迷い犬としし座バースディーパーティー

木曜日に警察に保護していただいた迷い犬、Twitterで「飼い主さーん!」と呼びかけたところ、
予想以上に拡散していただき、本当にありがとうございました。
みなさまに教えていただいたことをつなぎ、金曜朝イチで警察署へ行き、状況を聞いてきました。

警察署

 

朝の段階では、「まだいますよー」でした。
で、「金曜日なので、夕方には保健所へ」と聞き、めちゃ焦りまして、違法と知りつつ、「飼い主さん、犬は警察にいますよ」貼り紙をしてきました。飼い主さんの目に留まるといいのですが。

貼り紙

自転車で2時間走りました。警察、結構遠くて。その後、貼り紙ツアーもしたので。で、時間切れ。

大急ぎで着替えて、打ち合わせへ行きました。
打ち合わせ先では、偶然モデルさんの選考に居合わせ、きらびやかな人、というより、妖精みたいな存在感の人達のすぐ横で、必死に自分の仕事を遂行しました。
正直、動揺ですよ。美しすぎて。
同じ人類とは思えません。私、人類名乗っていいのかな???

そして、説話社さんで「しし座のバースディーパーティー」を開催させていただきました。

獅子座会

まずは、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
担当のごまさんのご尽力、友情参加の小泉茉莉花先生、涼月くじら先生のサポートもあり、
和やかな時間を過ごせました。

今年のしし座さんの会は、少々、演劇的な要素も取り入れてみまして。
みなさまにセリフを言っていただくという強引な設定でやってみました。
まあ、ちょっとした意識のチェンジなのですが、一回りすると、確かに空気が変わりました。

しし座さんは、しし座さんらしく生きてないんだと思うんですよねー。
それを修正かけて、本来の姿に戻していくレッスンも必要だと感じます。

あ、「演劇的」なのは、しし座生まれだけでいいので、次の乙女座さんからは、
違うことをしますよー!!!

後半は、去年と同じようにプチ鑑定会になるのですが、獅子座会は小泉先生や涼月先生の
見立てもありまして、あと、占いを勉強されている方にも、強引に読んでいただいたりして、これは非常によかったなあと思いました。

アストロダイス

だって、一期一会ですよー。
誰かのなにげない言葉、なにげないひらめきが、次のカギになるかもしれません。
バースディーパーティーも、木曜会も、そういう偶然性が、結構大事だと感じています。

いろいろ必然ですよね!

今思うと、あの迷子犬にも、私、選ばれていた気がします。

迷子犬
通行人がたくさんいるのに、私がリードもつけずに中型犬の散歩する非常識な飼い主みたいに見られるくらいは、犬が懐いていたのでしょう。完璧になめちぎられていましたが。
保護は警察に任せるしかなかったし、任せたあとは、ほんの少しだけのやれることしかなかったけど、ちゃんと飼い主さんのモトに戻れると心から信じます!

きっと、保健所に届けが出ていて、感動の再会ですよ。
ワンコ、きっと喜ぶだろうなあ。

と、イメトレ、完了!

もし、お気持ちが向いたら、「保健所 処分 犬」みたいに検索かけてみてください。

ホントにかわいそうなんですよ。保健所で処分を待つ動物たち。
保健所で処分は、言葉として知っていましたが、目をそらしている部分、見ないまま済ませていた世界でした。今回、迷子犬が教えてくれました。

「人間の作ったシステム、オレたちには、厳しいぜ」って。

昨日まで飼い主のモトでぬくぬくと暮らしていたのに、ただリードが壊れたことで、一気に残り数日の命になるのです。これ、どんな悪い冗談でしょう? どんな悪夢でしょう?

まず、保護期間が短すぎるのは、保健所に持ち込まれる犬や猫が多すぎるのがいけないわけで。警察も手一杯、保健所も手一杯で、情報の共有は、難しくて。
うまく機能していないから、失われなくていい命が「処分」されちゃうわけですよ。こんなの、おかしい。おかしいなら、どうすればいいのか、それを考えないといけないんですよね。
個人の力は、無力です。無力ですが、みんなの意識が変れば、消えなくていい命が、のびやかに続いていきます。

話があっちゃこっちゃ飛んで申し訳ありませんが、きょう一日がそんな日だったので、お許しください。犬、貼り紙、小グル、貼り紙、犬、犬、犬、打ち合わせ、犬、予想外の目の保養、犬、犬、犬、獅子座イベント、犬、犬、犬、犬な一日でした。いっぱい犬なのは、Twitterでの交流です。犬、犬、犬!

