海に行きました。
途中、いつもはスルーされる猫たちに、熱烈に呼びかけられました。なあなあ、なあなあ!
「話は聞いてるぜ?」みたいな?
海に行くと、グルさまのすえっこ猫だけがいました。
「ママは、うちにいるからね」と話したら、「にゃあ」しました。通じたかなあ?
お仕事のご依頼、お問い合わせは、こちらへ shouzuki.ayano@gmail.com
きょうは、中国鍼へ。
37回目の鼻鍼は、反応がいまひとつ。でも、後から澱のようなものが出てきました。
この先、仕事が立て込んでいるので、週1の予約を年内いっぱい入れてきましたぞ。
媽祖廟参拝の後は、みなとみらいにあるお取引先にうかがいました。
なので、きょうは中華街の寄り道はなしです。
媽祖廟では、新年の帯を納めてきました。
200円なので、お得ですね。
グルさまは、ちょうど一週間。
顔つきは変わってきました。
まだ拒否られていますが、でも、手からフードを食べます。
ありがたいです。
きょう、面白かったこと。
黒猫さん、グルさまに相手にされないもんだから、腹いせのようにグルさまのトイレの砂を荒らして去っていきました。
あなた、それじゃ、気が弱い酔っぱらいですよ?
「ええい、いまいましい!」みたいな。
かわいそうでしたが、面白かったです。うちの黒猫さん、イイヤツです。ぐしゃぐしゃ、ケッ!
今朝のグルさまは、お皿を持った私の手をなめてくれました。
思い立って、ちゅーるのシリーズの四角い小さいやつを差し出したところ、
食べにくそうにしているので、手に乗せてみたら、上手に食べました。
やっぱりねー、グルさまは、家猫だったのだと思います。
1年半に及ぶつきあいがベースにあるのは確かですが、それでも、順応ぶりが
普通ではありません。
夜は鳴きます。声が出ないのに。
子供が恋しい、また、場所がイヤなのかな?と思い、「帰る? 連れて行くよ」って
言い続けていたのですが、猫が鳴くのは、人間を呼ぶためという説を思い出し、
ちょっとだけご飯をあげたら、落ち着きました。
空腹で鳴いていたみたいです。
その後もまた鳴くので、今度はいろいろ声をかけ続けたら、落ち着きました。
環境の激変による心細さが原因だと思い至りました。
昨日のあおむけの写真は、「グルさま、カワイイねえ」、「美人だねえ」を言い続けたら
撮れました。人間もですが、猫も肯定されると、自信を取り戻せ、物事は正しく回るのだと
確信が持てました。
大丈夫な気がします。
グルさま、もう迷いません。あなたは、うちにいてください。私が守ります。
昨日、悩みまくっていた私に、元トリマーの友人が教えてくれました。
「正解なんてないよ。猫にあるのは、今だけだから」
そうでした!
猫の學校で、南里先生にも教えていただいたのに、忘れていました。
猫には今だけ。
今、この瞬間が幸せなら、OK!
私は、黒猫さんとグルさまの幸せだけ考えていけば、OK!
