昨日は、横濱媽祖廟の良縁祈願祭でした。媽祖廟のお姉さんたちに「早くおいで」と繰返し言われたので、頑張って早く行きましたら~!
なんと閉まっていました!
あまりのことに笑ってしまい、腹ごしらえをしに、馬さんの店龍仙まで朝粥を食べに行くことに。
朝から海老やイカなど豪華粥をいただき、すっかり満足して、出直しましたら~、なんと受付番号一番!でした。
良縁祈願祭の飾り付けは、キラキラ。
香炉から見る景色もキラキラです。
さすがに一番は、申し訳なさすぎと思っていたところ、二~四番も笙仲間、鼻鍼仲間さんとそのお友達で、「なーんだ、なら、いいや」になりました。
10時30分くらいに戻るように言われまして。
「あなた、一番なら早く来て」と言われ、緊張してましたら、別に列に並ばされたりせず、「?」なまま、神殿の周りを取り囲みます。私は、なんとなーく、入口に近いあたりにいました。
主賓のみなさまが中に入り、中国語と日本語によるアナウンスで神事が始まります。
見た印象では、日本の神道の祝詞的なものはなく、爆竹の祓い、銅鑼による祓い、あとは基本は、捧げ物と拝礼の繰返しでした。
主賓のみなさまの三礼は、私の体感より長めでした。祭主様に合わせ頭を下げているつもりが、私だけカーテンコールで早く頭を上げてしまった人みたいになってしまい、ひとりで何度もくすくす笑ってしまいました。
見覚えた作法としては、神殿に入る前に一揖する(いちゆう、礼よりも浅い会釈)、神殿に入る前の足は決まってない風、膝をついての三礼は、手を合わせたあと、足下のクッションに手を下ろし、伏していらっしゃいました。もっとも、媽祖廟の方によると、「大事なのは、気持ち。形は大丈夫」だそうですよ。
赤い長い紙に金文字で、参拝者の名前が書き込まれ、読み上げられ、最後に焚き上げられます。一連の式典が終わり、やっと順番に中に案内されます。
媽祖様の前に置かれた月下老人様のご神体に一礼し、祭主さまに筆で第三の目あたりに、「チョン」とキラキラをつけていただきます。
「よいご縁がありますように」
そして、大きな人形の左手から赤い糸を抜くように言われます。さらに、金色の丸い箱に入ったお守りもいただき、終了です。
神事参加申し込みが早く終わってしまったため、「なぜだろう?」と思っていたのですが、これは、無理もありません。これだけの準備、大変です。
祭祀は、祈りであり、真心なんだなあと思いました。
申し込みに間に合わなかった方々を横濱媽祖廟のご案内をし、それから、笙仲間さんやマリィ・プリマヴェラ先生とランチを食べて、中華街を後にしました。
というか、横濱媽祖廟の案内、出来るようになっちゃいましたね(笑)。春節に笙の兄弟子にくっついて来たときから昨日の良縁祈願祭で、ちょうど20回通ったことになります。