神道文化会

神道文化会の講演会、なんか好きなんです。

清らか

テーマは、「皇位継承儀礼を考える」。

神道文化会ならではの視点。もちろん、國學院、皇學館大学の生徒さんたちは、がっつり取り組んでいるテーマだと思いますが。

一般の人間には、なかなか触れることができない世界です。雅楽がテーマのときにお誘いいただき、以後、ご案内をいただき、行かれるときは、拝聴しています。ま、聞いても、忘れちゃうんですけどね。

一般には耳慣れないこと、噛み砕いた説明があるときと、わからないまま進んでしまうときが混在していて。ある意味面白く。

解説していただき、初めて御譲位に際し、上皇様のお心を拝察することが出来ました。

神代の昔に遡り、散りばめられたフレーズの中から世界を構成するものを再構築していく、地道で真摯な作業です。

西洋のシステム、ルールにハメると、はみ出すのが、日本文化です。神道も、仏教も、私たちの意識、価値観のベースにあり、他文化の基準では、割り切れない部分もあります。

痛みなしには、この世界は回らず、痛みなしには、進化はなく。

また、明治天皇に関する逸話は、大変興味深かったです。もっと知りたくなりました。あと、応仁の乱! そうか、そういうことなのかー!で、目からウロコが! 面白かったです。

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2019年6月23日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