飲むべし、飲むべし!

石がさっぱり出てくれません。
センスのよいお友達からいただいたティーポットでハーブティーを淹れていましたが、だいたいマグカップ2杯で中身がなくなるため、選手交代することにしました。

神保町時代、大勢のお客様対応で買ったブラウンベティをひっぱりだしてきました。
今回、初めて知りました。これ、容量約960ccなんですね。2回、お茶入れれば、結石患者に推奨される1日2リットルに手が届きますね!

うん、道理で飲むの、大変だと思いました。
しかも、960ccに対し、ティーバッグ1個でなんとかしている私は、相当なしまり屋さん?

で、いま、このブログを書くために、「確か、わりと有名なティーポットだったんだよな」と画像検索して、名前を再確認したのですが(適当すぎる持ち主)、素晴らしい情報もキャッチしましたよ!

なんと、このティーポット、ナルニア国の物語の『ライオンと魔女』の中に出てくるそうです。ビーバーの奥様の持ち物なのです。

きゃあ! 嬉しい!

愛蔵版でイラスト探してきます。
きゃあ!

あ、この興奮伝わりません?
ん、まあ、大好きなスターと持ち物が一緒みたいな感じでヨロシクです。
ビーバーの奥様、好きなのです。きゃあ!
ブラウンベティちゃん、大事にしますよ!
(いままで名前も知らなかったくせにね・笑)。

追記。
ん? ネットの挿絵と愛蔵版、違いました。
うちにあるイラストには、ブラウンベティはありませんでした。文庫まで調べちゃいましたよ。なんのバージョンですかね?
気になるから、少し気長に探してみます。

2015年3月22日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

冷えは禁物。

一昨日から、調子が悪いのです。
冷えたのです。レストランで。
隙間風ビュービューで。

さっさと出るべきでしたね。頭が回らなかったです。
送迎バスの時間があって、調整したつもりで体調を崩しました。
かなりおばかさんです。
なにしろ、プラスイメージが強かったんですよ。
広々とした美術館、併設レストランもおいしい記憶があったし、
ショップもセンスがよくて見るのが楽しみでした。
のんびり、ゆっくり出来るスポットという刷り込みがありました。
だから、つい居残りを選んでしまって、痛い目にあったというわけで。

体力も、抵抗力も、判断力も低下していると痛感しました。
もうちょっと元気にならないと、楽しめるものも楽しめないし、
好きだった場所が大キライになっちゃいます。
これからの花冷えの季節、ホント、危険ですね。
思い出すだけで、寒さが蘇ります。凍えます。

人にせいって思うと、腹が立ってきますが、
発想を変えることにします。自衛が足りませんでした。
春をナメてはいけません。半分は、冬で出来ています。
冷えは大敵、禁物です。

DIC川村記念美術館「スサノヲの到来」展へ

DIC川村美術館

佐倉にある川村記念美術館を訪ねました。「スサノヲの到来」展を見たかったのです。

松濤に巡回することは知ってましたが、スペース的に川村かなあ?と頑張りました。送迎バス乗ってから30分だからかなり遠いですよね。

んーと、前半の神像エリアはよかったのですが、後半、かなり集中力を削がれます。もう少しスサノオ特化して欲しかった気がします。でも、《あめのうた》に参加したり、楽しかったですが(文句いいつつ、ご満悦)。

出口なおさんのお筆先、生で初めて見ました。ざわざわしますね。

佐々木誠さんの《八拳須》や《夜久毛多都》は、ぞくぞくします。ちょっと狙い過ぎなくらい。しかし、添えられた詩がまたいいのです。

会場を出ながら考えたのですが、アートに昇華されている分、凄まじさみたいな部分は削られている気がしました。

泣く神、ツクヨミとの関連の強調が、やけに残りまして。なーんか、もっとあるんじゃないかなあ?な印象です。和歌ジャンルで、西行や芭蕉とかも出てきちゃうんですが。

んー、たとえば、南方熊楠の《菌類彩色図譜》を見られるのは、貴重だと思うんです。思うけど、それをなぜ、「スサノヲ」くくりで見ないといけないのかがわからなくて。いや、「スサノオ的生き方をした人だから」は、ちゃんと伝わってますが、なんかそっちにふくらんでいいのかなあ?と腑に落ちません。展示内容は楽しいんですけど。

