ミュージカル『ドン・ジュアン』

友人に頼まれ、レアチケット入れたら、とれてしまいました。東京千秋楽を見てきました。

プロローグで、うわ、宝塚!とわかります。

もったいない!

男役のダンスパートに、男性ダンサー突っ込んだり、意味もなくふわふわ娘役風アンサンブルが踊りまくったり、無能なの? この演出家?

座長の藤ヶ谷太輔さんに合わせて書く、構成し直すは、できないわけ?

あれ、たとえば、春野寿美礼さんがやれば、たぶん、いまでもサマになるはず。やっぱ、女性が演じる男性の虚構なんですよ、宝塚って。男役は、埋めてるんですよね、空間を。古臭い仕掛け、垢抜けない女性アンサンブルも、春野さんなら、拾います。そういう文化出身だから。

せっかく若く、美しく、酷薄なイメージも作れるコなんだから、もっと寄せろよ! 座長に作品を!

マリアも、ザバザバキャラじゃん、古典派娘役よりザバザバ娘でいいよ、決闘を辞めて!で逃げ出すタマじゃないよ、あのコ。

たとえば、玉三郎さんにアテて書いた芝居を、女優がやるようなモンですよ。無理だからさ、玉さまにかなわないよ、生身の女は。

女形、男役は、特別な芸。

せっかく、若くいまどきな座長なのに、昭和な少しも早く文化ですよ。ふわふわ、ひらひら、いらないよ!

全然フラメンコでもないし。仁王立ちのステップ、スペイン国立バレエ団で見たことないよ? 音優先で、足開いた???

ホント、パッケージ売りしちゃダメだよ、アテ書きしようよ! 完売御礼なんだから。

宝塚じゃないのに、宝塚ってわかるの、恥ずかしいよ? 無能過ぎ。ショー待ちしたら、なかったです。ま、あっても困るけどね(笑)。

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2019年9月19日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