日々のこと

章月綾乃の日々のこと。

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2025映画7「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」

古き良きアメリカ映画。
序盤の動きが鈍くて、ちょっと脱落しかけましたが、後半、疾走感が出てきます。

ティモシー・シャラメ先生、急成長でびっくり。チョコレート工場で、うーん、この歌唱力でミュージカル映画かあって思ったの、つい最近でしたが、「え、同一人物?」の仕上がり。スターの憂鬱とかやらせると、ドハマリしますね。

エル・ファニングが出てきて、わーい、お得と思いました。そして、エドワード・ノートンの善人オーラに終始癒されますよね。

2025年映画

1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN

2025年3月18日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

思考放棄

特養の窓口の方から連絡があって、
「24日の朝10時、退所となりました」と留守電が入っていました。

えええ?

いろいろナゾなのですが。
グループホームと特養で話がまとまったらしいです。
いや、ゆるっと「24日ですかねえ」の根回ししていたのですが、
時間、キーパーソン、関係ないんすかね? まあ、行きますけれどね。

前キーパーソンの弟が土曜日に母と外出をするのですが、
そこで、また「グルームホームにおいておこうよ」言い出しそうで、
ドキドキしていたのですが、先手を打たれた感じがします。

ま、もういいのかな。考えなくても。

この前、母がぬいぐるみを見せてくれて、
誕生日でどなかからかもらったらしいのですが、
「私からもらった」と言っていて。
いや、私は、塗り絵と36色色鉛筆しか持って行ってないぞ?

老人の孤独を思うと、背筋が凍る思いがするのですが、
仮に同居していても、孤独は解除されないはず。
一人で暮らせなくなったら、どうすればいいのか、答えなんてない気がします。

2025年3月18日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

迷うところ

私の面白い所は、自分の事はめったに占わないことでしょうか?

今、母はデイサービスのケアマネさんが頑張ってくれたおかげで、
奇跡の要介護4が出ています。

でも、これ、何かの間違いで、本当は要介護3とか、2くらいじゃないかと感じるのです。

ともあれ、要介護4なので「特養も入れる」で、申し込むだけ申し込んでいたら、空きが出ました。さらに、面会も済み、「早ければ来週、再来週に入所を」という段階です。

これに難色を示しているのが、長男で。
「まだ、グループホームにおいておきたい」が彼の本音。
まあ、わかるんですよねえ。
今回、お世話になったグループホーム、アタリなんですよ。

母は大変安定して、今は、掃除も手伝っているらしいです。
やれることが増えてきて、場にも人にも馴染んでいます。
「驚くほど早く適応した」とのこと。

面会も、外出も出来るし、お風呂は薪で入れているし、いいところなのです。

が、そんなにお金に余裕がないため、「やっぱり特養じゃないか」はあって。
昨日、長男弟と一緒に特養を見学させてもらったら、私の印象は変わりまして。

前回は1階で、すごく静かだったのです。寝たきりの方も多くて、
「わあ、ここに入れたら、一発で認知症進むな」という印象でした。
今回は、母が入所予定の3階の部屋で。たまたまですが、角部屋で非常に明るい、さらに、入所者さんが優しく柔らかい印象の方々でした。

月数万の負担なら、グループホームに置いておきたい気持ちが強かったのですが、二度目の見学で「いいんじゃないかな?」と気持ちが変わりました。

とりあえず、「どうしてもダメっぽかったら、出戻りもアリで」と言っていただき、「一回、特養に入ってもらおうよ」と弟を説得したのですが。

いやー、何が正解かわからないです。
弟は「たまには外出に連れていってやりたい」「アクリル板越しじゃない面会がいい」と言います。でもさー、母だけ外出の機会が多いと、他の入居者さんの妬みを買うと思うよ……と言ったら、
「それは想像でしょう? どうしてそういうことを言うんだよ」とキレられてしまい。

いや、人の心理ですよ。ごく一般的な。
入院中、お見舞いの頻度、回数で引け目を感じたりしますからねえ。

グループホームにしろ、特養にしろ、「捨てられた」意識は絶対にあるはず。
私が母の立場でも、きっとそれは感じる。でも、それを呑み込み、乗り越えて、適応しているわけで。老人たちは。

疑似家族としてやっているのに、リアル家族がやってくるのは、異分子でしょう。特養の面会は月に4回くらいと言います。ちゃんと理由があるのだと私は感じます。

きっと、母は私と次男の策略で「ここに入れられている」と思っているはず。
特養に移る話も一応して、「いいよ」って言われたけれど、どこまでわかっているかはわからない。そして、特養に移す際に動けるのは、私と次男です。おいこら、長男、いいとこ取りじゃねえか!