子グル

子グルは、きょうも人なつっこく、私は、そんなに無防備だと危ないよって思いながら、たわむれるのでした。子グルの反応があまりにもいいので、もしかしたら、私、猫のマッサージ屋さんとして生きていかれるかもと思いました。グルは、姿を見せません。
猫も、犬も、人間も、みーんな、のびのび、安心して、楽しく暮らせる世界になりますように。一日中、そんなことを考えていました。

迷い犬

迷い犬

 

本日、私を待つのは、迷い犬でした。

赤い首輪に、千切れた鎖。

人懐こいくせに、「おいで」すると野良猫みたいに飛びすさります。

君、ひとり「だるまさんが転んだ」やっている?

私のまわりをぴょんぴょん跳ね回るため、通行人に非常識な飼い主みたいに見られています。

うちの子じゃないし!

スマホで検索し、警察でいいとわかったので、110番しました。

「警察官を向かわせますから、しばらく犬を見ていてください」

ラジャー。?

が、コレが、予想外に困難でした!犬、逃げるんですよ。野良猫追いかけて、道路に出かかったり、自転車の男性についていきそうになったり。

飼い主さんが、自転車で散歩させているんでしょうね。

足が早くて見失いました。

やっと警察官がやってきて、また、ワンコも間抜けで、のこのこ近寄ってくるから、「あれです」で捕獲をバトンタッチしました。つーか、私じゃ全然ダメです。

飼い主さーーん、千葉西警察に保護されていますから、迎えにいってあげてください!

私を飼い主だと勘違いした通行人さんによると、「甲斐犬?」みたいな見掛けです。

とりあえず、君の平和は守られたよ。子グルくん。

子グル

迷子くんが、無事におうちに帰れますように!

 

 

野良猫のこと。

4月からウォーキングを始め、ほぼ毎日1万歩歩いております。
この習慣を支えてくれているのが、海に住む野良猫ファミリーです。

肺が悪いらしく、いつもグルグルいっているグルちゃん(二度の出産済、意外にもゴットマザー)。

グルちゃん

 

グルの子供で、片目が潰れちゃっている子グル。

子グル

 

子グルそっくりの姉妹猫に、猫ボランティアさんにおくびょうちゃんと名づけられた末っ子っぽいコ。
あと、グル愛用のしげみを奪った悪役商会所属のはなぐろさんが定番の海辺猫です。

猫 おくびょうちゃん はなぐろさん

子グルそっくり猫とおくびょうちゃんは、全然懐きません。
でも、野良猫は警戒心が強い方が長生きするんですってね。

はなぐろさんは、威風堂々としています。が、私は、「そこは、グルの場所でしょ?」って
思っているので、ちょっと冷たくしているため、向こうも「敵?」みたいな距離感です。
猫同士では話がついているみたいですが、ギャラリーとしては、「えー」なのです。
まあ、ギャラリーだから、何もしないけど。

はなぐろさん、人間に懐いているみたいだから、飼い猫が捨てられた感じもします。
言葉が分かれば、案外話が合うかもしれません。

子グル

最近は、子グルの懐き方がハンパなく、足元にすり寄ってくる、
膝に乗る、ニャアニャア鳴くなど、猫とのふれあいが進んでおります。
私の本命はグルなのに、子グルの囲い込みが激しいため、グルはちょっと
離れた感じがしています。きっと、子グルは、グルちゃんファミリーの中で
「世渡り上手」ってことになっているでしょう。ちなみに、子グルは、猫ボランティアさんには、
やんちゃと呼ばれています。まあ、そんな感じ。怖いもの知らずで、甘え上手さんです。
(いつの間にか、猫の見分けがつくようになっているのが、恐ろしいですね)。

甘えられて、懐かれると、こちらも簡単に幸せになりまして、
今は子グルとの蜜月時代といえそうです。

が、昨日、「ああ、そうかあ」って思う事件が起こりました。

小さい鈴入りのボールを買ったのです。猫用のおもちゃです。
子グルも、もう人間でいえば、推定20~30歳で、大人なのですが、
甘ったれだから、いいかなあと思って用意してみたのです。

で、いつものように、にゃあにゃあくっついてきて、
よしよしいいこ、いいこしていて、頃合いを見計らい、
ボールを転がしたら、子グルの表情が一変し、すっと離れました。

え?

