりませんが、約一ヶ月かけて読み切りました。7日って書いてあるやんというつっこみは、ナシで(笑)。
いや、どうも最近、読書の気力がなくて。
仕事で読まないといけないものが出てきちゃうため、一冊を読むのに時間がかかっちゃうんですよね。この本、ずっと持ち歩いていたため、非常に年季の入った風貌になっちゃいました。
この一冊には、売れっ子アートディレクターの英知がいっぱい詰まっているのですが、なにより私に響いたのは、「短く、早く」でした。
「やっぱり、素早いレスポンスがいいよね!」
以前、「急ぎ仕事ばっかりやると、そういうのばっか来るよ」と言われたこともあるのですけれど、「それ、何がダメなの?」って思っちゃうんですよ。時間かければいいってものじゃないですし。いや、持続力のなさの言い訳かもしれませんけれど。
急ぎ仕事、無茶ぶり仕事は、そりゃ、あげるまでは苦しいですけれど、やると決めれば、ナチュラルハイになって、自分でも驚くようなモノが出てきたりします。実は、キライではないのです。
でも、最近、ちょっとダレていたので、ちょっと時間をもらっていたのですね。
たとえば、すぐに返事をしないで、帰宅してからとか。
でも、本書は、「やっぱ、スピードでしょ!」って教えてくれました。荒削り、未確定要素がいっぱいでも、さくっと返すと、相手も策を立てやすいとあります(意訳ですよ?)。でも、これ、考えてみれば、当然ですよねー。状況は伝えたほうが、親切です。
なので、改心しまして、最近はレスポンスの早い人に戻りつつあったのですけれど。
さっき、度胆を抜かれました!!!
だって、ついさっき出したサンプル、編集さんから数分でチェックが戻ったんですよ!!!
しかも、移動中の乗り物の中から!!!
久しぶりに、大感動しました!
デキるオトコは、違います!
私が朝カレーを食べている間に、仕事が一段階先へ進みました。びっくり!!!
リアルに、「短く、早く」を実践なさっている方がいらっしゃるわけです。もちろん、この本の影響じゃなくて、もともと、決断が速い方なんだと感じます。こういう方々のおかげで、世界がスムーズに回っているのかもしれません。
やっぱり、早さ。
私の場合、取りこぼしもカンチガイも、当然増えていきますけれど、でも、ザクザクやっていこうと思いました。いつか精度が上がり、「早くて、的確な人」になれれば、御の字。とりあえずは、「早くて、めげない」あたりから攻めて行こうかと(笑)。
ついでに、体のダイエットも、がんばろーと思います(超小声)。ハイ。