猫脱走

昨日は、久しぶりに旦那が黒猫さんを逃がしてしまいました。
私はもう疲れ切って寝ていたのですが、枕もとに立つんですよ。
枕もとに立つのは、あちらの世界の住人と相場が決まっていますが、我が家では、旦那も、黒猫さんも立ちます。

「逃がしちゃった」

なにやっているんだ!! 抱っこパトロールをしていたら、スキを突かれて逃げられたようです。飼い主か? 本当に?

最近、ジジも、玄関前のスペースでくつろぐを味わうようになっていて、
二匹同時に逃がしたら、しゃれにならないのですが、暗闇で黒猫を捕まえるのは無理、玄関をあけておくことにしました。

ぶっそうなので、私は玄関にスタンバイ、何があっても、すぐに対応ができるように。まったく、なんで逃がした当人は、寝るんでしょうね? オレ、仕事があるからって。私だって、明日は作業デーだよ!!!

途中、近所猫のはっちゃんに「ねえ、うちの黒猫さん、見かけたら帰るように言って」と伝言を頼み、ちゅーる二本で買収しました。買収には成功し、はっちゃんは、その後数時間にわたって、塀にいつづけくれました。また、私がいるときに、黒猫さんが動くと、合図してくれます。なんて優秀なのでしょう。

あまりに忠実に頑張ってくれるので、途中、「いいのよ、見かけたらで!」と依頼修正はしましたよ。「ありがとね、助かった。はっちゃんが好きなときに、おうちに帰っていいからね」って。また、アペティートも追加し、労をねぎらいました!

いっぱい話しかけると、猫は日本語ペラペラになるというのは、ホントだと思いますよ。意思疎通ができる、お願い事も出来る、すごいなあ。猫って!

私がだんなに起こされたのが、12:00くらい。
黒猫さんは、3:45くらいにやっと帰ってきました。ミニチュアのモスラみたいなデカイ蛾をくわえて。バタバタ言っているの!!! 顔に鱗粉がついているの!!!

ジジは、ずっと、私につきあってくれました。
体をこすりつけたり、膝の上に乘ったり、一緒に外を眺めたり、「くーちゃん、遅いねえ」みたいに。心が一気に近づきました。

黒猫さんはエモノを私とジジにしてくれましたが、ジジは、興味なしでした。
弱っているけれど、ミニチュアモスラが飛びます。黒猫さん、また捕まえます。
どうして、羽根があるのに、逃げられないんだ? モスラよ!

どうやら、冷蔵庫の下に逃げ込んだようで、黒猫さんが「取って」と訴えてきますが、「無理無理」と言って、私も寝ました。もう4:30になっていました。
やーん!

昨日から、ジジがかわいくて、かわいくて。
なんだか嫁姑のような緊張感があったのですが、すっかり自慢の嫁になりました。
ジジ、いい子!!! めっちゃかわいい! いい子!

脱走にも、いい面もありますね。寝不足で調子悪いんですけれどね。

 

 

 

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