箱根へ行きました。
海外在住の旧友が来日中、もう帰るのですが、
帰国前にどこかに行きたいとのこと。
最初、熱海と言われ、そのつもりでいたら、
前日に箱根がいいと言い出し、あれ???で。
オーダーは、大涌谷と箱根の神社、船にも乗りたい。
調べたら、高速バスは運休で、「そっか」と思いました。
もちろん、旅も久しぶり過ぎて、カンも鈍っています。
箱根の自然はなつかしく、新鮮でよかったですが、
やっぱり、旅にはまだ早い。落ち着きません。
基本ガラガラで、ほとんど人と会いません。
久しぶりに箱根登山鉄道やケーブルカー、ロープウェイに
乗って思ったのですが、箱根って、先人たちの夢の土地なのですね。
だれかが、箱根を愛し、ここに住みたい、ここの良さを知らしめたいと願い
一大観光地にしたのです。
三社巡りの途中で、タクシーを使ったのですが、
コロナ禍前のバブリーさに、だいぶ驚きました。
「きょうは、箱根から河口湖があって」
「え、すごい。上客ですね」
「コロナ前は、インバウンドでそういうのが日常で」
えええ???
そうなんだ。
箱根から成田、箱根から羽田とかも普通だったんですって。
すまん、ロマンスカー一択で。
あとねー、九頭龍神社さん、意外に人が多かったです。
湖尻から入りましたが、舗装されてたっけ???みたいなところで
「あれー?」だったし、そうだ、手前の入り口は閉鎖されて、
ひとつになったんだったも思い出し、
さらに、湖畔沿いからのアプローチ、めっちゃ伐採されていて、
ひどいなあと思いました。
もう観光地なのよね。
で、モーターボートチャーターの人もいらして。
ひとり2000円らしい。箱根園から。
駒ヶ岳には、ヘリコプター遊覧もありました。
3分3900円だったかな?
タクシーの人に「なんかいろいろ変わったね」って言ったら、
「そうですか? 前からモーターボートあったけどなー」って言われて、
うーん、きっと「前」の定義が違うんだよなあって思いました。
富士山は頭が見えず、また、いつか、ですね。