まあ、でも、とりあえず、動いてみて。
部屋や施設の広さは、圧倒的に特養なのです。私も住みたいくらいだわ。

と、いろいろモヤりつつ、ひとつずつ、やっていこうと思います。

まずは、世帯分離の代行だわー。面倒くさっ。


2025年3月16日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

2025年映画6「FIOW」

黒猫が水に浮いているポスターが気になって。
公開前に「大量の水が画面に出てきます」で、311配慮もあったのですが、
想像以上の水です。

洪水で水没した世界を黒猫が旅をするアニメーションなのですが、
もううちのくーの若いころにしか見えないわけ。

くーちゃん、もうちょっと賢くて、クールですけれどね。

で、くーが、つらい思いをします。

「いたはずの飼い主がいなくなった」
「ごはんがない」「水もない」
「水に囲まれて動けない」

ゴールデン・レトリバーもつらい思いをします。
黒猫飼い、レトリバー飼いの方はお気をつけて。

なんかね。中途半端な作品なんですよ。
仲間を助けるために、ロープを押さえるとか、
何故か動物が船を操れるとか。
そういうの、徹底してなくせばもっといいのに。

あと、それほど、猫と心を通わせていないんだろうなも
伝わってきます。めっちゃ、黒猫が鳴くんだけど、
野生の猫はムダ鳴きなんかしないから、
その辺りもなんか甘いなって気がしました。

人の関心を引くためには鳴くけれど、
仲間内で媚び鳴きはしないでしょう。
甘えている時は別だろうけれど。
と、いろいろ突っ込みながら見てしまい……

お隣の方は、犬飼いらしく「取ってこい」がツボっていました。
まあ、猫は、いくら仲間がいても、海に飛び込まないと思いますよ。
たぶんね。そういう嘘が気になる作品でした。


2025年映画

1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ

2025年3月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

煩悩を消すツアー

無謀な野望を持って、名古屋弾丸ツアーを敢行しました。

きっかけは、愛知県立美術館のパウル・クレー展と
名古屋市立美術館のジャン=ミッシェル・フォロン展の
会期が重なっていたこと。

パウル・クレーは、なぜか東京に来なくて、
ジャン=ミッシェル・フォロンは、ステーションギャラリーで
やっていたけれど、気づかなかったのです。

「行こうと思えば、往復6時間、プラス3時間かあ」で、
1月からずっと「行きたいけれどなあ」していて、
とうとうブチ切れたというわけ。

新幹線の中で、ヤマザキマザック美術館の存在に気づき、
「ロココとアールヌーボーか、行ってもいいかも」で
行ったら、よかったです。ただ、オリガミアートは、
別の機会に観たかった気もしますね。なんか蛇が這っているように見えてしまって。もっとアールヌーボーに浸りたかったし、
ルイス・C・ティファニー美術館っぽさを懐かしみたかったです。

パウル・クレーは、20年くらい前に川村美術館でみたやつのほうが
グッときました。
おそらく、天使シリーズがなかったせいでしょう。

フォロンは、色遣いがかわいくてよかった。
でも、クレーもフォロンも、戦争の気配が濃厚に現われていて、
学芸員さんの腕の見せ所なのかもって思ったりしました。

ついでに、エドワード・ゴーリー展も。
うろんな客くらいしか知らないけれど、ホラーでハイセンス、
タロットカード「不安の箱」を買いました。

で、ひつまぶしを食べて帰ろうと思ったのですが、
新幹線が止まっていましてね。
ちょうど、「動きました」のタイミング。

これは、また止まるかもしないので、映画を見ました。続く。

2025年3月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