映画10『劇場版 呪術廻戦 0』

やっと見れました。リカちゃん強すぎだろうは、さておき、ほとんど戦っているので、アニメーション技術のすごさを堪能してもうおなかいっぱいです。

作りが30分のアニメを4つつなげましたみたいな仕上がりだったのも、気になるけれど、スピード感はありましたね。

2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ8.真夜中乙女戦争9.コーダ あいのうた10.劇場版 呪術廻戦 0、フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊11.ハウス・オブ・グッチ12.キングスマン:ファースト・エージェント13.大怪獣のあとしまつ14.355 15.【NTL】『ロミオとジュリエット』16.アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行! 17.ウエスト・サイド・ストーリー18.鹿の王 ユナと約束の旅19.ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート20.ちょっと思い出しただけ21.ライダース・オブ・ジャスティス22.ミラクルシティコザ

映画9『コーダ あいのうた』

聞こえない家族、聾唖者の両親に兄、妹だけが聴こえる。しかも、歌の才能がある。

海で歌う。

聞こえないから生活音が大きい。

障害を恥じる気持ちと愛情のせめぎ合い。

守ることで、スポイルする可能性。

特殊な事情、漁師で同業者と連帯しないってありえるかな? 助け合いが基本だから、もっと近いはず。ただ、ライバルでもあるだろうけどね。多少は、手話使えるようになるよね。

先生贔屓しすぎじゃない? いい先生だけどさ。

ま、いろいろありますが、久しぶりにいい話でした。

作り込み過ぎでファンタジーに見えちゃうのがマイナスだけど、なんかホッとする話でした。今年、チョイスが攻め過ぎてるせいかも。しかし、観たいやつ、全然見れてないんですけどね。大作、長すぎで時間が取れないよー!

2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ8.真夜中乙女戦争9.コーダ あいのうた

映画8『真夜中乙女戦争』

ラストシーンがキレイでした。カメラワークは、面白かった。

若ければ、刺さるかな?

どうかな?

先輩の呟きは、リアルで。あれは、日本の今で。

が、東京を燃やしても、首都が移るだけだし、簡単に侵略されちゃうだろうし。どうすりゃいいのかね? わからんね。

2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ8.真夜中乙女戦争9.コーダ あいのうた10.劇場版 呪術廻戦 0、フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊11.ハウス・オブ・グッチ12.キングスマン:ファースト・エージェント13.大怪獣のあとしまつ14.355 15.【NTL】『ロミオとジュリエット』16.アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行! 17.ウエスト・サイド・ストーリー18.鹿の王 ユナと約束の旅19.ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート20.ちょっと思い出しただけ21.ライダース・オブ・ジャスティス22.ミラクルシティコザ

映画7「エル プラネタ」

1月16日 シネマカリテにて。

いつも思うけど、シネマカリテの体温測定器、高さが合わない。いつもトライしますが、成功しない。あれはなんのためにあるんだろう?

さて、この作品、軽く死にたくなりました。

ひとつは、作品を覆う息苦しさ。貧困。

もうひとつは、猫!

もういない猫を愛でるのです。その喪失感たるや!

猫は見送る気でいますよ、しかし、そんな日が来たら、もう書けないかも知れません。

さらに席を最後列センターで取っていたのですが、わりと空席があるのに、無理やり横に座る人がいて、さらに、その人がずっとポップコーンを食べているんですよ。一体、いつまで? 今、食べ続けないとダメなの?

だいたい一個置きに空けるのが不文律のマナー、が、座りにくいから、なら、どセンターがいいと思ったんだよね。何かの理由でご飯も食べ損ねたんだよね、わかるよ、わかるけど!

