5歳児のリハビリ。

昨日、5歳の女の子に会いました。
小さい女の子が頑張っている姿を見て、ああ、私たちは、もっとやれるはずだと思いました。

少しずつ、毎日の繰り返しで、よくなっていく。
昨日よりもきょう、きょうよりも明日。

なんのために、頑張らなければいけないの?

自分で出来ることを増やすために。
自分で自分のことをもっと好きになるために。

魂がそこにあり、心があって、意思があって。

みんな、それぞれで、比較する意味はなくて。
それぞれの幸せがあって、苦労もあって。
苦労があるから、当たり前が嬉しくて。
当たり前の嬉しさは、たぶん、特別にあつらえた嬉しさよりも数段上ですよね。

0歳児からリハビリしている子もいるんですって。お母さんも頑張れー!
理学療法士は、励ます仕事、導く仕事で、気力勝負だなあと思いました。
我ながら不思議なのは、まったく同情していないんですよねー。なんでだろうなあ、
変な言い方だけど、別に、かわいそうじゃないの。いや、大変だけどさ。
いろいろな形の不自由があって、でも、その条件の中で、自由でいられたら、
それでいいんじゃないかなって思うのです。
視野は広がりました。私たち、まだまだ。
小さい子のリハビリほど、頑張っているかって言ったら、頑張ってないでしょ?

伸びしろがあるって、気づけるのは、すごくいいこと。
昨日よりきょう、きょうよりも明日。私たちは、どんどんよくなっていくのです。
そこに、意思があれば!

 

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