きょうも、本棚の中にいます。本棚の本を横に倒して、ちょっとだけ空間を作り、
中にフカフカクッションを仕込んだら、体半分だけ乗せていました。カワイイ。
基本は引きこもりなのですが、口元までご飯を運ぶと食べます。カワイイ。
昼は、黒猫さんがいるので、グルさまのまわりはワイヤーネットで囲んでいます。
部屋中ダンボールでカバーしています。
いくらグルさまが好きでも、ルイス・C・ティファニー展の図録とかマーキングされたら
泣くに泣けないですから。
そのうち、猫じゃない話も書けたらいいなあと思いますが、当面は猫です。悪しからず、ご了承くださいませ。
「覚悟が決まるまでは動かないほうがいい」
リリースか、保護かで悩む私に、森冬生先生がアドバイスをくださいました。
私は、グルさまと一緒に暮らしたいのです。
もし、昨日リリースしていたら、今頃探しに行っているでしょう。会えるまで、ずっと探し続けるでしょう。
ただ、迷いは残ります。
あの美しい夕焼け、海をグルさまから奪ってしまったこと。
たいして絡んでいなかったけれど、むしろ、邪魔にしていたけれど、お腹を痛めて生んだ子供たち、娘猫たちと引き離してしまったこと。
うちには、先住猫がいること。
幸い、先住猫は能天気で「おばちゃん、どうして出てこないの?」を毎日繰り返しています。
大きさが倍くらい違いますから、グルさまも相当怖いでしょう。
でもなあ、世間には、ワンコと暮らす猫もいますしね。
ゾウを手懐けて、戦争に駆り出した人たちもいますしね。
旦那には言われました。
「オレ、動物病院でびっくりしたんだよ。『リリースしたほうがいいですか?』って意味がわからなくて。飼う覚悟がないのに、連れて来ちゃったの? じゃあ、何も言えないやって」
言ってよ!!!
覚悟はあるんですよ。グルさまと黒猫さんの幸せを両立するためには
何でもしますよ。
ただ、迷いもあるんですよ。
放っておけばよかったのかな? それで、体が本格的に壊れて、死に至っても、
それがグルさまの運命かな?って。
でも、茂みの中でずっと喘鳴を繰り返していて、まるで土鳩がいるみたいになっていて、
私が行くと、嬉しそうに駆けつけてくれて……。
毎日30分は、尻トンして……。
これから冬で。お外は寒くて。咳をしていて。ボランティアさんは、フードを持っていくだけで。
今も、本棚の中に、土鳩がいます。グルグル、グルグル。
きょうも寒いね、グルさま。フードと水と猫草、またたびケリケリは用意したから、
ゆっくりしてね。トイレは、もうわかったね。
この先、何カ月、何年でも、家庭内野良猫でいいからね。
どうしても帰りたいなら、連れて行くから、出て来てね。
私の夢は暖かい部屋、ホットカーペットの上でグルさまトントンすることです。
キャットタワーの上、黒猫さん。旦那もぼーっと寝ています。
平和な冬の一日。それが、私の夢です。
やりました!
やっとウンチをしてくれました! グルさま! ありがとう!
きょうは、Twitterで「娘たちの元へリリースしなさい」と叱られまして、
そりゃもっともだ、一理あると思い、思い切って、本棚のスキマから
グルさまを追い出してみたんですよ。今生の別れを覚悟して。
だって、もう私のこと、嫌いになっちゃったと思うので。
リリースしたら二度と会ってくれないでしょう。
悪気はなかったけれど、やったのは、拉致監禁です。
ココがいやなら、おうちに帰ろうか。
寒いし、雨も降るし、犬も危ない人もいっぱいくるけれど。
が、ただパニックを引き起こしてしまっただけに終わりました。あれー?
大興奮で、もう手がつけられません。
本棚の一番高いところに陣取って、こっちをにらんでいましたが、
息がどんどん乱れ、つらくなったみたいで、またもや本棚の中に戻っていきました。
そこが巣なのかい? デコボコしていて、居心地悪いだろうに。
関係ないけど、毎日泣いています。
「ごめんね、連れてきちゃって。ごめんね」って。
戻してあげたいけれど、家の中で捕まえることすらできませんよ。
動物病院の後にリリースが正解だったのでしょう。
でもなあ、雪だったしなあ。
薬が効くかどうかもわからなかったし。
即日リリースして、翌日から会えるかもわかんなかったし。
本棚の本を横に倒して、少しだけ空間を作りました。余計なお世話かもだけど。
そして、グルさまの巣となっている隙間からおみくじが出てきました。
「恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる 信木の森のうらみ葛の葉」
被官稲荷神社のキツネみくじ。安倍晴明の花、葛の葉の心情を歌った歌だそうです。
「この一首は、五歳の童子丸(のちの清明)を残して去る母狐のせつなさがうたわれています」
つまり、お姉ちゃん猫とおくびょうちゃんでしょう。
グルさま、クールなお母さんだけど、子供たちが心配なのね。
お子様たちのところにお返ししたいけれど、そのためには、出て来てくれないと
ちょいと難しいのよ。
とりあえず、ウンチはしたので、きょうは、これでよしとしましょう。
明日また、進展がありますように。
ここにアイツがいたにゃ?
