樋上公実子さんの個展『パノラマ採集』

自信を持って、道を歩いて、まんまと迷いました。

移転した後のピンポイントギャラリーは、二度目の訪問。
明るくて、いいですね。ただ、きっと皆さま、同じだと思うのですが、
あの螺旋階段を下りていく感じがよかったんだと思うのですよ。

樋上さんの個展やグループ展には、驚くような素敵な方がいらしていて、
ほんの一瞬の邂逅でも、ずっと心に残っております。

今回は、これまでに見たことがない作品がいくつも。
世界が広がっていらっしゃるんだなとよくわかります。

個人的には、旅をする女の子が心に残って、ホント、手元におきたいと思ったのですが、絵をいい状態で保管する自信はさっぱりございません。

めったに心を開かない少女、心を許すのはケモノたちだけ。
ほんのわずかな希望、あるいは、義務感で生きていく。
裏切りと再生の物語。

人間ならふともものあたりでしょうか?
しっぽの上の方を巻き込んでただずむ人魚たちもいて、
「なぜにあのポーズ?」とうかがってしまいました。てへへ。

昨日が初日。26日まで。ピンポイントギャラリーです。

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2020年9月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