日々のこと

章月綾乃の日々のこと。

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どうやら茶色らしい

どうも色のセンサーがあるようです。無意識に、色が揃います。

どうやら今は、茶色みたいです。年末に買いそびれ、先日やっと買ったスケジュール帳のカバーは茶色でした。そのときは、ブラウン、スモーキーピンク、アッシュブルーみたいなラインナップで、消去法でブラウンにしたんですが。

きょう、ペンを忘れて、仕方なく買い足したところ、一番ピンとくる色がブラウンでした。へえ、こりゃ、意味がありそうです。

去年の夏、「オルセー美術館展」でマネの《笛を吹く少年》が来日したとき、伊東屋さんタイアップで記念のボールペンとシャープペンシルが並びました。絵に合わせて、赤と黒のツートンカラーで。必要があるわけでも、欲しかったわけでも、もっと言えば、マネが好きなわけでもないのですが、なぜか「買っておいたほうがいい」と思い、買いました。それから、秋になり、やはり赤と黒のツートンカラーのバックを買いました。バック売り場では、なにも考えず、白と黒と悩んだだけでした。帰宅して初めて、「あ、オルセー美術館展で買ったペンと同じ配色だ!」と気づいたのです。

あれは不思議でした。バックが先ならわかるでしょう? 「似た感じ」で、買い揃える感じ。しかし、ペンが先なんてないですよ。赤と黒、ない組み合わせじゃないですが、そうある組み合わせでもないですよね? マネ風のペンは、赤と黒バック専用にしました。

こうして、無意識に色が重なって、やっと自分の心境に気づきます。

今は、茶色。安定を求め、落ち着きを愛し、寛容でありたいと願い、少し頑固なんでしょう(笑)。

春なのにブラウン!

いろいろ謎ですが、まあ、そのうち、また、華やぐでしょう。みなさまは、「あれ、また、この色選んじゃった」はありませんか? あったら、面白いですね。

 

少しずつ

館山

館山 image image

 

 

少しずつ、整えています。

伸びた髪を切り、ネイルを塗り替え、アカスリにいきました。

 

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きょうは、旦那の実家にご案内へ。

風車つきなら素敵ですが、こちらは南房総市にある道の駅のローズマリー公園です。

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買って帰ってきたケーキ、かわいくないですか? 私は後ろのメレンゲのタワーにしました。なかなか珍しいお菓子だと思いますが、なぜか懐かしい味でした。

いろいろあって、やたら健康食品が集まってます。片端から消化してます。こりゃ、健康になっちゃいますね!

アート三昧3「グエルチーノ展」へ

ラストは、グエルチーノ展へ。

バロック、好きなんですよ。荘厳、どんとこい!なんですよ。

画家名は、よく知らないけど、ポスターにそそられました。
こりゃ、絶対、空いているから(ミーハー客はまずいないジャンル)、さらに夜間公開でバッチリ盛り上げようと、うきうき企画し、実行しました。だって、荘厳な宗教画あとに、白々しい昼の光じゃ、余韻が消えちゃいますから。やはり、夜ですよ!

が、最初の部屋は、「ふーん」でした。ま、ありきたりっちゃ、ありきたり。
5月までやってますから、焦らなくてもよかったかしら?で、次の部屋に行ったら、「才能の開花」のタイトルに恥じぬ、弾けっぷり! いきなり質が高くなりました。

うわー、絵がほぼ、宝石ですよ!
キラキラ、どれくらいラピスラズリを使えば、この絵になるの?

そして、まさかゲーテと感想を共有する日が来ようとは!の驚きつきで、「うん、私は、グエルチーノを見たと言ってよいのだな!」とひとり満足しました(このくだり、会場に行けば、意味がわかります)。

《マルシュアスの皮をはぐアポロ》あたりから期待は高まり(しかし、アポロ、意地悪ですよね)、《クレオパトラ》で、わくわくはピークに達します。グエルチーノのクレオパトラは、かなりふくよかでしたが、確かに美しく、しかし、《ルクレティア》と顔が一緒かい?とつっこみを入れたくなりました。《エンデュミオン》で再びワクワクし、《狩人ディアナ》で、あるいはモデルは同じか?と我に返り、ジロジロ、ルクレティアと見比べたりしました(なにをしているんでしょう? 落ち着きがなさすぎです)。

さらに、最後がまた、宗教画というのが痺れます。
「我が国にもあるからね!」のダメ押し所蔵品の《ゴリアテの首を持つダヴィデ》は、見覚えがあり、ふむふむとなりました。

とても素敵でした。いい締めになりました。

奇しくも、「パスキン」、「新印象派」、「グエルチーノ」とアートのタイムカプセルで過去に向かいました。

閉館まで20分を切ってますが、きょうは常設にも行かねばなりません。
フェルメール、見ないと!

