おとなり、だあれ? Vol.5

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こんにちは!

きょうは、非常にさわやかで、元気いっぱいです。
なぜなら、点滴してもらったからです。

ビフォーアフターで、もう別人! どんだけ、わかりやすい人間なんでしょう?

点滴をお願いするくらいですから、朝は悲惨でしたね。
もう息も絶え絶え、喘息の定期検診だったのですが、受付でも「発作ですか?」と
聞かれるほど、ヤバい状態でした。

先生に見ていただいたところ、「音は大丈夫そうだけど、小発作だから、じゃあ、
点滴で抑えますか」ってことになりまして。

点滴、久しぶりです。
しかし、なんて効くのでしょう? 吸引もして、呼吸が正常になりました。
面白かったのは、呼吸が楽になった途端、人への配慮が生まれたことです。
「あの方、動きにくそうだな。お手伝い、いるかな?」とか、
「看護士さん、手が荒れているけど、大丈夫かしら?」とか。
体が苦しくて、人どころじゃなかったんですね。

主治医の診察に戻り、「先生、おかげさまで視界も開けました!」と報告したら、
笑われてしまいました。
でも、こういうの、一続きですよね。

帰りは、どっちゃり薬が出てしまい、調剤薬局に行ったのですが、そこでついて
くれた薬剤師さんがもう痛々しいわけ。
目が真っ赤、ハナも真っ赤。だ、だいじょうぶ?
「薬、眠くなるから、本当にギリギリまでガマンしているんです」
えええ???

釈迦に説法って気がしましたが、「ねえ、花粉レスキューバンは試した?」と
話を振ってみました。
「なんですか?」
「あげるから、試してみたら? 合えば、めっけものでしょ?」

めっちゃくちゃ、感謝されちゃいました。
合うといいですね。

これに気を良くし、「そうか、人助けのターンか!」とほくそえみ、
買い物に行きました。
小分けの目のかゆみ止め湿布をちょこちょこ作りました。
「つらい? じゃあ、試す?」が出来るように。
私は、何になりたいのでしょ?
完全に、民間療法オババですよ。これじゃ。

でも、昔の魔女も、こんな感じだったのかもしれませんね。
よく効く薬草を見つけて、自分だけじゃなんだから、村人にも分けてあげて。
そのあげく、火あぶり……。いやいや、そこは、いいか。

きょうのおとなりだあれは、特別です。
なぜなら、我が家の資金の書店さんだからです。扱いがあって、うれしかったです。

で、こんなアップダウンの激しい半日を過ごしていたら、うっかり時間をオーバーしました。
震災から2年。黙祷すべき時間をすっ飛ばしちゃいました。
生活の基盤がガラッと変わってしまった方、心のよりどころを失ってしまった方、
複雑な事情を背負ってしまった方、みなさまに、安らぎや優しさが訪れますように。
ご多幸をお祈りいたします。

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