野良猫にとっては、自分に何かが投げられるのは、
悪意になるんですね。
もちろん、ぶつけてませんよ? 足元にコロコロ転がしただけですよ。

「信じていたのに!」
そんな顔をしていました。

「子グル、これは、おもちゃだよ?」
まあ、そういっても通じませんよね。
ちょっと振られた感じになって、いろいろ反省しながら、帰りました。

猫グッズ

きょうは、「どうかな?」で行ってみましたが、気楽に「にゃあ」で安心しました。
いつもの雨宿りスポットがキャッチボール青年たちに占領されていて、
戯れられなかったのが心残りですが、でも、まあ、いいのです。
懲りずに、近くにボールを置いてみました。
「フン」みたいな扱いでした。ちょっと面白かったです。

実は、ボールと一緒に、猫のグルーミング用の櫛も買っていて、
子グルのスキを狙って、こそっと使ってみたのですが、こちらは抵抗ないみたいでした。
あの感じだと、ブラシもイケそうです。んー、どなたかがブラッシングされているのかな?

……ハッ! 私は、なにやっているんでしょう? いや、抜け毛がすごいからさー、
ブラッシングしてあげたいなあと。

というわけで、私のお散歩バッグの中には、猫用のボールと櫛が入っています。
うむ、こうして、知らず知らずのうちに、猫の奴隷になっていくのでしょうね。

最近、無意味にキャットケージとかも下見に行ったりしているのです。
3万くらい出すと、家に慣れるまでのスペースを確保できそうですが、
野良さんの幸せは、自由にあるかもしれませんし、もうちょっと悩みます。

夏場はなんだかんだで大丈夫だと思うんですよね。心配なのは、冬です。
面白いのは、他の猫じゃイヤなんですよね。
子猫の里親募集とか、まったく興味がないんですよ。
私が保護したいのは、グルと子グルだけ。
どう考えても体を壊しているグルちゃんと生まれつき片目が潰れている子グル。
よくわからない猫愛に圧倒されたのか、旦那は「好きにすれば」と言ってます。

あとは、猫たちの意向なのですが、こればっかりは、まったくわかりません。
うちの子にならなくてもいいんです。キャットケージ、デカすぎて邪魔だし(笑)。
でも、ずっと元気でいて欲しいし快適で幸せに過ごして欲しいです。

野良ネコさんの幸せって、なんでしょうね。
優しい猫ボランティアさんたちがいて、ちゃんと管理され、世話をされているから、
飢えることはないはずですが、でも、暑さも寒さもありますし、この先、よその人も増える時期になるし、
毎日、姿を見ては安心しています。
テトラポットで暮らす猫たちが、いつも心の中にいるのです。

歯医者戦記1

去年、一昨年と見て見ぬ振りをしてきたため、歯の状態が
どうにもならなくなっております。

本日、やっと第一段階が終了。17万5000円弱のお支払い。
もう泣けてきます。

第二、第三とありますが、こちらは保険が効くので、
支払いはそれほどでもなく、ただ、大工事でございます。
つい数年前、80万も払ったのですけれどねー。

生物として、私は終わっています。野生動物なら、
間違いなく死んでいるでしょう。ところが、
うっかり人間で、うっかり現代日本に生まれてきたため、
故障をなだめなだめ、なんとかやっていかなければなりません。
歯医者の保険は、見直して欲しいですよねえ。
なんで、外から見える部分を白くするのが保険外になっちゃうのでしょう?
そこは、気をきかせてくださいよ。材質は贅沢は言わないからさ。

きっと、10年、20年後には、改善されていくでしょう。
が、当面は古き縛りの中で、なんとか妥協しつつ、やれることを
やっていくしかありませんね。ああ、生きていくってなんて面倒くさいのでしょう。

ただ、ま、進歩もないわけではなく、「尿路結石」→「運動が必須」→
「じゃあ、歩こうか」→「しまった、膝が痛い。水が溜まった」事件は、
いつのまにか、改善されていました。
実母や旦那に「膝が痛い時は歩いちゃダメだよ。バカバカバカ」と責められたり、
「病院で水を抜いてもらって、ヒアルロン酸打ってもらいなさい」と諭されたりしても、
「いや、歩いて治す。膝ぶらぶらさせて、テニスボール挟めば、きっと大丈夫」と
言いきっていたのです。だって、炎症起こしているだけでしょ?