神札並べるなら、全国の氷川神社や八坂神社とかの神札を並べて欲しいと思ったりするわけです。実現したら圧巻でしょ? それをやった上で、大口真神の神札コレクションもありますならわかるんですが。
オオカミ、夜、月、闇、OK、イケる!みたいなノリなのかなあ? ちょっと私には、展示の基準がよくわかりませんでした。

牛頭天王との絡みも、さらっと流れて、「え、もっと、そこ、知りたいよ」でしたよ。

なんだろう、なんか拡張はいいんですが、その前に、絞りが甘くないか?と感じたんですが。かゆいところは、さらっと。かわりに、珍味がずらり〜みたいな。

もっとスサノオ、スサノオしているのかと期待したんですが、なんだか果てなく広がってしまい、最後はなんでもアリというか、それも日本神話っぽいですが。古き神話世界と現代アートのスサノオのイメージのスパーク、才能の競演拝見みたいな気分で行ったので、「うーん、違ったか」でした。ただ、だからこそ、出口なおさんのお筆先を見られたわけで、ありがたくもありましたが。

今回は、普段「買ってはならぬ」という自らへの戒めを破り図録を入手したので、少し勉強しましょうか。図録、管理しきれないので、いつも我慢してます。

ま、総じてこの企画展は、「スサノオによせて」な感じなのかな?
そう考えると、素直に楽しめそうです。

私は、チラシだけで、「現代アートで、そんなにスサノオがあるんだあ! さすがの人気だなあ、すごい!」と勝手に盛り上がりすぎたみたいです。開けてみたら、「うん、日本神話だね」で。あー、剣とかもなかったしね。草薙剣モチーフ欲しいですよね。スサノオなら。

白鳥

 

庭園の白鳥たちは、のどかでした。

よいお買い物♪

昨日、途中で歩けなくなりました。
別に、腎臓まわりの問題ではありません。
恐怖の靴擦れくんです。

途中、「なんでもいい、なんでもいいから、新しい靴が欲しい。
楽なヤツ、買いたい!」と切望しましたが、そう簡単に靴屋さんはありません。
道すがらいくつか雑貨屋ものぞき、一縷の望みを託して、ミュージアムショップも見ましたが、
靴なんて売っているわけがないのです。

パンプスなのに靴下買ったり、履いたり、でも、痛くて歩けないのには変わりなく、
駅までむかえに来てもらったりして、なんとか帰宅したら、
親指と小指、4ヶ所に水ぶくれが出来ていて、もう悲惨なものでした。
このコンディションで美術館行く私は、ただのおバカさんでしょう。

この靴、入院前に新調したのです。まだまだ、ピカピカです。
このまま、履けなくなるなんて冗談ではありません。
アマゾンで、シューズストレッチャーをオーダーしました。
ついでに、数冊本も合わせて注文しました。

きょうは、朝から絶不調で、「……ムリ」で寝てました。
午後になって、宅急便が来て、なんだろう?と思ったら、発注した品が届いていました。
わーい! いきなり、目が覚めましたよ!

いそいそとシューズストレッチャーをセットすると、伸びている感じがあります。
お、これは期待できそうです。

本もパラ読みしたら、期待通りに面白そうです。
一冊は、松村潔先生の『ディグリー占星術』。サビアンの新解釈、もっとも、2012年の本ですが。
過日の三次元占星術のセミナーから、ずっと読みたいなあと思っていた一冊です。

もう一冊は、ディグリー占星術を探していて、ひっかかってきました。
コーリーン・ケナー氏著、シカ・マッケンジー氏訳の『クリエーターのための占星術』。

知識としては、『クリエーターのための占星術』は、たいていの占い師さんは書けるんじゃないでしょうか。
でも、この切り口で本を出すなんて思いつきません! そこが着眼点の素晴らしさ、センスであり、才能ですね。
すごーい、楽しい! すごーい、好き!

