友人への手紙

こんばんは。

きょうは、友人への手紙を書かせてください。

「うさぎのリーブラちゃんのママへ」

メールをいただいてから、ずっと言葉を探しています。
あまりのことに、私の思考も止まってしまいました。

誰にも、予想がつかなったことです。
だから、現実に心が追いつきません。

私ですら、こんな有様ですから、あなたは、きっと
ぐちゃぐちゃでしょう。
そんな中、ご連絡をくださって、ありがとう。

つらさの中でも、きちんと気丈にふるまえるあなたが、
ずっと心を砕いてきたこと、そこに、不足があるわけありません。
あれをすればよかった、こうしてあげればよかった、
きっと、いっぱい浮かぶと思うけれど。

大事なことは、ちゃんと伝わっていて。
リーブラちゃんは、弱った体で、それに応えて、頑張って。
でも、約束の時間が来たのでしょう。

最後まで寄り添ってくれるあなたがいて、ご家族がいて、
きっと心強かったと思います。
愛情とか、心配とか、優しさとか、思いやりとか、
いっぱい感じながらの旅立ちだったと思います。

ただただ、ご冥福をお祈りします。

 

追伸
きっと、息吹之笛ですね。
伝えきれなかった思いも、きっと、届くでしょう。
遠くまで響いて、きっと、この先の旅路もさびしくないと思います。
音楽って、そういう力、あるでしょう?
大きい耳で、きっと、ママの息吹をキャッチするでしょう。
そんな気がしませんか?
離れたけれど、でも、ずっと心が寄り添っていて。
それなら、安心できるでしょう?
そしたら、迷わず、まっすぐ進めるでしょう?

吹いてみるといいかもしれません。
私は、笙をそんな風に、吹くこともあります。へっぽこだけどね。

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