座っている状態から立ち上がる、階段を登り降りする、そんなごく一般的な
動きが痛みを伴い、行動に移すのに気合がいる状態からはいつの間にか
開放されていました。まだ、正座は微妙かもですが。でも、オネエ座りは
出来るようになってきました。

人間、悪い状態からいい状態にもなるわけですよ。
痛いのは、永遠には続きません(入院中、もっとも支えになったコトバ)。

2015年の前半は、本当にどうやって生き延びてきたのか、自分でもよくわかりません。
まだ、体のメンテナンス(特に歯、鼻、喘息)にお金はかかりますが、その辺は、
ランニングコストで仕方ないですね。

先月、ちえの樹でモナ・カッサンドラ先生による運勢解説があったそうですが、
「山羊座さんは本当につらくて」ってモナ先生がおっしゃっていましたよと
ちえの樹のごまさんにうかがい、おいらも、その話、聞きたかったよぉと思いました。
旦那の大腸検査日で家を空けられなかったんですよねえ。まあ、人生いろいろですよ。

ま、運も巡るし、星も巡るし、いいことも悪いことも起こりますが、
総じて、楽しくやっていかれれば、それでよしでございますね。
では、歯医者戦記2、3もガンバリマース。
みなさまも歯医者、先延ばしにしないでくださいね。それ、意味ないし、高くつきますぜ。

 

 

こらえ性がないというか。

こらえ性がないというか、生きるスピードが早いというか、
自分のところで何かを止めるのが苦手です。

意識してテンポをゆるめるつもりで、昨日の感想を1000ワードにまとめてみましたが、
そんなものではまったくパワーの制御に至らず、さっさと第二回の課題を出してしまいました。

うーん、この時間感覚、どこからきているのでしょうね?

ひとつは、締切ですよねー。
とりあえず、早い方がいい。これが基本にあります。
早く出せば、イラストやデザインを起こす時間に余裕が生まれるし、
方向性を間違っていたら、すぐ直せますし。

もうひとつは、人に指摘されて気づいたのですが、
先送りしたら、友人が死んだ経験があるせいだと思います。

私は、基本的にノーと言えない。
言いたくない。言うこともあるけれど。
「それは、お友達が亡くなったせいだよね?」

おそらく、それです。
「きょうは疲れているし、ちょっと取りこんでいて。日曜日に話そう」で、
日曜日に届いたのが訃報だったというイヤな経験があります。

ああ、あともうひとつ!!
実はこれが一番かもしれません。

私は私を信用していないのです。
来週に回したら、忘れるかもしれない、と。
うむ、ホント、これに尽きるかもしれません。やれやれですね。

 

伊勢丹のOTOMANA

新宿伊勢丹に大人のための学びの場「オトマナ」がオープンした。案内を見て、そそられたのは、49講座中4講座。ところが、いずれも絶望的に日程が合わない。日曜開催は、主婦には難しい。かといって、平日開催でも、家の用事とぶつかったら、諦めるしかない。いくらよさそうでも、木曜夜もありえない。唯一、隔週の月曜開催の<元『ニューズウィーク日本版』編集長に学ぶ「伝わる」文章の書き方>に行けそうなので、申し込んでみた。
第一回に参加してみて、一番驚いたのは、受講用の机の立派さだった。一般的なセミナーでは、長机を数人でシェア、あるいは、簡易テーブルつきの椅子というのが定番だが、たいてい受講者の生理に合っていない。どれほど資料を広げても、十分にノートが取れる広さが確保されていること、手荷物置き場までついていることに素直に感心する。もっとも、これは、ラインナップの中にアクセサリー作りの講座などがあるからかもしれないが。
添削つきということで、事前にテーマが与えられていたのだが、これが非常に曖昧な指示で何を書けばいいのかわからなかった。考えるより埋めればよしと割り切り、さくっと出したが、「マニュアルを書いているよう」という評が返ってくる。もっと、個人の視点を! 突き詰めれば、それに尽きるわけだが、それなら、最初の指示をそう出して欲しいと思った。ただ、私以外の受講者は、一様に個人の体験を書いている。ここが興味深い。
一体、どこでズレが生じたのか。よくよく考えてみれば、私の普段の仕事は、個人の体験には触れない。占いの原稿や心理テストの解説には、不要な要素なのだ。もちろん、文章を書くための視点は私のものだ。占いの基本となる星の解釈や想定される未来予想図、提示する選択肢の幅には、独自の世界がなくてはならない。他の占い師と同じでは、存在価値がないだろう。占いを生業にして20年を超え、無意識の制御があったということだ。
講座は淡々と進み、定刻通りに終了する。進行役の他にも送り出しに3人が待機していて、受講者に変わってエレベーターを呼び、深々と頭を下げる。見慣れた百貨店のサービスが待っていた。自分が何をしていて、どこにいるのかがわからなくなる。私が申し込んでいるのは、全6回のうち前期3回。よい機会なので、この先も感想を課題となっている千文字に納めて綴ってみようと思う。果たして、文章の書き方は、上達するだろうか。