創作上のキャラ設定としての占星術、うまい! 楽しい! やるなあ!
こういうの、なんで私、思いつかなかったんだろう!! めっちゃ、楽しいのに!

あとは、この先発売の松村先生の本をもう一冊、予約しています。Yさんの頑張り、ちゃんと読まないとね!

というわけで、大変うれしいお買い物をしちゃいました。昨日も、タロット用の袋とか布とか買っちゃうし、
なんか変な発散に走ってますね。いくら仕事用とはいえ、そろそろ締めましょう。お財布のヒモを。

余談ですが、友人に笑われました。
「《壊れた水瓶》のモデルは、あなたよりも300年以上年上だよ」と。
ハッ! 確かに!

でも、ものすごく、心配になっちゃって。
こんな絵を描かれて、モデルの子、後々、大丈夫だったんだろうかと。
もうこの子は、生娘じゃないんですよ。
絵を見れば、明らかです。
好奇の目、いわれなき欲望、そんなものが一気に溢れそうです。

あの絵は、創作で描かれたとは思いにくいのです。
おそらく、それっぽい状況があってのことでしょう。設定通りに乱暴されたわけではなくても、
誰かに抱かれた、あるいは、抱いた……、その直後に、モデル本人にも自分に何が起こったのかよくわからない状況で、
ポーズを取らされ、普通の人なら見て見ぬふりをされる特別な時間と体験を絵に写し取られたわけですよね。
少なくとも脱がされていますから、それは承知させれたのでしょう。
そういう境遇の子だったかもしれないけれど。特別にかわいいから、「描かせろ」ってことになったわけで。
絵が完成した後、何を描かれてしまったのか、本質に本人が気づいたかどうかも微妙ですが。
モデルになりなさいと言われ、素直にポーズを取り、完成して、みんなにキレイだ、かわいい、可憐だとホメられて。
でも、まわりは、一番肝心なことを言わないのです。
お前は決定的に変わってしまって、もう取り返しがつかない。
なんて意地悪な、なんて残酷な告発でしょう。
最初から狙って描かれたのか、途中で主旨替えがあったのか、もはやわかるわけもないのですが。

ただ、絵の逸話はなかなかです。
ちょっと検索かけたら、ヒットしました。
「ルイ15世の寵妃、デュ・バリー伯爵夫人が直接購入し、フランス革命で斬首刑に処される最後まで所有していたコレクションの1つ」だそうですよ。
デュ・バリー侯爵夫人と聞いても、ベルばらしか浮かばない昭和脳な私ですが、でも、モデルの美しさに似合うエピソードで、ちょっと安心し、満足しました。意味がよくわからないけれど、デュ・バリー伯爵夫人なら、いいや……みたいな?

願わくば、成熟し、すべての男性を惑わすような妖しさを誇る後年の絵も見てみたいです。

心ざわめく《割れた水瓶》。
21世紀なのに、おばちゃん、あなたのこと、心配しちゃいました。で、友人に笑われちゃいました。
確かに、あなたのほうが年上ですね。

ルーブル美術館展へ

打ち合わせの後、乃木坂に出ました。

実はこれ、とんだ勘違いで、本当は「新印象派展」が見たかったんですね。29日までで見逃しそうで。

乃木坂について、「あれ?」となりました。どうやら脳内で「新印象派」の「新」で「新美術館」と置き換えてしまったみたいです。

タイミングとしては、「新印象派」が先ですが、乃木坂から上野に行くガッツがありませんでした。

諦めて、ルーブル美術館展を見ることにしましたが、なんかもう人がいっぱいなんですよ。まあ、ギリギリ我慢出来るレベル?

ざっくり流して、気になるやつだけ拾うシステムにしました。まあ、私は趣味がわかりやすいので、「いいな」と思うと、ドラクロワであり、レンブラントであり、ルーベンスなんですよ。こりゃ、ただの巨匠好き?

