回想中。

おはようございます。入院七日目の朝です。

やっと人間らしさが戻ってきました。

非常に単純なことですが、排泄を自力でできるかどうかは、生命力に関わる問題だと身を持って理解しました。

尿管カテーテルとバルーンが外れ、トイレへの付き添いを看護師さんにお願いしなくて済むようになり、絶対安静が解かれた今、「あれ?」と拍子抜けしています。

悪夢と体の反発はありましたが、それでも体内に設置される尿管ステントで、かなり楽になりました。ただ、これも石化して体内に張り付いてしまう恐れがあるため、適宜取り替えるなど、医師の監視が必要なのですが。

ここまでで一週間ですが、これは、通常なら外来対応で処置出来るものです。身体が張りまくっていたから、通常のステントが入らなくて、細い造影用の管で代用していたわけです。本来の用途と違うわけですから、気楽に詰まり、その都度、腎臓は悲鳴を上げ、阿鼻叫喚の夜になるという仕様でした。やはり、正しい用途のステントは、多少の不純物やフォアグラ(血のかたまり、治療中覚えました)では、びくともしないのです。

で、ここから、石の治療なわけです。ここまでの阿鼻叫喚は、長い助走に過ぎません。

昨日、運について考えました。

「運がよければ、尿管内視鏡で、体内をチェックせずに済むし、最悪、背中からの尿路確保や石摘出をしなくて済むよな」と。そして、次の瞬間、それは、運じゃないと考え直したのです。もし、ステントが入らないとしたら、理由があり、それは治療を必要とするし、治療が可能な国に生まれたことに感謝しなければなりません。

世の中には、「ダメだ、やはり入らない」でさらに治療を必要とし、背中を切った方もいらっしゃるわけです。透析が必要な方もいらっしゃいます。先天的な事情を抱える方もいらっしゃるでしょう。

他人事ではないし、ましてや運の範疇ではありません。病気から学ぶこと。身体が文字通り体を張り、教えてくれることが大切なんですね。

今回、結石では、私は止まれませんでした。ふくらはぎの慢性的な張りがあり、歩行困難になり、ついでにやった血液検査で「クレアチニンが異常値」とわかり、入院となったのです。やっと止まることが出来ました。あのまま、結石を放置していたら、腎盂炎を起こし、腎不全を併発していました。左の腎臓は、機能低下してますから、透析ライフになったかもしれません。生存率は、50%だそうです。かなり怖いし、瀬戸際でしたね。

そう考えると、なんて優秀な身体なのでしょう。あの手この手で、急ブレーキをかけているわけです。止まれ、止まれ。行っちゃダメ。

今回、二人の方が「今の状態は、いつか終わる」という言葉をくださいました。これには、泣きました。毎日、痛みで泣いてましたが、響きました。

結石治療はこれからですが、前段階で、貴重な体験となりました。また、やる?と言われたら、ブルブル頭を振りますが。

尿管ステントは、「僕、ここにいるよ!」と大変自己主張いたします。

が、尿管カテーテルやバルーンに比べたら、へでもないです。よく出来てますね。

人様のブログや体験記を読み漁り、「尿管ステントが入っているときは、自転車はダメ」を胸に刻みました。

ダブルJと言われるステントが腎臓と膀胱にひょいっと引っかかっている状態なのです。結石を砕き、体内から排泄し、ステントを取ったら、やっと完治です。

いや、先が長い! でも、やるしかありません。では、ご同病の方、頑張りましょう。健康なみなさまも、ご自愛くださいませ。楽しいひな祭りを!

 

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