日々のこと
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2025映画7「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」
古き良きアメリカ映画。
序盤の動きが鈍くて、ちょっと脱落しかけましたが、後半、疾走感が出てきます。
ティモシー・シャラメ先生、急成長でびっくり。チョコレート工場で、うーん、この歌唱力でミュージカル映画かあって思ったの、つい最近でしたが、「え、同一人物?」の仕上がり。スターの憂鬱とかやらせると、ドハマリしますね。
エル・ファニングが出てきて、わーい、お得と思いました。そして、エドワード・ノートンの善人オーラに終始癒されますよね。
2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN
思考放棄
特養の窓口の方から連絡があって、
「24日の朝10時、退所となりました」と留守電が入っていました。
えええ?
いろいろナゾなのですが。
グループホームと特養で話がまとまったらしいです。
いや、ゆるっと「24日ですかねえ」の根回ししていたのですが、
時間、キーパーソン、関係ないんすかね? まあ、行きますけれどね。
前キーパーソンの弟が土曜日に母と外出をするのですが、
そこで、また「グルームホームにおいておこうよ」言い出しそうで、
ドキドキしていたのですが、先手を打たれた感じがします。
ま、もういいのかな。考えなくても。
この前、母がぬいぐるみを見せてくれて、
誕生日でどなかからかもらったらしいのですが、
「私からもらった」と言っていて。
いや、私は、塗り絵と36色色鉛筆しか持って行ってないぞ?
老人の孤独を思うと、背筋が凍る思いがするのですが、
仮に同居していても、孤独は解除されないはず。
一人で暮らせなくなったら、どうすればいいのか、答えなんてない気がします。
迷うところ
私の面白い所は、自分の事はめったに占わないことでしょうか?
今、母はデイサービスのケアマネさんが頑張ってくれたおかげで、
奇跡の要介護4が出ています。
でも、これ、何かの間違いで、本当は要介護3とか、2くらいじゃないかと感じるのです。
ともあれ、要介護4なので「特養も入れる」で、申し込むだけ申し込んでいたら、空きが出ました。さらに、面会も済み、「早ければ来週、再来週に入所を」という段階です。
これに難色を示しているのが、長男で。
「まだ、グループホームにおいておきたい」が彼の本音。
まあ、わかるんですよねえ。
今回、お世話になったグループホーム、アタリなんですよ。
母は大変安定して、今は、掃除も手伝っているらしいです。
やれることが増えてきて、場にも人にも馴染んでいます。
「驚くほど早く適応した」とのこと。
面会も、外出も出来るし、お風呂は薪で入れているし、いいところなのです。
が、そんなにお金に余裕がないため、「やっぱり特養じゃないか」はあって。
昨日、長男弟と一緒に特養を見学させてもらったら、私の印象は変わりまして。
前回は1階で、すごく静かだったのです。寝たきりの方も多くて、
「わあ、ここに入れたら、一発で認知症進むな」という印象でした。
今回は、母が入所予定の3階の部屋で。たまたまですが、角部屋で非常に明るい、さらに、入所者さんが優しく柔らかい印象の方々でした。
月数万の負担なら、グループホームに置いておきたい気持ちが強かったのですが、二度目の見学で「いいんじゃないかな?」と気持ちが変わりました。
とりあえず、「どうしてもダメっぽかったら、出戻りもアリで」と言っていただき、「一回、特養に入ってもらおうよ」と弟を説得したのですが。
いやー、何が正解かわからないです。
弟は「たまには外出に連れていってやりたい」「アクリル板越しじゃない面会がいい」と言います。でもさー、母だけ外出の機会が多いと、他の入居者さんの妬みを買うと思うよ……と言ったら、
「それは想像でしょう? どうしてそういうことを言うんだよ」とキレられてしまい。
いや、人の心理ですよ。ごく一般的な。
入院中、お見舞いの頻度、回数で引け目を感じたりしますからねえ。
グループホームにしろ、特養にしろ、「捨てられた」意識は絶対にあるはず。
私が母の立場でも、きっとそれは感じる。でも、それを呑み込み、乗り越えて、適応しているわけで。老人たちは。
疑似家族としてやっているのに、リアル家族がやってくるのは、異分子でしょう。特養の面会は月に4回くらいと言います。ちゃんと理由があるのだと私は感じます。
きっと、母は私と次男の策略で「ここに入れられている」と思っているはず。
特養に移る話も一応して、「いいよ」って言われたけれど、どこまでわかっているかはわからない。そして、特養に移す際に動けるのは、私と次男です。おいこら、長男、いいとこ取りじゃねえか!