でも、ナンバー1は、ジャン=アントワーヌ・ヴァトーの《二人の従姉妹》です。

二人の従姉妹

ロココっぽい婦人の後ろ姿に惹かれました。幸いポストカードになっていたので、嬉しかったです。

お土産売り場で、やたら星座グッズがあるので興奮し、理由を考えて笑いました。なるほど、フェルメール《天文学者》がありましたね。

占い師モチーフ、トランプモチーフの絵も多かったので、タロットカードや専用クロスも売っていました。まんまと買いました(笑)。

ルーブル美術館てん image

納得いかないのは、ジャン=バティスト・グルーズ《割れた水瓶》。そこまで貶めなくても! モデルが無垢でかわいい子だけに、同性として腹が立ちました。怒っても仕方ないんですけどね。

久しぶりの美術鑑賞、楽しかったです。

初恋の味。

キハチ

 

三週間ぶりに打ち合わせへ行きました。ランチでいただいた前菜は、「初恋の味」だそうです。

初恋、記憶に遠いです。

まっすぐ帰ればいいのに、寄り道中。すべてが春めいて、めまいがしそうです。

そうそう、うっかりトレンチコートのインナーをつけっぱなしで、ほら、なにしろ三週間ぶりの外出ですから、すっかり汗だくになりました。

駅のベンチでちまちまインナーを外しました。

春の来訪

チューリップ

 

我が家に春がやってきました。宅急便のお姉さんが「お花ですよ!」と嬉しそうに届けてくださいました。

ふのり

ふのりも届きました。こちらはなんとなく、五島列島モノにしました。

明日は、約三週間ぶりにお江戸に参ります。ハラハラドキドキです。こうして、少しずつ、日常に戻ろうと思います。

マリィ先生、じゃがいも食べましたよ!

ハッセルバックポテト

 

しかし、アイルランドではなく、スウェーデン料理で。美味しかったです。

『白い巨塔』も読みました。後半2冊は、読者の反発から書かれたとあり、その厳しさと見事さに感服しました。遺書は、清々しい感動がありました。『アルジャーノンに花束を』の読後感に似てました。

話はまるで違うのにね。キャラの一貫性ですね、きっと。いい時間を過ごせました。

 

回復。

午前中までダラダラしていたのですが、午後になり、やっとスイッチが入りました。
けれど、溜まっているメールを片付けていたら、母が来まして、小一時間お相手したら、
もう夕方になってしまいました。ナンテコッタ!
「電話に出ないから、倒れているんじゃないかと思って」
いやいや、携帯が横にあると集中できないから離れていただけなんですが。

この前も、婚家への連絡を怠ったら、朝6時半から電話が鳴りましてね。
これは、当方のミスですが。
「入院するって言ってたのに、連絡がないから」
うん、でも、一泊だし、退院して帰宅して、すぐ寝ちゃったし……。
たまたま旦那のスマホの電源が入ってなかったのもいけなかったみたいで。
やれやれ、不出来な嫁は大変です。

年老いた親たちに心配をかけております。
でも、もうほぼほぼ、健康体なので大丈夫ですから。
元気になったら、会いに行くから。あと二週間、放っておいてください。

悪夢から解放されて、気持ちも前向きになってきました。
もう旦那が帰ってきちゃう時間なのですが、少し仕事が出来ればいいなと思っています。
母よ、娘はそんなにヒマじゃないから!!!
いつまでも病人モードじゃないから!
ここに書いても伝わらないか。

結石が詰まって激痛が起こっても、痛みどめがあるし、病院に連絡出来るし、
おそらく、そんな惨事にはならない感じがするし。
入退院、1人でさくさくやってきたのですから、別に大丈夫だし。
トイレが近いだけで、あとは、ほぼほぼ健康体なので。

ただ、大丈夫ってなると、詰めちゃうのが悪いクセなので、
意識して「自重」はしていくつもりです。

欲張らない、求め過ぎない、自分を追い込まない。
難しいですけれどねー。

だって、入院前日なんて、腎不全すれすれなのに、
気楽に「ソロモンの偽証」の試写を見せていただいていましたしねー。
体調は相当悪かったはずで、確かにだるくて仕方なかったのですが、
「行くぞ!」と思えば、行けちゃうわけですよ。
これは、私だけの話じゃなくて、働くみなさんも同じだと思うのです。
仕事のため、家族のため、勉強のため、多少、だるいなあ、つらいなあと思っても、
頑張っちゃいますよね。サボるのは、悪だから。

