奥付を見て、びっくりしました。
1970年初版、1983年23版。
多少下がるかもしれませんが、私、15歳で買ってました。430円。当時の時給は、450円くらいだったと思います。
そこから、33年、手放さずに持ち続けていました。魔女狩り、改めてページをめくれば、恐ろしくて読めないのです。
いまも入手可能な本で、770円ですって。なんて良心的なんでしょう!
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きょうは、友人の日舞の発表会と「魔女の秘密展」連動の『英国の魔女とドイツの魔女』の鏡リュウジ先生と西村佑子先生の対談受講を掛け持ちしました。
で、西村先生の写真資料で、ドイツの魔女迫害にあった方々の鎮魂のための大釜型の噴水を見た瞬間、じわっと涙が浮かびました。
魔女狩り、遊女、人魚は、昔から無条件で響くのです。
昔、魔女だったというより、身近な人を救えなかった感覚だなと思いました。家族か、友人を奪われた感覚。
魔女の秘密展で、うっかり封印されていた前世の記憶が甦ってしまったら、どうしましょう?
ま、それも、人生か(笑)。
鏡先生と西村先生、同じテーマなのに、さっぱり噛み合っていなくて、いっそ面白かったです。
個人的には、余談で出たドイツと同じくらい厳しかったというスペインの魔女狩りについて知りたいと思いました。
ちえの樹さんへ。
『鏡リュウジの魔女と魔法学』の出版記念セミナーにうかがいました。
よーく考えてみたら、鏡先生のお話しをうかがうのは初めてでした。昔、昔、編集さんを通じてご紹介いただいたことはあるんですが、昔、昔ね。
会場では、獅子座会にいらしていただいたお客様に再会したり、蒼月紫乃先生にご挨拶出来たりしました。
内容は、ざっくり近年の魔女の歴史、数え歌のおまじないつきでした。結び目を9個作ることで、願掛けする感じなんですが、結ぶそばからほつれていくのは、どうしたもんでしょう? やれやれ。
鏡先生と行くイギリスツアー、楽しそうだなと思いましたよ~。
ちえの樹近くのベジカフェのショコラータ、おいしかったです!
余談。
鏡先生、ハリポタのグリフィンドールのカーディガンでご登場で会場をつかんだのに、途中、脱いでしまいました!
脱いじゃダメじゃん!とつっこみたかったです。なので、ここでつっこんでおきます。しかし、アレがハリポタと気づいたMちゃん、すごい!