能楽講座「一角仙人」

久しぶりに、行って来ました。

いやあ、松岡先生、すごいわ。伝統に知性で、ざくざく切り込んで行かれる。学者さんの脳って、なんであんなに、いろいろなものが詰め込まれているの?

また、お家元は、言質を取られないよう、必死で逃げる(笑)。面白すぎるから!

でも、確かに、うっかりうなずいたら、公式見解になっちゃいますもんね。そこは、難しいし、慎重に、慎重に!

文楽は、未だ未体験で。しかし、色っぽいなあ!

人形のポスターが恐ろしく、敬遠していたけど、そうだよね、上方の文化で、江戸言葉だよね、と、当たり前のことに気づいてしまいましたぞ。女性パートの語り、その辺の女形より色っぽいし!

言葉を磨いて、磨いて。意識を高めて、声を磨いて、磨いて。芸を磨いて、それでも、先代には追い付けない、それでも、歴史は動かせない、ただ、つらなり、損ねず、高めつつ、上を目指していく。

きょうは、不思議な歌が混じり、非常に心惑わされ、なんの歌かと考えるうちに、能管の唱歌と気づきました。

すごいわ、伝統芸能。

また、背筋が伸びました。人形浄瑠璃も、見に行きます! 近々、かならず!

 

 

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2017年7月6日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