20年ぶりかな?

20年って、何???ですが。
いやー、でも、15年くらい前にも一本書いた気もします。
もう忘れちゃった。

私が戯曲家になりたいって言っていたのは、27歳くらいまで。
結婚する時は、「もう夢っていうの、やめよう」って思いました。

演劇の制作サイドって、やっぱり大学で演劇を選考しているんですよね。
演技者は、その限りではないけれど。
まあ、いろいろありましたよー。現場はシビア。
好きだったけれど、いられなかったなあ。
しぶとく粘ったら、ちょっと違ったかな?

私が20代だったころは、今よりもよっぽどハラスメントがひどかったし、
私のキャラも、こんなにチャラチャラしてませんでしたから、
まあ、スピンアウトするのも致し方なし……って感じですね。

占いを書き始めて、もう26年目で。
戯曲家になりたかった時期と、占いの事務所に入った時期が被っていて。
あれが間違いのモトだった気もするのですが(笑)、
まあ、こてんぱにやられましたね。

指導担当が違って、同期2人は、めっちゃ優しくされているんですよ。
でも、私は、2月に入ったのに7月に辞めちゃうって先輩の受け持ちになり、
この人がまあ、「半年で仕上げよう」とするから、厳しいのなんの!
全然、OKがもらえません。居残りで、毎日終電コースです。

さらに、こんなことも言われました。
「ちょっと書ける人って、本当に使いにくい」

ここでね、私の負けん気に火がついちゃったんですよね。
「くそぉ。占い書けるようになってやる!」

おーい、26年前の私、そこだ、そこが間違いだ! どうして、そっちに行った!

私の指導員だった方は、きっとこんな暴言忘れていると思います。
が、一生、覚えているし、毎回、ここに立ち戻ります。

で、筆は早いんですよ。早書きなんですよね。
だから、大事に大事にされている同期が間に合わない分も、めっちゃ書かされて、あげく、「筆が荒れている」って言われて、
同期は私の半分も書いてないのに、給料は私の倍もらっていたんですよー!!!

ホント、どうかしているから!

でも、これだけは言えます。
甘やかされた人たちは、辞めました。
続いてない、事務所出たら、通用しない。
いろんな意味で、こてんぱ。劣等生。いいように使われた私は、まだ書いてます。

ああ、だからさ!!!
本当は、占いじゃなかったんじゃないのー???

ま、占いはもはや、血肉であり、生活の糧であり、私の仕事であり、
人生哲学であるのでしょう。きっと。

占いと戯曲、頭の中で使う部分が一緒なんですよねー。
それがねー、なかなか大変ですが。でも、20年ぶりに書けたから。
埋めた、だけだけど。
また、書き続ける人になりたいと思います。いいきっかけをありがとうございます。ホリプロさま。

戯曲を書いていたから、ストーリーテストは得意です。
そりゃ、当たり前ですよね。あはは。
占いを書き続けていたから、筆力はある、スピードもある、集中力もある、負けん気も健在、ま、いいこと尽くめか!

だから、今、「なんか不遇」なあなた。
それ、ムダにならないから!
要領と愛嬌だけでやっている人、その場を離れたら、消えるから。
意志の力、大事。

あなたが決める。私が決める。私は、書く人になる。あなたは?

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2020年10月2日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