今思うと、なんで元気なフリをしていたのか、ナゾですけれど。
「両足がつって、つらいんですよー。大丈夫ですけれど」みたいな。
強制ブレーキがかからないと、止まれませんよね。
激痛入院とか、つらかったですが、よい休養になりました。ありがたいことです。
ご心配、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。
まだ、病み上がりだし、正確には病み進行中ですが、ゆっくり再起動をかけていきます。

ホント、みなさまも、ご自愛ください。
といっても、なかなか休めないのが現実ですが。
私もまた、すぐに簡単に過密化すると思うので、お気づきの際には、「どうどう」と馬に声かけるみたいに、
止めてください。

うーん、休むとか、自分を大事にするって、相当難しいですよねー。
ひとつの課題な気がいたします。

ゴルフボールに乗ってみました。

足裏の腎臓のツボを刺激すると、石が出る説をキャッチして(ワラもつかむ日々)、
揉みまくっているのですが。
ずいぶん前に「足裏ほぐしには、中華のレンゲを使うといい」と教えていただいたので、
ごしごしやっています。

きょう、「ゴルフボールに乗って、検査結果が良くなった」ブログ記事を読み、
うちにもありますとも!で、いそいそ、出してきました。
ボアの上にゴルフボールを固定して、片足ずつ乗ってみたところ、
痛いんですよ。確かに、腎臓のツボが!
うーむ、レンゲよりも、ゴルフボール×体重が効きますね。改めて、足ツボの
奥行きの深さを知ります。

「通院中の人は医師の指示を仰いで」という注意書きも読みましたが、コレ、まじめに
聞いたところで、「んー、どうでもいいんじゃない?」と言われると思うんですよねー。
なんかねー、非常に大ざっぱなんですよね。泌尿器科って。
説明ないから! 節目節目で、「これこれこうで」は教えてくれますが、
今、なぜ痛いのかとか、今、どうなっているのかとか、非常にざっくりしていて、
よくわかりません。
ESWLの台の上で初めて、「石は腎臓内にある」と知った次第ですから。
普通、手術前に「ココにあるから、狙うね」って説明ありそうでしょ?
一切ないから!

私、一般の方よりもリサーチ力や聞き出す力はあると思うのですけれど、それでも、
かなりケムに巻かれております。まあ、イチイチ説明する必要がないと思われている以上、
食い下がって聞いても面倒くさい患者と思われるだけでしょう。
細かい説明がないのは、経過は良好、想定内ということなのでしょうね。
と、自分で着地点を見つけるしかありません。
看護師さんたちも、男っぽいんですよ。サバサバしています。
これは、当然と言えば当然ですよねー。メインのお客様は、年配の男性ばかりですから。
しかも、治療の窓口になるのは、局部でございます。おじさま、おじいさまたちにからまれる度に
顔を赤らめ、イヤーンなんてAVの世界だから! そりゃ、サバサバしますよねー。
女っぽかったら、勤まらない世界だと思います。でも、美人さん、多かったですが。

ある看護師さんにうかがった話が、いかにもなのです。
「男性は、本当に自分自身を大事にするんだとわかりました」だそうです。
「僕ちゃんの大事なところになんてことをするんだ!という感じなんですよー」
「もうかわいくて、かわいくて、大事で大事で仕方ないんですね。女にはついてなくてかわいそうって
思っている感じですよー」
なるほど、きっとそうなのでしょう。ホント、お疲れ様でございます。

内蔵系の痛みの耐性、男性よりも女性のほうがありますもんね。
やっぱり毎月の生理痛があるかないかは、経験値の差になります。
ステント入れるのも、男性は麻酔、女性はちょっとぼーっとする程度で、
処置すると聞き、なんだろう、この差は?と思いました。
私の場合、初回は激痛、二回目はあっさりで、なるほど、これくらいなら
麻酔は使わないよねって思いましたが、男性の場合、アプローチが長いし、
そこは、大事な大事なところだから、そりゃ、抵抗がありますよねー。
うーん、わかりやすいような、わからないような。まあ、いいんだけど。

