映画11『レ・ミゼラブル』

ジョージア映画のすぐ後に、フランス映画。非常に洗練されていました。すまん、丁寧より、説明不足くらいが好きなのよ。

ヴィクトル・ユーゴーの作品の舞台となった街は今、犯罪の巣窟に。新米警官が、事件に、いや、街の闇に巻きこまれていきます。

日本じゃありえない展開ですが、もしかしたら、近未来、こっちに寄ってしまうかもしれず。

誰も責任を取らない怖さ、怒りを描いた作品といえばいいのかな?

存在のない子供たちに近い、フィクションなのに、とにかくリアル。これは、じわじわ来る、非常に残る映画です。私は、小演劇みたいな結末のパラサイトより、こっちが好き。ラストシーン、いいところで切るんだよな、ここで終わったらかっこいい、で、ちゃんと終わります。すごい。


1.ジョジョ・ラビット2.パラサイト 半地下の家族3.CATS4.フォード&フェラーリ5.ティーンスピリッド6.盗まれたカラヴァッジ7.1917 命がけの伝令8.9人の翻訳家囚われたベストセラー9.ミッドサマー10.ダンサー そして、私たちは踊った11.レ・ミゼラブル

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2020年3月10日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