食い詰め身体を売ろうとし、安く買い叩かれそうになる物語を見ながら、ポップコーンの咀嚼音を感じるのは苦痛でしたね。

なんかいろいろイヤになり、死にたくなるのですが、その憂鬱は映画からもっていて、私のものでなく。

いきなり、Finが来て、なかなかびっくりしますよ。

2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ

映画5、6「ジャネット」「ジャンヌ」

1月15日、ユーロスペースにて。

予告がヘンテコ過ぎて、絶対に見たいと思いました。

内容はジャネットは、羊飼いの少女、天啓を授かるの巻。鏡獅子風ヘッドバンギングつき。

ジャネット役のコ、かわいいんだけど小さ過ぎて実力がよくわかんない。喜怒哀楽を殺した演出もあるんだけど。

ジャンヌは、シュールな戦い風騎馬パフォーマンスと野っ原会合を経ての異端審問が延々と続いていく。拷問シーンなどは、段取りだけやり、あとは想像にお任せします風。

前衛芝居を見ているような、しんどい世界。

が、なぜ、羊飼いの少女が軍隊を率いたのかな?とか、異端審問やばいは、伝わってきます。あと中世はなかなか寒々しく、タイムリープして中世に行ってもひ弱過ぎて生き残れない気はしました。ジャンヌの牢屋、石と扉、ベッドは藁だったし。

神の声を聞いた、そう言われて、信じられるかな?わからないな。

2022年映画
1.マクベス2.ヴォイス・オブ・ラブ3.決戦は日曜日4.明け方の若者たち5.ジャネット6.ジャンヌ7.エル プラネタ

ミュージカル「MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー」

ぐるっと回ってきたチケットで、拝見しました。

久しぶりのシアターコクーン。最後に来たのがいつか、もうわかりません。

死体を巡る物語、坂本昌行さんと海宝直人さんの二人芝居+その辺にいるスタッフ、みたいな仕掛け。

昔よく見ていた感じの話でした。

2022年1月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

昔はもどき劇団と言ったはず

旧友が出演したのは宝塚を模倣する劇団で、基準が宝塚にある上、仲間同士でやっているから、出演者みんなに見せ場があり、みんなが歌うという、
「あー、ですよね」な世界でした。
端役にまでジュリエットのような死があるのですよ。ふふふ。

コスプレ文化も経て、やれることは全部やっていて、形はそれっぽく、でも、全体に早口で聞き取れず、聞き取れなくても問題がなくて、旧友を見たからもういいような気がしたけれど、密閉された空間で外には出られず……。1時間40分、頑張ろう!でした。やりたいこと、伝えたいことが「宝塚みたいな世界が好き」に終始しているから、そこで止まるんですよね。

昔、付き合いでもどき劇団をいくつか見た記憶が蘇り、当時よりも、凝っているのはわかったけれど、そうか、まだあるのか、と思って帰りました。

「出ます」を聞いたのが、5日前だから行かなくてもよかったんですが、
新年会の予定があるため、家で仕事をしても集中力がもたないし、
「ジャネット」と「ジャンヌ」を優先しちゃうと、ちょっと自分じゃない気がして、「よし、行くか!」で行きました。

墨田区の倉庫を使った劇場で、どの駅からも歩いて15分というすごい世界、
ちょうどよく、錦糸町の映画館で「明け方の若者たち」がかかっていたので、
合わせていくことにしたのですが。

「好きだからやる」はいいですよね。
ただなー、5500円は安くはないよね。
映画なら3本見れてしまう。

演劇ってすごいジャンルですよね。
そして、「明け方の若者たち」とこの模倣劇団とで、
若さはないし、なくていいしという自分に気づいて。

徹夜のダラダラした朝を迎えるよりも、
早寝をして、キリッと早朝を迎えたい。
何かになりたいではなく、もう自分はいて。

そういえば、4、5年前に行ったショーつきのお店も、
みなさん、宝塚お好きでしたね

ボヘミアン・ラプソディーのヒットから、
映画のミュージカル化が進んでいるから、そことの比較をしちゃいますよ。
大事なのは、模倣の先にあるもの。
作品のテーマだったり、各々の技術だったり、ね。
自分の人生でも、いつも考えているんですが、なかなか手が回りません。にゃ。




2022年1月10日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

映画4「明け方の若者たち」

ベッドシーン、いらなくない?

気持ち悪いよ、なんだ、あのバスローブ。

2人共、脱げない契約なら、あんなシーンつくんな、気持ち悪い。

前半は違和感、途中、パチッとはまる面白さはある。でも、それを知ったあとは、で?

私が若さから遠いがひとつ。

2人があまりに似合ってないがひとつ。

セリフが生理的に合わないがひとつ。

まー、バスローブのベッドシーンはいらんよ。やらせんな、あほくさい。

映画3「決戦は日曜日」

宮腰りえさん演じるゆみさんが、ブレるわけ。

1、大臣まで務めた議員の娘

2、ネイルサロンの社長

3、ホスト好き、19歳好き

で、箱入り

わかんない!