まあ、でも、とりあえず、動いてみて。
部屋や施設の広さは、圧倒的に特養なのです。私も住みたいくらいだわ。
と、いろいろモヤりつつ、ひとつずつ、やっていこうと思います。
まずは、世帯分離の代行だわー。面倒くさっ。
2025年映画6「FIOW」
黒猫が水に浮いているポスターが気になって。
公開前に「大量の水が画面に出てきます」で、311配慮もあったのですが、
想像以上の水です。
洪水で水没した世界を黒猫が旅をするアニメーションなのですが、
もううちのくーの若いころにしか見えないわけ。
くーちゃん、もうちょっと賢くて、クールですけれどね。
で、くーが、つらい思いをします。
「いたはずの飼い主がいなくなった」
「ごはんがない」「水もない」
「水に囲まれて動けない」
ゴールデン・レトリバーもつらい思いをします。
黒猫飼い、レトリバー飼いの方はお気をつけて。
なんかね。中途半端な作品なんですよ。
仲間を助けるために、ロープを押さえるとか、
何故か動物が船を操れるとか。
そういうの、徹底してなくせばもっといいのに。
あと、それほど、猫と心を通わせていないんだろうなも
伝わってきます。めっちゃ、黒猫が鳴くんだけど、
野生の猫はムダ鳴きなんかしないから、
その辺りもなんか甘いなって気がしました。
人の関心を引くためには鳴くけれど、
仲間内で媚び鳴きはしないでしょう。
甘えている時は別だろうけれど。
と、いろいろ突っ込みながら見てしまい……
お隣の方は、犬飼いらしく「取ってこい」がツボっていました。
まあ、猫は、いくら仲間がいても、海に飛び込まないと思いますよ。
たぶんね。そういう嘘が気になる作品でした。
2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ
煩悩を消すツアー
無謀な野望を持って、名古屋弾丸ツアーを敢行しました。
きっかけは、愛知県立美術館のパウル・クレー展と
名古屋市立美術館のジャン=ミッシェル・フォロン展の
会期が重なっていたこと。
パウル・クレーは、なぜか東京に来なくて、
ジャン=ミッシェル・フォロンは、ステーションギャラリーで
やっていたけれど、気づかなかったのです。
「行こうと思えば、往復6時間、プラス3時間かあ」で、
1月からずっと「行きたいけれどなあ」していて、
とうとうブチ切れたというわけ。
新幹線の中で、ヤマザキマザック美術館の存在に気づき、
「ロココとアールヌーボーか、行ってもいいかも」で
行ったら、よかったです。ただ、オリガミアートは、
別の機会に観たかった気もしますね。なんか蛇が這っているように見えてしまって。もっとアールヌーボーに浸りたかったし、
ルイス・C・ティファニー美術館っぽさを懐かしみたかったです。
パウル・クレーは、20年くらい前に川村美術館でみたやつのほうが
グッときました。
おそらく、天使シリーズがなかったせいでしょう。
フォロンは、色遣いがかわいくてよかった。
でも、クレーもフォロンも、戦争の気配が濃厚に現われていて、
学芸員さんの腕の見せ所なのかもって思ったりしました。
ついでに、エドワード・ゴーリー展も。
うろんな客くらいしか知らないけれど、ホラーでハイセンス、
タロットカード「不安の箱」を買いました。
で、ひつまぶしを食べて帰ろうと思ったのですが、
新幹線が止まっていましてね。
ちょうど、「動きました」のタイミング。
これは、また止まるかもしないので、映画を見ました。続く。