加賀の潜戸や隠岐のこと。

氷川神社さんについてお問い合わせをいただき、
雑談メールをお返ししたところ、記憶のフタが開きました。

そういえば、私の神社好きは、出雲から始まったのでした。
さらに元をたどっていくと、「龍」探しからなのですが。

龍を探して、最初にうかがったのが、京都の浦嶋神社さんでした。
そう、浦島太郎の伝説のある神社です。
なぜに、龍で浦島太郎? いや、「龍宮」連想だったのですが。
しかし、こちらには、私が探している龍の気配はなく……。

ちなみに、一言で京都といっても、シャレにならない遠さですよ。
我ながら、よくもまあ、行ったものです。

次に、出雲に行き、諏訪に行き、鹿島に行ったのでした。

もっとも、最初の出雲は、ルイス・C・ティファニー美術館目当てでした。
庭園美術館で出会った《鹿の窓》にまた会いたくて、それが、日本にあると、
知って驚いて、旅を企画したのを覚えています。まるでついでのように、
「あれ、出雲大社、結構近いんだ」で、初参拝だったと思います。

そして、初めての出雲で、海上自衛隊の方のお話を伺って、
「隠岐に行きなさい」と言われたので、二回目の島根の訪問は、
素直に、隠岐でした。

隠岐で、私は悪夢にうなされました。
「なぜ、戻ってきた」「どのツラを下げて」
「あんなことをしたのに、よくもまあ」
見えない憎悪が飛んできます。
なぜか、昼間、参拝した玉若酢命神社のご神木である
八百杉が庇ってくれたのです。

「まあ、まあ、そう言わずに」

八百杉は、もちろん、ご神木です。
ご神木が庇ってくれたって、もういくら夢が破天荒だからって、
意味がわからないですよね。

ものすごい汗をかいてなんとか目覚め、その日は、隠岐を離れる日でしたが、
フェリーに乗る前に、もう一度、玉若酢命神社様に寄りまして、
八百杉にお礼を申し上げて、失礼したのでした。

あの夢はなんだったのでしょう。

東京で、『隠岐島コミューン伝説』という本を見つけ、あるいは?と思いましたが、
未だによくわからずにおります。

隠岐といえば、天皇が流された島くらいの認識だと思いますが、
実際に足を運ぶと、豊かさに驚かされます。
海上自衛隊の方がオススメしてくださったように、本当に自然が豊かで、
素晴らしい島でした。もっとも、4島のうち、3つしかうかがっていないのですが。

前世で何か因縁があったのでしょうか?
よくわからないですね。

で、よくわからないことは、いくつもありまして、基本的に私は、見えないものは
わからないタイプなのです。ところが、結構いろいろな不思議が島根では起こりました。
加賀の潜戸でもあったし、美保神社さんでもあったし、須佐神社さんでもあったし。

ただ、共通していることがあります。
基本、1人の参拝のときです。1人だと、何かが緩むのでしょうか。
すっと世界が変わります。

おそらく、どなたかとご一緒だと、私は人に意識がいくのです。
意識が現実から離れません。

人と一緒で、「おおお!」は、早朝参拝の伊勢神宮、内宮の荒祭宮でしょうか。
開放されているとはいえ、闇の中。
確かに、そこは、神の領域でした。
闇の中は、どなたかと一緒にいても、一人なのかもしれませんね。

こういうこと、すっかり忘れていて、離れていました。
今、記憶が蘇るのは、何か流れが変わったせいでしょうか。

玉若酢命神社様の八百杉様は、立ち枯れているという話ですが、
本当にそうなのかしら?と思うほど、力強く、印象深いです。
もっとも、夢で逢っていますから、そちらのイメージかもしれませんが。

