気になる夢を見ました。あ、これは、夢落ち日記です。
私は、ドラマ仕立ての夢をよく見るのですが、きょうも、その仲間です。
巨大なセミナー会場みたいなところにいまして、そこで、いろいろあり、いつのまにか「片手で持てる引き伸ばされた菱形っぽい石」を手にしていました。
なんだろうな、これ?
棍棒じゃないし、なにかの道具かなあ?
なぜ、自分が持っているのかは、わかりません。
不思議に思いながら、歩いていると、材質が違うイノシシの石像がありまして、なんの気なしに、手前のスペースに置きました。
イノシシと菱形がピカッと光り、形が決まりました。
「あ、これ、仔イノシシか!」と理解したところで、目が覚めました。
これ、気になるでしょ?
ただ、イノシシで夢占いの検索をかけると、「怪我や病気」を表すとなるんです。
いやあ、あのイノシシ親子が、私に悪さをするわけありません。
離れ離れになっていたのに、再会したんですよ〜?
イノシシから連想するのは、猪突猛進ですよね。
感覚としては、そういう運に乗りましたよ〜って、予告な気がします。
話は変わり、「仔」で思い出しました。
少し前、学生さんたちの自称に使われましたよね。この文字。
本来は、動物に使う文字ですから、運がいい、悪いなら、自虐になり、あまりよろしくありませんよね。
親世代に叱られた人も、いらっしゃるかもしれません。
しかし、それは、厄除けなんですよね。
仔文化に限らず、若い世代発の流行やスタイルは、大半が珍妙です。夢中になっていた本人たちも、成人してから「あれ、なんであんなに夢中だったんだろうね」と語りあうことになりますよね。
イノシシの親子について考えていたら、ひらめきました。
奇妙な若者文化は、厄除けであり、魔除けなんですね。
集団の意識が、わざとイカれたチョイスをし、他の世代と同じフィールドに立たないように、あえて下げる、汚すのでしょう。
そうすれば、妬まれないから。
憎まれないから。
足を引っ張られないから。
同じフィールドに存在したら、40、50の親世代、20、30の未来の上司世代より、13〜18あたりの大人予備軍のほうが、しなやかで美しいわけで。
江戸時代あたりなら、出産していてもおかしくなくて。
それを、文化の変化で、成人ポイントを引き上げ、どんどん予備時代が引き伸ばされているわけですよね。
大人に嫉妬させないための自分下げ文化なんですよね。
最近は、チョイスするアイテムも、かなり幼児化しています。 ふわもことか、明らかに赤ちゃん文化ではないですか。
あれも、世代的なメッセージ、私たちはまだ、かわいい子供、本気で相手にするほうがバカ、かわいがってね……ですよね。
親世代からみたら、「そんな動物の子供じゃないんだから、あなたは、人間の子よ」とか、「また、だらしない格好をして」など、自分のようになりなさいと叱るわけですが。万一、親みたいになったら、簡単に追い抜けちゃうわけですよ。年齢差だけじゃ、勝てないから。
そういうのが、無意識にわかっているんでしょうね。
ネガティブ落としで、身を守る方法も、この魔除け発想に近いですよね。
私って、ダメなやつ。
どうせ無理だから。
そういう設定にしておくと、楽なわけ。やらなくていいくから、うまくいかなくても仕方ないから。
しかし、ネガティブは、自分を傷つけますよ〜。「仔」表記が、自己評価を下げるのと同じで。
どう生きるかは、自分で選んでいるわけです。
私は、イノシシの夢をマニュアルで、「警告夢」だとは解釈しません。「急激な変化、しばらくは、止まれないよ」と読み解きます。
定義します。
イノシシの夢で、「怪我か病気か、イヤだな」とくよくよするのも人生、「お、いきなり来るんだね?」で、心の準備をするのも人生です。
どちらがいいかは、あなたのお好み次第です。
あ、今検索かけてみたら、イノシシには、「財産」というニュアンスもあるようです。きゃ〜、イノシシ親子の恩返しで、リッチになっちゃったら、どうしましょう!
おめでたい性格だと、生きるのが楽ですな。