が、確かに「帰属」で、らしくないっちゃ、らしくなく、そうだといわれれば、そうかも〜で、素人に見分けがつくはずもないのでした。
しかし、まあ、よくも日本に!
すごい方がいらして、また、太っ腹なわけですよね。

もう一枚の新所蔵作品には、大変そそられました。タイトル、忘れたけど(おい!)。

常設展示という現代に向かうアートのタイムカプセルにまた乗り、無事に21世紀に戻ってきました。
常設のシニャック、大作で素晴らしいのに、新印象派には貸出なしでしたね。

グエルチーノの《放蕩息子の帰還》が、パスキンの《放蕩息子の帰還》にリンクしたのも、嬉かったです。
あと、サロメ、西洋美術館の常設含め、一日で何バージョン見たのでしょう?
個人的には、パスキンのは、「ないよ」で、やはり、ギュスターヴ・モローがいいのでした。

少しだけ、上野の桜も冷やかし、アート三昧な一日が終わりました。おつきあい、ありがとうございます。

アート三昧2「新印象派展」へ

同じく、29日までの新印象派展へ。
その前に、ネイルサロンにいき、やっと伸び伸びネイルを直してもらいました。

東京都美術館へ。

点描です。そこまで頑張らなくても、な世界です。しかし、確かにすごいです。
島根のモネ、そこはかとなく、日本の松っぽく、よかったです。
あなた、何を見に来たの?ですが、ベルト・モリゾは、素敵でした。

ピサロはわりと好きですが、シニャックは、うん、安定のシニャックだね!で、点描ブーム(新印象派というのでは?)の間、シニャックはずっとシニャックであり続けたんだなと変な感心の仕方をしました。

テオ・ファン・レイセルベルヘ《エミール・ヴェルハーレン、ムーラン通りの書斎にて》が素晴らしく響き、なぜに、こんなに響くのかと言えば、ただずまいであり、緑がかった色彩であり、奥行きある人柄を感じるからであり、さらには、なんだか魔法使いっぽく見えるせいです。秘密の杖を持っていそうで。

アンリ=エドモン・クロス《ヤギのいる風景》がやたら気に入ったのですが、なぜかヤギはポストカードになっていて、びっくりしました。買いました。

最後は、マティスの良さに気づき、後味よろしく終了しました。
うわさのマチ針作品、見たかったです。レゴはありましたが、マチ針見たかったな〜。

点描作品は、鑑賞の適正距離が難しいですね〜。
きょうは、まだ頑張りますよ!

アート三昧1「パスキン展」

本日の私は、本気です。
29日終了の美術展を攻めます。

第一弾は、パナソニック汐留ミュージアム、「パスキン展」です。
あまりよく知らない画家さんなんですが、妙に気になって。
捨てがたく、少し早起きして行きました。

完全に不審者です。
《太った女》のまわりをぐるぐるぐるぐる。
欲しい!
好き!
大好き!

後年の作品なんかは、ぶっとび、ひたすら、《太った女》です。少し進んで戻り、最初に戻ってまた、同じ位置に引き寄せられます。
グッズ売り場まで行ったのに、「図録売切れ」の衝撃で、また、見に戻りました。
美しいよ〜!
なんだ、君の吸引力は!
パスキン39から、40歳の作品。個人蔵だから、もう会えないかもしれません。
こんなに好きなのに、なんて切ない。
しかし、快く公開してくださるオーナーや交渉してくださった関係者の方々の好意に感謝しましょう。この一枚がなければ、私のパスキンイメージは、少し違うものになります。

油彩なのに、水彩のように見える作品、くすりと笑っちゃう小技、意味わかんないけど、嫌いじゃない赤ずきんとか。なんだか、やたらと楽しい内容で、来て良かったです。
美術館イメージも変わりました。
ハイテクロッカーを使いこなせませんでしたが、なんかかゆいところに手が届く仕掛けで、嬉しかったです。あ、アラウーノも、すごい(笑)。ぜひ、体験すべきです。

パスキンの絵は、描かれた人の声が聞こえてきそうで。
そんなことを考えながら見直したら、一枚の絵が「もう一度して」と言った気がして、ドキドキしましたよ。

モデルのどこに魅力を感じたのかが、ストレートに伝わってくるんですよね。なんか、とてもわかりやすいのです。
あと、モデルたちが安心してますよね。
信頼関係があったんでしょうね。

もし、生前巡り合っていたら、案外仲良くなれそうです。悪口言い合えて、毎回、憂鬱病につきあって。役に立たない慰めで、早描きでリッチな友人とダラダラ飲むのでしょう。
お葬式では、「あいつはバカだ」とみんなと泣いて、ただ、「仕方ない。やつは、45で死ぬしかなかったかもね」と奇妙な納得をする気がします。

絵から茶色が消えるのは、やはり1923年くらいでしょうか。淡く、輝く色のヴェールに包まれていきます。

1館目から大ヒット。息切れしないように気をつけます。
死ぬまでにまた、《太った女》に会えるといいなと思います。さよなら、美しい人。