1930、40年の豊かさ。
何かを連想すると思ったら、フィッツジェラルド。
戦争を経て、魂は再生へ向かい、作家は自分のために物語を紡ぎます。
美しい世界。壊された世界。
これは、めちゃくちゃ好き。願わくば、前半の時代で時が止まれば。
物語に閉じ込められた作家。
サリンジャーは、現実を締め出すことで、自分を取り戻していきます。

追記。
どうも、この辺り、いろいろ混同しているようで。
同世代の多くの人がそうであると予測しますが、私もまた、ロスト・ジェネレーション、ジャズエイジに憧れがあります。だから、この映画の前半部分の豊かさ、文化に心が反応するのでしょう。
重厚な木の枠を持つ窓、そこから、こぼれる光、レトロなランプ、革張りのソファー、シャンパン、マティーニ、くるんと丸まったヘアスタイル、ジャズ、憧れに胸がときめくのです。
でも、この豊かさの中では、サリンジャーは真の意味では、目覚めません。
戦争、戦後を経て、名声を勝ち得ていきます。それは、書くこと、自分に向き合うこととの戦いで。これは、もう一度見たい作品かもしれません。
この100本チャレンジで、もう一度見たいのは、「メアリーの総て」、そして、「ライ麦畑の反逆者 ひとりぼっちのサリンジャー」、共通するのは、作家の物語であることですね。
【映画100本チャレンジ】1.メアリーのすべて2.私は、マリア・カラス3.ボヘミアン・ラプソディー4.アリー/スター誕生5.マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!6.マチルダ 禁断の恋7.シュガーラッシュオンライン8.くるみ割り人形と秘密の王国9.緊急検証! THE Movie ネッシーVSノストラダムスVSユリゲラー10.来る11.アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング12.迫り来る嵐13.日日是好日14.葡萄畑へ帰ろう15.ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー