日々のこと
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空っぽのカバン
もどかしい夢をみました。
置き引き覚悟で、トランクとミニトランクを公園の片隅に置き、どうやら回収を忘れたらしく、あとから慌てて探しに行く夢でした。
ここでもない、あちらでもない、どこにもなく、やっと斜めになった芝生の上で、自分のカバンを見つけたのです。無事だったか! いや、中身はキレイさっぱりカラでした。
脱力しながら、バスが来たので、カラのカバンと一緒に乗りました。トランクの中に何が入っていたんだっけ?
考えているうちに、目が覚めました。
……なんとまあ、わかりやすい!
つくづく、自分は単純だと思います。
カラのカバンは、喪失のサイン。
ただし、中身は消えても器は残るわけです。トランクだから、旅に出るんでしょう。バスにも乗ってますから、運命は動き出していて。ただ、しばらくは他人ベースで動くのです。運ばれていく感じ。
手放しなさい。身軽になりなさい。変化を恐れずに。
夢との対話は、なかなか面白いです。
お粥ライフの夢
おかげさまで、経過は順調です。
今は、前からの約束をキャンセルしたり、お仕事の軽減をお願いしたり、病人意識で動いています。この先は、ごく一般的な粉砕治療なのですが、「左右同時に結石が出来た」、「通常入るはずのステントが入らなかった」と2回も稀が重なった以上、3回目がないともいえません。
慎重に、慎重に。
夢で黄泉詣でをしたこともあり、生き方を変えるつもりでいます。
そんな中、ひとつ、入院中の夢が叶いました。
ホットケーキが食べたくて、食べたくて。病院だと、和食続きで、かなり飽きていたんですよね。パンとか、洋風のモノに焦がれているのです。
ワガママ言って、星乃珈琲店に連れていってもらいました。一段だけにしましたが、半分でお腹がいっぱいになり、でも、がんばってみたら、なんとか完食できました。ただ、少し苦しくなりましたが。
今は、基本はお粥です。食欲がないので、負担にならないようにしています。
大丈夫、ちゃんとおとなしくやってますよ〜。6日に渡る痛みの拷問は、落ち着きのない人間に、よいお灸となったのでした!
無事に退院です
おかげさまで、無事に退院です。
また、来週、入院しますが。たった8日でも、荷物がいっぱい。やれやれです。
ご心配をおかけしまして、すみません。ありがとうございます。
朝。
おはようございます。入院8日目の朝です。
一週間かけて無事にステントが入ったので、現在退院許可待ちです。
不思議と焦りはなく、ま、ダメならダメでいっか、みたいな開き直りに似た落ち着きがあります。現実社会で戦う力がまだ、ちゃんと戻らない気がするというのが本音かもしれません。
去年は、だいぶ無理をしました。
ボリュームのある子供向け書籍を仕上げ、毎日誕生日占いを書き、毎月お誕生会を開催して。雑誌やweb、たまにテレビの仕事をしていました。
ちゃんと寝ていたつもりですが、父の死や身内の問題にも巻き込まれ、やはり余裕がなかったのでしょうね。左の腎臓が機能しなくなるまで、無理しちゃったんだとぼんやり反省いたします。
入院、寝れていいなと言われますが、いやいや、まったくの睡眠不足です。前半は痛みで、後半は尿意で寝ていられません。ステント、めちゃ頻尿になります。2時間持たないです。まともに寝てませんよ。
満身創痍で疲れました。しかし、これ、耐えていた身体の反乱ですよね。この際、言わせていただきますが!的な。
主治医は、「ふくらはぎ? 遠いね」と診断しましたが、ネットでたぐると、腎臓の疾患で両ふくらはぎがつるは、出てきます。よっぽど悪かったんですね。
松村先生的考察でいけば、脛はカイロン。カイロン的要素の警告、救済だったんですね。カイロンポイントの勝浦に行かなきゃかしら?
ま、しばらくは、無理をせず、ゆっくりやるつもりでいます。幸い、ふくらはぎは問題なくなりました。ちゃんと自分の足で歩けます。ありがたいです。
回想中。
おはようございます。入院七日目の朝です。
やっと人間らしさが戻ってきました。
非常に単純なことですが、排泄を自力でできるかどうかは、生命力に関わる問題だと身を持って理解しました。
尿管カテーテルとバルーンが外れ、トイレへの付き添いを看護師さんにお願いしなくて済むようになり、絶対安静が解かれた今、「あれ?」と拍子抜けしています。
悪夢と体の反発はありましたが、それでも体内に設置される尿管ステントで、かなり楽になりました。ただ、これも石化して体内に張り付いてしまう恐れがあるため、適宜取り替えるなど、医師の監視が必要なのですが。
ここまでで一週間ですが、これは、通常なら外来対応で処置出来るものです。身体が張りまくっていたから、通常のステントが入らなくて、細い造影用の管で代用していたわけです。本来の用途と違うわけですから、気楽に詰まり、その都度、腎臓は悲鳴を上げ、阿鼻叫喚の夜になるという仕様でした。やはり、正しい用途のステントは、多少の不純物やフォアグラ(血のかたまり、治療中覚えました)では、びくともしないのです。
で、ここから、石の治療なわけです。ここまでの阿鼻叫喚は、長い助走に過ぎません。
昨日、運について考えました。
「運がよければ、尿管内視鏡で、体内をチェックせずに済むし、最悪、背中からの尿路確保や石摘出をしなくて済むよな」と。そして、次の瞬間、それは、運じゃないと考え直したのです。もし、ステントが入らないとしたら、理由があり、それは治療を必要とするし、治療が可能な国に生まれたことに感謝しなければなりません。
世の中には、「ダメだ、やはり入らない」でさらに治療を必要とし、背中を切った方もいらっしゃるわけです。透析が必要な方もいらっしゃいます。先天的な事情を抱える方もいらっしゃるでしょう。
他人事ではないし、ましてや運の範疇ではありません。病気から学ぶこと。身体が文字通り体を張り、教えてくれることが大切なんですね。
今回、結石では、私は止まれませんでした。ふくらはぎの慢性的な張りがあり、歩行困難になり、ついでにやった血液検査で「クレアチニンが異常値」とわかり、入院となったのです。やっと止まることが出来ました。あのまま、結石を放置していたら、腎盂炎を起こし、腎不全を併発していました。左の腎臓は、機能低下してますから、透析ライフになったかもしれません。生存率は、50%だそうです。かなり怖いし、瀬戸際でしたね。
そう考えると、なんて優秀な身体なのでしょう。あの手この手で、急ブレーキをかけているわけです。止まれ、止まれ。行っちゃダメ。
今回、二人の方が「今の状態は、いつか終わる」という言葉をくださいました。これには、泣きました。毎日、痛みで泣いてましたが、響きました。
結石治療はこれからですが、前段階で、貴重な体験となりました。また、やる?と言われたら、ブルブル頭を振りますが。
尿管ステントは、「僕、ここにいるよ!」と大変自己主張いたします。
が、尿管カテーテルやバルーンに比べたら、へでもないです。よく出来てますね。
人様のブログや体験記を読み漁り、「尿管ステントが入っているときは、自転車はダメ」を胸に刻みました。
ダブルJと言われるステントが腎臓と膀胱にひょいっと引っかかっている状態なのです。結石を砕き、体内から排泄し、ステントを取ったら、やっと完治です。
いや、先が長い! でも、やるしかありません。では、ご同病の方、頑張りましょう。健康なみなさまも、ご自愛くださいませ。楽しいひな祭りを!
