消えた器

先日、野良猫にミルクを置いた話を書きましたが、その後日談です。
火曜日、器を回収に行ったところ、なぜか水が入れられていました。

猫が水を入れるわけないので、どなたかが入れ替えたのでしょう。
ふむ。

水入れとしてご活用いただいてもよかったのですが、だったら、
水を持ってくる方が用意するのが筋じゃないかと思い、素直に回収してきました。

で、また水曜日、雨が降る前に、猫ミルクを置いておきました。
キジちゃんのために、ちょびっとだけカリカリも。
本当は置き餌はしたくないのですが、タイミングよく会えないんですよね。

木曜日に器を回収に行ったら、撤収されていました。なぬー?
これ、「手出しをするな」という意味ですかね?

でも、グルさまたちと違って、去勢、避妊手術をする気配がないんですよぉ。
耳がキレイな成猫たちがウロウロいます。
グルさまたちのボランティアさんたちの話をぼんやり聞くと、私の散歩道、
細かく担当エリアが分かれているみたいなんですよね。
川を挟んでこっち側とあっち側、みたいに。
「ハナグロさんは、うちのエリアの子じゃないから去勢しない」みたいに。
ハナグロさん、グルさまのナワバリも餌場にしているのに???
ハナグロさんには、一応飼い主もいるみたいです。
またもやホームレスの人ですが。

まあ、ハナグロさんの話はいいのです。

問題は、チビ猫さん。越冬するには、ちょいと小さすぎる気がして。
木曜の夜に器を回収に行ったときも、小さい影は動くんですよ。
真っ暗で保護もなにもあったもんじゃなかったんですが。

うちの黒猫さんを見ていますと、「猫にしてあげられることって、たいしてないなあ」と
何度も思います。猫は体ひとつで充足しているんですよね。
だから、自由に生きられる野良の幸せっていうのもあると思うのですが。

ま、ご縁があれば、保護出来るでしょうし、なければ、そういうことなのでしょう。
隣町に住む友人の旦那様が猫ボランティア活動をやっているので、
相談すれば捕獲は出来ると思うのですが、洩れ聞く話だけで、
「手一杯」感が伝わってきます。

私が用意した器を片付けた人の良識と優しさに賭けましょう。
置き餌、置きミルクはやめます。それが、本来の姿ですしね。
あとは、猫が選んでくれたら、ちょっとは頑張ります。微力ですけれどね。
この辺りは、縁モノですね。

余談ですが。
きょう、旦那に「お前、顔、傷だらけだな」と笑われました。
もう鼻や口のまわりに模様が入っている感じです。
女むつごうろうの友人に言わせると、「ああ、そういうマイブームなんだね」だそうです。
えー!!! 顔かみつきブーム? それ、いつ終わるの?
ファンデーションが変に埋まって、すごくイヤです。DVにゃんこ健在です。

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