一ヶ月一年考、その後。

桑原正守氏の著書にあった「一ヶ月を一年と思って行動する」を
プレ実践してみようと、5月31日の日記に書きました。
それから、ちょうど一ヶ月、どうなったでしょう?
検証してみましょう。

6月1日 京都へ日帰り旅行。
6月2日 山種美術館「百花繚乱」展& 怜楽舎「秋燕子、抜頭、紫御殿物語」
6月3日 爆睡
6月4日 弥生美術館「魔性の女」展
6月5日 東京江戸美術館「ファインバーグ・コレクション」展
6月6日 終日執筆
6月7日 打ち合わせ&友人とお茶& サントリー美術館「もののあわれと日本の美展
6月8日 親孝行
6月9日 終日執筆
6月10日 執筆、午後から発熱
6月11日 発熱
6月12日 終日執筆
6月13日 終日執筆
6月14日 終日執筆
6月15日 三井記念美術館「河鍋暁斎の能・狂言画」展& 神道文化会「神道文化とお伊勢参り」&
損保ジャパン東郷青児美術館「オディロン・ルドン」展
6月16日 千葉美術館「仏像半島」
6月17日 終日執筆
6月18日 日中執筆&お誕生日会
6月19日 日中執筆&笙の稽古
6月20日 終日執筆
6月21日 日中執筆&整形外科へ、ガングリオン発覚!
6月22日 終日執筆
6月23日 終日執筆
6月24日 脱稿&マッサージへ
6月25日 終日執筆
6月26日 東京ステーションギャラリー「エミール・クラウス」展& 笙の稽古
6月27日 午前執筆&午後、三菱一号美術館「浮世絵 珠玉の斉藤コレクション」展
6月28日 家事、雑用&占術研究
6月29日 友人とランチ&怜楽舎「林歌、団乱旋」&知人ライブ
6月30日 初校チェック

仕事と美術館と社交、笙の稽古……、あらあら、それしかしていません!!!
ちょっと、バランスが悪い気がしますね。

でも、「終日執筆」が意外に多いように、結構働きました。
1年分は、ちょっとありえませんが、通常よりも、頑張ったと思います。

28日に「あれ? きょうは、やることがない?」と気づいたとき、ものすごく
嬉しかったです。きゃっほー!!!みたいな感じでした。
でも、手相と人相の研究を致しました。止まらない、止まれない回遊魚でしょうか?

昨日は29日に詰め込みすぎたせいもあり、大祓にうかがうつもりが、仮眠をしたら、
もう起きられませんでした。
しょうもないですね。

いろいろ落とした感もありますが、まあ、「よくがんばりました」ではないかと。
あとは、来月発売される本で、みなさまからの評価を待つばかりでございます。
来月は、2冊発売されます。
男子のココロをこっそり探る! 小悪魔☆恋愛心理テスト
あやかし緋扇 千年の秘技! うらない・おまじないBOOK (コミックス単行本)

今年はちょっと異常でして、これで 「こっそり読みたいオトナの心理テスト」
「裏の顔まで見える本当の心理テスト」に続き、今年発売4冊となります。
わずか半年で4冊って、ちょっとすごくないですか? 私史上では、初です。
本当にありがたいことです。みなさまのご厚意に支えられております。

プラス、MISTY特別編集で、8月にこちらも出ます。
隠れたホンネを暴く! 血液型パーフェクトBOOK
5月に発売されたMISTY特別編集の コンビニ☆スイーツ占いも、よろしくお願いいたします。

あら、6月を検証するつもりが、リンクだらけになっちゃいました。
今月発売分に関しては、また、改めてご案内いたしますね!

結論から申し上げますと、「一ヶ月一年考」は、有益です!
ちょっと、大変は大変ですが、意識してみる価値あると思うのです。
私は、のんびりタイムと笙の自主稽古、あと、運動がプラス出来たら、
上出来かなって思っています。今月も、いい月に致しましょう!

おとなり、だあれ? Vol.6

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丑三つ時に、こんばんは。

すっかり夜型の章月です。
というか、終わらなかっただけなんですが、確定申告が。
一年ぶりだとやり方忘れちゃうんですよね。でも、人に頼まずに自分でやると、
「ああ、こんなお仕事もあったなー」って思いだせてうれしくなります。

さて、本日のおとなり、だあれ?は、花粉レスキューバンを教えてくださったこの春の恩人からの
ご報告になります。
「おとなりのおとなりは、壇蜜さんですよ!」とメールにあったので、今回は4冊並べてみました。
上原愛加さんのおとなりに壇蜜さんというのが、めっちゃシュールじゃないですか?
ん、というか、これ、上原さんの位置がおかしい?