大雨の中、出雲大社にひとりで参拝したこともあります。
通常、あれだけ大きなお社ですと、どんなに早朝でも、どなたかがいらっしゃるものです。
ところが、狂ったように大地を叩く大粒の雨に、しばし、空白の時間が流れました。
とにかく、雨。狂ったような大雨、大きなお社にたった一人です。いや、ご神職様たちは
いらっしゃいますよ? 早朝ですから。でも、人気がありませんでした。
正しく正面から伺って、同じ道を戻って鳥居を出たとき、参道が産道と言われる意味が
わかった気がしました。

高千穂も阿蘇も、東北の神々も、まだご挨拶しておりません。
いずれ、ご縁が生まれて、うかがえる日が巡ってきますように。
神社愛、なぜか蘇ってきました。なぜでしょうね? 面白いですね。

《鹿の窓》も、死ぬまでにもう一度、眺めてみたいです。

ルイス・C・ティファニー美術館、本当に好きな美術館でした。
今でも、美術館オリジナルのファイルも図録も、大事に大事に取ってあります。

気持ちも新たに。

昨日の大祓神事の効果は目覚ましく、、きょうは大変すっきりした気持ちでおります。
もっとも、体は疲れていて、昼まで寝ているという体たらくですが、まあ、それはそれで。

おさがりでいただいたお神酒や榊、茅の輪の神札、お心づくしをいただき、
温かく、ありがたい気持ちでおります。

一時期、何かに導かれるように各地の神社にうかがっていて、その後、気持ちが離れて、
数年ぼんやりしていましたが、ここ数か月の流れの中で、素直さが戻って参りました。
また、笑ってしまうのは、必死で覚えた作法は、案外消えないのですね。
お神酒のいただき方など、にわか覚えが役立ったりして、記憶の不思議を思いました。

最近思うのは、すべて必然だということです。
物事がよく動くように人事を尽くす必要はありますが、あとは、天にお任せしていればいいのだと
昔から言われていることに、着地しつつあります。

一見、悪いことのように思えても、結果的にはよいところに納まる……、
疑いや恨み、妬み、自虐などをしていますと、この辺りがうまく動きません。

あとは、時節を待つことでしょうか。
つい、答えを急ぎ、求めてしまいますが、無理は通らないものですね。
自分の未熟さ、才能や力、魅力のなさを嘆いて、背伸びしたくなりますが、
無理すれば、反発、反動がきます。

わかっていても、つい先へと急かしたくなるものですが。

では、2015年の下半期、また、進んで参りましょう。

夏越の大祓

夏越しの大祓、小泉茉莉花先生とマリィ・プリマヴェラ先生とご一緒しました。

大祓

 

後半も、実り多き時間を過ごせますよう! みなさま、お健やかに!

 

「ボルドー展 -美と陶酔の都へ」へ

最初に、自首します。
ミュージアムショップで、フルボトルワインを買いました。

ボルドー展

いや、これは、買いますよ。買っちゃいますって! 図録買わずに、ワイン買っちゃいますよ(笑)。

初手からアプローチが違います。西洋美術館では、通常企画展のスペースに向かうと、左に流しますが、今回は、右に降りていきます。ん? なんだ、この演出は?

降りて見るとわかります。
星の海みたい!
いや、ハードル上げすぎちゃうといけませんが、展示ケースのライトが、キラキラで、本当にそう見えたんです。

ライトが照らすのは、様々な「むかし」。25000年前のヴィーナスに、意図的に川に沈められた剣。早世した我が子のためのかわいらしい墓碑。

まあ、導入の映像から狙いすぎで、ボルドーワイン、フランスとイギリスの100年戦争のきっかけとなった王妃の恋、ボルドーワイン、月の港という異称、ボルドーワインなわけですが、もう終わるころには、頭がワインになっちゃうわけですよ。なんだ、このすごすぎるプロモーション!

目玉のドラクロワに行きつくまでに、ヘロヘロになります。ロマンチック過ぎて!
さらに、ルドンにゴヤ、珍しいモネのイラストみたいなやつとか、いやもう、いちいち揺さぶられて、私、もうダメです。
ふらふら、ワインを買い求めて、美術館を後にしました。

迷っているあなた!
「行くのです!」
しかし、もれなく、ボルドーワインの洗脳に合います。喉が乾きます。
ダメ押しのワインのラベル展示まであるんですよ。もうボルドー市、ノリノリ過ぎるでしょ?

ドラクロワ、迫力でした。
ルドンの模写のおかげで、炎が飲み込んだ部分も想像できました。いやいや、しかし、すごすぎるプロモーションです。まんまとワイン買いましたが、悔いはありませんともさ

ボルドー展