「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」&「宝石 地球がうみだすキセキ」

昨日は、昼過ぎまで易だったので。
帰りに

1.映画「オードリー・ヘップバーン」を見る
2.中華街で鍼を受ける
3.美術展に行く
4.さっさと帰って原稿を書く

で、悩みまして。やりたいのは、上から順なのですが。
映画の時間がイマイチで、2時間空いてしまうわけ。
で、「映画見て帰宅して夕方というのは心によくない」と思って。
「映画見て帰宅して昼下がり」ならいいんですよ。でも、夕方だともうすぐに夜なので。
ならば、混んでいるというし、平日に宝石展をこなすか……と思いました。
鍼はまあ、そのうちにどっかで行くでしょう。きっと。

が、まー、ありえない大間違いで。
宝石展は牛歩で、動かん。
なぜかといえば、「写真撮影OK」だから。

バカなの?

前半が宝石についてのウンチクコーナー、後半が王家のジュエリーで
当然、後半のほうが「じっくり見る」なわけですが、
そっちは写真撮れないから、さくさく進むわけ。

もう本当に、考え直した方がいいよ。主催。
で、初めてアートスコープが役に立ちました。

細かい細工が良く見えます。
というかねー、これ、拡大鏡をつけてあげなさいよ。
あるだろう、国立の博物館なら。

6倍だか、8倍だか(どっちだったか忘れた)のアートスコープで見えるんだから、ちょこっとつけてあげればいいじゃん。
全部じゃなくてもさ。

写真なんて撮らせないでさ、で、さくさく人を流そうよ。

ただ、後半がサクサクで、さらに、私にはアートスコープがあるので、
大変楽しく充実しました。願わくば、前半もアートスコープで心行くまで堪能したかったよ。ちぇ。

面白かったのは、ひとつすごく気に入ったティアラがあって。
「ああ、コレを所有できる身分だったら、そりゃ、庶民が飢えていても気にせんわ」と思ったこと。
古代ローマの建築を頭にのっけるみたいなデザインなんですけれどね。
好きです。すごく。

戯れに検索かけたら、公式が取り上げてました。
「ロシアン クラウン ジ ココシュニックスタイルュエルズ
コッホ作 アクアマリンとダイヤモンドのティアラ」というやつ。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」国立科学博物館 (abc0120.net)

「ブシュロン作 アール・ヌーヴォー プリカジュール・エナメル インセクト・ブローチ」
こちらも、もう穴が空く程みちゃった。ものすごく繊細。
エナメルを溶かしいれたというのが、もう意味がわからない。

スコットランド国立美術館は、まあ、普通。
目玉の《ヴォルドグレイブ家の貴婦人たち》は、迫力がありましたが、「昔の髪型、暑いな」というよくわからない感想となりました。1780年くらいの作品。
そのはす向かいのトマス・ゲインズバラ《ノーマンコートのセリーナ・シスルスウェイトの肖像 》1778年。この当時の貴族たちは大変ですね。
ラファエロなんてあった???って思ったら、習作だったんですね。
そりゃ、さらっと見ちゃうよ。

マクベスは、今年冒頭に観た映画を思い出し……。
レンブランドとルーベンスがあっても、個人的にわりとさらっと見てしまいました。コローの絵もよかったなー。51歳の頃かーといろいろ考えながら見ちゃった。
ミレイの絵「古来比類なき甘美な瞳」は、何回か目で、毎回貸していただいているのですね。これ、どうしてもお腹に目が行ってしまって。妊娠しているように見えてならなくて(同じように見ている人がネットにいらしてホッとしました)。
でも、ラストのナイアガラの滝に全部持っていかれちゃうからなー。
いや、かっこいい。すごい。
つい「うわ、かっこい」って言っちゃったもん。

でもなー、唐突過ぎて(笑)
他が全部飛びますね。ポーンと。

私は一体いつ、行かれるのでしょう? ヘップバーンの映画。
5/6公開で、あっというまに3週間経っちゃう。タイミングって難しいね。

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2022年5月19日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