完全に箱入りにするか、

世慣れてずれている人にするか、どっちかですよ。半端な!

窪田正孝さん演じる秘書や選挙事務所は、秘書ってそうなんだーはあったけど、やはり、彼があの決断をする理由はわからない。だって、仕事に大義があるはずで、その大義のために、秘書力高めだわけでしょ?

うーむ、わからん。予告は面白かったから、あのトーンで行くと思ってました!

罵倒する人、しない人

お腹が壊れていて、力が入りません。
年末に自分のために買った和光のショコラをすっかり忘れていて、
昨日が賞味期限だったのですが、食べられず、
もうデリケートな美味しさは失われていて、

こういうところが自分っぽいと思うわけですよ。
足らないとイヤだから、先回りして、結局手が回らない。

神田沙也加さんの後追いのニュース、なかなかショッキングでしたね。
昨夜はそうだったのかーで、お腹痛いで寝て(足もつって)
夜中に起きて、「いや、待てよ」と思い直して……。

まず、記事を全肯定で進めますと。

世の中には、人を罵倒する人としない人がいて。
今回の場合は、罵倒する人に当たっちゃったってことなんだけど。

でも、そもそも、「罵倒されたからって、死ぬか?」ってところを忘れてはいけないわけですよ。
罵倒されたからといって「罵倒される価値のない人間」みたいに自分を下げてしまうのは、間違いと私たちはわかっていますよね。
でも、「そうか、じゃあ、死のう」とか、「私が死んだら、この人は一生私を忘れないに違いない」とか、そっちに行っちゃうのは、やっぱりおかしいわけですよ。
だから、「ひどい。そんなこと言われたら、耐えられない」は、ちょっと情緒に走り過ぎていて、「いやいや、耐えられますよ」って話なんですよね。落ち着こう、ちょっとコロナ禍で変になっているよ、みなさん。

かく言う私も「いいよ、死ぬよ」って、「もういいかな?」と思ったことがあります。小学校3年生のころかな? 「死ねよ」を言ったのは、クラスメイト。小三メンタルね。

その時、ある女の子が「やめなよ」って言ってくれて、
「そうか、やめよう」って思って、しばらく命の恩人だなと思って感謝していたんだけど、二年くらいして(ずっと感謝してたんですよね)、「そんなんじゃないからやめて」ってハガキが来て、年賀状だったのかな?
ああ、そういうんじゃないんだって思って、感謝しちゃいけないんだと考え直したってことがありました。わかってないなりに、人との関係について考えた事件でしたね。それくらい他人との接点がなかった幼少期なわけですが。

つまり、小学校3年の私は、「生きていてもいいことがない」って思っていて、
「死ねよ」って言ってくるいじめっ子の言葉に、「今、死んだら、こいつに重荷を負わせられる。もうそれでいっか」って思って、結構本気で死のうと思っていたわけですよ。

で、やりとりを見ていた別のクラスメイトの女の子は、意外に私が本気っぽいのを見て、好きでもなんでもなく、むしろ嫌いだけど、止めてみたと。
そしたら、ずっと感謝されて困ってしまった、アナタとは関係ないのに。

大人になっても、男女のつきあいの中で、「死ねよ」が出ることもありますよ。
上流階級ではなく、ヤンキー系の登場人物でしょうけれどね。
で、その裏には、「死ぬわけがない」という計算もあるわけで。タカを括っているから、気楽に言えちゃう。罵倒組は、罵倒されたくらいでは人は死なないと思っているわけですよ。

なんだろうなあ、「そんな人にひっかかるなんて」って話でもあるんだけど、
「そんな人にだからこそ、認めて欲しい」「全肯定して愛して欲しい」が出てきてしまうんでしょうね。もっといくらでも、情緒が安定していて、人間的に丸い人はいるだろうけれど、そういう人は刺さらないわけ。恋は出来ない。

壊れているからこそ、美しさを感じるがあって。焦がれて、惹かれて、自分のものにしたくなって。

そういう心の背景みたいなものがあるわけで。

10日以上寝かせても、映画を2本見ても、まだ「世界一美しい少年」から抜けられないのですが、神田沙也加さんにも、もう余人が想像できない世界があって。
だって、松田聖子さんの娘ですよ。神田正輝さんの娘だけでも相当だろうけれど。やっぱり、「聖子ちゃん」は、異次元ですよね。