しかし、「心の下着」ってなんでしょう?
心にパンツ? あ、まずい! 脳内で、ハートの上の方にパンツをはかせちゃいました。
パンツ、さかさまです。これでは、変態さんです。
じゃあ、正しくパンツをはくと?
上2つの半円モコモコで、ほぼパンツになっちゃうんですけれど。

いや、ハートマークを連想した段階で、敗北って気がします。
すみません。私がダメでした。

んー、心の下着っていうのが、どうもピンときませんね。
この広い世界には、心に下着をつけている人もいらっしゃるのでしょうけれど、
基本、心は、マッパ……真っ裸じゃないかなー? 違うのかなー?
あ、でも、心に鎧をつけているという表現はありますね。
すると、いきなり鎧をつけたりはしないから、やっぱりアンダーウエア的なものを
つけたりするのでしょうか?
そしたら、それが、心の下着ってことですよね。

というか、こんなくだらないことをつらつら書いているなら、素直に書店さんに行って、
『蜜の味』を買って読めばいいじゃないってことなんですが。

くー、心の下着、気になるぞー!!!

 

 

十五夜

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先日、先生やお友達と見上げたお月様は、本当に美しかったです。
調べてみたら、十三夜でした。

昔、泉鏡花の作品を散りばめたお芝居を観たことがあります。
「影、影」
子供たちが口々にそう言って、影踏み遊びをして始まるのです。
いくら冒頭のシーンだからといって、そんな何気ない部分を
忘れずに覚えているのには理由があります。
中学時代の先輩が、その子供たちのひとりでお出演になって
いたのです。とてもキレイな方でしたが、いまはもう何を
なさっているのかまったく存じ上げません。

でも、泉鏡花も、お月様も、その後の私の人生にかかわってくるので、
いろいろな偶然、サインはあなどれませんね。

満月の夜に、お財布を振るとお金が入るという話がありますよね。
今は各地に支部があり、結構盛んなんですって?

これ、私はちょっと受け入れがたくて。
お月様とそんな風につきあうと、ちょっと違う方向に行ってしまうような
気がするんですよね。

生きていく以上、お金も必要ですし、食べていくために我慢もしないと
いけません。
だから、お金持ちになりたい……。
でも、それは、手段と目的を取り違えているような気がして。

本当は、お金持ちになりたいのではなく、幸せになりたい、楽しく
生きたいのではないでしょうか?
お金があれば、悩みは全部解決するとしたら、それは、とっても
悲しいことですよね。お金がその人の価値になってしまうのですから。

私は、お月様はもっと遠くにいらして欲しいのです。
その力を借りれば、お金持ちになることは可能かもしれませんが、
そんな現世利益よりも、もっと深く、清らかな部分でつながっていたいです。

だって、満月を見て、「あ、お財布振らなくちゃ」って思うのって……、
いかがですか?
それ、美しい生き方でしょうか?

もっと遠くにいらしてほしいのです。

ある地方の漁師さんたちは、満月の夜は、船を出しません。
現実的な理由としては、船の影が海に落ちるから。
潮の流れがきついから。
でも、その奥に、もっと信仰に近い理由があるかもしれません。

満月の光は、狂気を呼び覚まし、遠い昔、遠い国では、若い女性は
月の光を見るのも、浴びるのも禁じられたといいます。
現代の日本にいる私たちは、そういう古い力、繊細な光に対して、
少し鈍感になっているのかもしれません。

『月光浴』という写真集の大ヒットあたりから、月は見直された気がします。
『月の魔力』や『月の癒し』も、ターニングポイントでしたね。
最近流行の新月の願いなどは、『魂の願い新月のソウルメイキング』が
始まりのように感じます。
我が家には、結構月の本があるのです。やはり、章月だからでしょうか?

今宵は、満月です。よい夜をお過ごしください。
写真は、先生のお宅にあった京都からのお取り寄せのパンです。
実り豊か、ずっしりした力に満ちているような気がしませんか?