映画3/100『ボヘミアン・ラプソディー』

どこかで見ないと!と思っていて、でも、これ、年が明けてからじゃ、相当マヌケじゃないですか?
この前の初ジャニーズの前に見るつもりが、「何を着て行こうか?」で悩んだら、時間がなくなり……。

大晦日に、滑り込みました。

んー、ヒットの理由がわかるようで、わからない。
ハマッたら、リピート。応援上演、うん、それはわからなくもない。

記憶、かもしれません。
世代的にクイーンは間に合っていて、知っています。が、追わなかった……。
自分に似合わない気がして。
自分にはふさわしくない気がして。

見ておけばよかったな、聞いておけばよかったかも。
でも、当時のうちの状況を考えると……。

息を殺すように生きていて。
一日も早く、家を出たくて。

居場所がなかった、閉じていた……。
音楽、カルチャー、どちらも贅沢品扱いだった……。

うちが、もう少し、まともに機能していたら……。
いろいろ享受出来たかもしれない。

社会に出てから、こんなに苦労しなかったかもしれない。

息苦しさ、もどかしさ、寂しさ、居場所のなさ、自信のなさ、そういうのが一気に吹き出ます。
見なかったから、聞かなかったら、なかったことにしていたから。

まー、でも、ジャニーズの前に突っ込まなくてよかったと思いました。ハイ(笑)。
そして、わかる人にしかわからないけれど、「うたこさん」も思い出しました。ハイ。

フレディ・マーキュリーも、マリア・カラスも、40くらいで壁にぶつかっていて。
ああ、いつのまにかフレディ・マーキューリーの年齢を超えていたのかと。
なんだかイカれた人がいる、洋楽は選ばれた人が聞くもの、的な……、聞いてわかるの?みたいな
イヤな空気、中学、高校時代ですね、昨日のように思い出せるのに……。

「幸運は、勇者に味方する」

んー、そっか。
たぶん、構成がわりとオーソドックスだったから、それほど響かなかったのかもしれません。
シネコン封切映画よりも、私はミニシアター作品が好きなんでしょうね。
もっと病んでいい気がするし、もっとクレイジーでいい気がするんですよね。
そういうイメージだったから。非常に健康的、ヘルシーな印象を持ちました。
ラスト21分も煽られて過ぎて、「う、うん」な感じ。
大晦日ギリギリ滑り込みですから、こんなもんですよ。ハイ。

ま、でも、年内に見られてよかったです。来年は、何から見ますかねー?
今、見たいのは、去年公開された『ネオン・デーモン』なのですが。年末年始期間限定、吉祥寺、夜、行かれない!!! 素直にDVDで見ればいいのかもですね。映画とにかく100本見る祭り、いつ完了できますかね??

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