そういう二世たちの苦悩って、想像もつかない。
幸せもあるだろうから、人はそっちを言うしね。
よく頑張りましたよ。偉かった、自分の魅力、世界を作るのはどんなに大変だったでしょう。そして、国民的なスーパースターとお母さんをやらなければいけなかったのも大変でしたね。稀有な運命。余人にはわからないことばかり。

「死ねよ」って言う人はいる。
人を罵倒することに抵抗がない人もいる。

「死ねよ」まではいかなくても、「別れる」って言葉で人を測る人もいます。
あ、私もそっちの人間でした。だって、「別れたくない」って言って欲しいから。愛情が枯渇していて、飢えていて、底が抜けていて。
いっぱい愛を注ぎ込んでも、どんどん下に落ちていってしまう。

そういう穴を埋めながら、底をうまく斜めにしたりしてごまかしながら、
私たちは生きていくわけですよ。

うちの父は、罵倒する側の人間で。
今思えば、戦後生まれでモノがなくて、父親も戦争で死んで、ものすごい勢いで世の中が変わっていく中、4人の姉妹に囲まれて「あんちゃんだから」と大事にされ、やっと抜けたら、思うようにやれなくて、子供ばっか3人も出来て。
父親なりにかわいがってはくれたのでしょうけれど、でも、それ以上に、彼が子供だったから、子供にモノを投げたり、叩いたり、カッとなると何をするかわからなくて。母も従順ならよかったけれど、いちいち戦う面倒な性格で、その癖、子供の前では被害者ぶるわけで。
絶望的にお金がなくて、最初から「諦めなさい」って言われ続けていて。

そんな家の中で、どうやって自分を保てというのでしょうか?
どうやって、自分を愛して、世界でたった一人の存在で、かけがえのない人でって思えるのでしょう?

これは私の物語で、こちらを読んでくださるあなたにもあなたの物語があって、
「うちの場合はこういうことで」も、きっと重くて苦しくて。

小三の時に、「わかった死ぬよ」で「屋上から飛び降りたら死ねるよね」と思ったことはよく覚えています。全部終わりにしたかった、何も手に入らないから。
あの日、終わらせていたら、どうなっていたのか?

罵倒する人は、壊れています。
罵倒する人のそばにいる人も、壊れています。

でも、離れられない。だって、罵倒する人は、他の人にはないものをくれるから。「本気」が伝わってくるから。それは、愛情じゃなくて、無意識のSOSなんだけどね、罵倒する人も不安定で、自分にOKを出せていないから。

DVも同じ理屈で。
ひどいのはわかっている、でも、こんなにひどい一面を見せてくれるのは、愛しているからだろう、自分が必要だからだろうというよくわからない迷路に入ってしまう。記事がそのまま真実なら、「殴ってはいけない」は守られていて、
でも、立場を変えてみれば、本気で突き放さないと自分が壊れるくらい重かったのかもしれず。

幸せって、人を惑わす幻影みたいなものかもしれませんね。
あるかもしれないけれど、ないかもしれず。
あると思うと、どうして今、ないの?って不幸が加速していく。

もう一回書いておきます。

罵倒する人は、壊れています。
罵倒する人のそばに居続ける人も、壊れています。

「あ、壊れている」とわかったら、逃げろ! その世界線の延長には幸せはありません。罵倒するメンタルが持つ強さは、まやかしです。
「俺は弱い、俺は情けない」って他人に向けているだけ。逃げろ!

長くなりました。
記事を出してくださった方、ありがとう。
ちょっと自分を思い出せました。
小三の私が、「うん、生きる」って言っています。
世界を自分なりに定義するために、生きるのです。

男の人が怖かったのです。
強くて、圧倒的で。弟を殺しそうで怖かった。
だから、本気で抗ったら、「あれ? 相手も人間だった」と気づいて。
面白いのは、自分は大丈夫って思っていることですね。
父は嫌い、でも、愛されているって知っているヘンな子供でしたね。
うちの母親のイヤなところは、「お前はお父さんそっくり」って言うところでした。身近な手本なんだから仕方ないじゃないか。あほか。
そのあたりが原点ね。よくもまあ、生き延びたもんだ。
いや、最初からタフか。みっともなくてもさ、いいんだよ。きっとね。
足掻こう。

2022年1月6日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