グルさまを保護してから、4日が経過しました。
体感として、非常にラクです。仕事や私用が立て込んでいるときに、往復3時間コースの海散歩は、
結構な負担でした。時間帯によっては、人気がなくなるため、日没タイムがギリギリで、
日没までに海にいるというのが、結構大変だったんですよ。
ホントは、朝の散歩にしたかったのですが、朝は長く続けているボランティアさんたちがいらして、
グルさまたちのお腹はいっぱいです。どうせ1日1回ならば、夕方に行ってあげるのがいいだろうと
思っておりました。が、夏場はまだしも、冬至に近いこの時期、16:30を過ぎると途端に暗くなります。
優雅なはずのお散歩が、時間との戦いでした。
きょうは、夕方いってみようと思います。
グルさまのリリースは、可能性として残していますが、本棚のスキマに入ってしまって、ほぼ出てこないので、今はどうにもなりません。荷物を動かせば、引き出せますが、そういう強引なことはしたくないのです。
食欲は十分、特に、ちゅーる系の柔らかくておいしいものを出しているので、抗えないようです。
が、仲良しソングの「グルさまトントン」を歌っても、無視を決め込みます。時には、わざと出て来て、水だけ飲んで、「私に触るな、無礼者」といわんばかりに本棚に戻ります。
それでも、だいぶやわらぎました。
初日の怒りに燃えた目から比べると、顔つきがたまに柔らかくなります。
野良猫だった子を保護して、まだ4日。
冷たく拒絶されていますが、それでも、上等ではないでしょうか?
あとは、ウンチをしてくれれば、安心です。
一杯食べているのに、出さなくていいのでしょうか?
まだ、猫ボランティアさんに事情を話してないので、明日にでも行きたいなあと思っています。
ホントは、今朝行くつもりだったのですが、起きられませんでした。なにせ、夜中の2時に黒猫さんに
「窓開けてくれ」、「腹減った」で起こされたので。
日常とは、かようにつまらないことで変化していくものです。ハイ。
ボランティアさま、グルさまは、うちで怒っています。一応、元気です。
4日暮らしてわかったことは、グルさまは、声帯が潰れているか、枯れているかしています。
だから、全然鳴きません。声なしでシャー言っています。
来週には、グルさまトントンしてあげたいなあ。
毎日、バカみたいに歌っています。グルさまトントン。エア尻トンつき。
おそらく、この調子だと「慣れて気を許した」ころには、うちの子パターンではないかと。
もうグルさま、うちの子になればいいよ。そうしちゃえよ、You!
きょうは、引き続き外科に行きました。
人間ドックが行われているところみたいで、意外に混んでいました。
受付の人いわく、「木曜日は他が休みだから、混みます」とのこと。へー。
でも、それほど待たずに診察となり、無事に抗生物質をもらいました。
外科の先生がダンディで、かっこよかったです。内科と比べると、さっぱりしていますね。
グルさまは、指をなめてくれるし、ご飯のときに体が出るようになりました。
そして、私の郵便物ストックのダンボールをトイレに決めたらしく、おしっこもしていました。
きゃああ。仕方ないので、大半捨てました。さようなら、官製ハガキさん、さようなら、便箋さん。
「グルさま、トントンする?」は、いい思い出みたいで、ちょっと反応してくれます。でも、まだ、
トントンには至りません。
黒猫さんはイヤみたいで、猫パンチとシャーをされていました。というか、そこまでガッツが戻りました。
リリースでもいいです。うちにいてくれてもいい。
とりあえず、一回だけ雪は避けられました。ここからどうなるか、まだ、わかりません。
しかし、紙類をトイレにするとは、やるもんだなあ。