日蓮大聖人御誕生会の日に。

恥ずかしながら、仏教にうといのです。
寺アンテナがないというか、なんというか。

ただ、家系として神道ではないので、葬儀は仏教のお世話になります。
私だけではなく、一族全員がこんな調子でして、「あれ、宗派はなんだっけ?」となりました。
葬儀屋さんはさすがで、仏具を手掛かりに「日蓮宗ですね」とおっしゃいます。
で、「そうか、日蓮宗か」ということになったのですけれど。
本当に頼りなくて、困ったものですね。

まあ、いろいろございまして、昨日が父の納骨でした。

今年になって、私、アメブロで「お誕生日占い」を毎日更新しているのですが、そこに、「きょうは何の日」もくっつけております。で、2月16日の分を書いて気づいたのです。
「あれ??? 納骨の日って、日蓮宗にとってすごく大切な日なのでは???」

法要直前に、慌ててお寺さんにうかがうと、「時間をずらしてやりますから大丈夫ですよ」とおっしゃってくださいました。
おそらく、納骨をお願いした段階で、「え、よりによって?」とは思われたと思うんですよねー。なにしろ、私の都合で、若干早い日取りなんですよ。でも、遺族の希望がそこなら、よろしい、やりましょうって考えてくださったのだと拝察するのですが……。

申し訳なかったです。ただでさえ、御開祖のお誕生日。そして、足元は、雪ですよ!!!
石屋さんによると、「昨日もあったから、きょうはまだまだ」ということになりますが、まあ、足場が悪いったら! 渋滞するったら!!! 延期すればいいのにねえ、と、いまごろ思ったりして。

申し訳なく、ありがたく。
本当に、無知、考えなしは、いかんですね。

そうそう、面白かったのは、父方の祖母の話です。
おばたちによると、「夢に出てくる」し、「姿を現す」そうです。
「お父さん、夢に出ない?」とおばに聞かれ、「父は出てこないですけれど、葬儀モチーフ攻撃に合っています。棺にお墓に、喪服に。なんか呼ばれていますよねー」って答えたら、「母の死後、三途の川の向こうから手招きする夢を見て」って話が続きました。おばの母ですから、私の祖母ですね。ものすごく、キレイなんですって。いつか見られるでしょうか?
「お母さんは、気楽に出てくる」というおばもいて。
どうも父方は、さびしがりなのでしょうか???

死は穢れ。
でも、人は、いつかその時を迎えます。
こちらも、あちらも、さほど違いはないのかもしれません。
ただ、生きている間は、ケジメはつけないといけませんね。

私には、霊を見る力はありませんが、いてもおかしくないと思っております。
見える人は、いろいろ大変ですよね。
まあ、ありがたくも、御開祖様のお誕生日に、お寺さんに無理をして法要していただいたわけですから、父も幸せな人といえるでしょう。しかしまあ、無知は怖いですね。

 

 

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