待ち合いも、平均年齢が高くて、色彩は、灰色と茶色です。
私ですら、「若い!」と言ってもらえる世界です。あんまり嬉しくないんだけど。

喘息で入院したときは、もう少し、家庭的というか、いかにも病院ムードだったのですが、
腎臓まわりは、ちょっと空気が違います。
おそらく、臓器によって、だいぶ色が違うんじゃないかと予測します。
あー、でも、身を持って確かめたくはないです。もう十分デス。

チマチマ、ゴルフボールに乗ったり、足裏揉んだり、体ひねったり、
レモン水飲んだり、布海苔食べたりして、排出に励もうと思います。
たかが石、されど石、さっさとすっきりして、日常に戻りたいです。

みなさまも、くれぐれもご自愛くださいませ。健康第一ですね!

夢は正直。

後味が悪い夢を見ました。

自分の身体の中から、奇妙なフィギュアみたいなのがわらわら出てくるんです。恐る恐る凝視すると、一部は歪な人型で、ムンクの絵のような半分溶けているようなフォルムがわんさか、また、違う部分は、ウルトラマンや怪獣になっていて、ざっと150体から200体はあるでしょうか? 一体一体は独立していますが、さながら、醜悪な鍾乳洞のオブジェです。

気持ち悪いよ〜で、目が覚めました。

おかげさまで無事退院もしたのですが、まだ、石は出る気配がなくて、痛み止めと結石キャッチの道具を持たされ、帰宅しても、またいつあの激痛がくるかもしれない不安に、心の芯が冷えているようです。

病院で、同じ手術をした男性と並んだとき、自分のほうが憔悴していることに気づきました。ESWL自体は、余裕でしたから、やはり前回の入院なんですよね。激痛につぐ、激痛。いつ始まるのかも終わるのかもわからない恐怖と不安。あれで、感覚的に守りに入っているし、もう二度と味わいたくないと心身が拒絶しているみたいです。

医師にも、看護師にも、うまく伝わりません。処置者と患者には当然のことながら差があり、突き詰めると他人事なんですよね。わかって欲しいと感じるのは、甘えなのでしょう。

反面、痛みや病への理解は、深まったかもしれません。拷問や戦争の傷がなかなか消えないのも、無理からぬことと感覚的にわかりました。

また、アレよりは耐えられるだろうという変な指針も出来ました。体内にステントが置かれて、違和感がないわけじゃないのですが、狭くて通常のステントが入らなかった痛み、代わりにあてがわれた造影用の管のごまかしようがない刺激や激痛をもたらす絶望的な詰まりやすさに比べたら、なんてことないな〜でございます。

だから、よかったのは、耐性が出来たこと。悪かったのは、怖れが根づいたことと言えますね。

この恐れとどう向き合うかが、これからの課題になるのでしょう。もっとも、腎臓にある石が排出され、ステントが外れれば、ケロリンパかもしれませんが。

忘却は、身を護る術かもしれません。

とりあえず、悪夢から解放されたいです。

追記。9時半から13時の仮眠の夢。

仮眠したら、またもや悪夢です。百貨店とマンションと病院がミックスされたハイソな空間で、私の自室は病院にあるのです。そこで、行ったり来たりの迷路夢を見ました。

幼馴染の占い師が出てきて、「あなたは今、たまごと蓑」という占いをしてくれます。蓑は、たまごが孵るための巣作りの材料だと理解しました。なに夢の中で分析しているのでしょう。

彼女のお祝いのために、部屋を脱出して約束の時間を守れずにいたら、追われる身になりました。うっかり建物の外に出てしまい、そうなると、管理された空間だけに戻るのは大変なのです。狭い隙間からやっと高級な店舗に出て、取り繕うこともないかと、素通りを決めこんだところ、ちょうど入ってきた三人組の一人にぶつかりました。ぶつかったクールビューティでリッチな中国人男性にお前は非常識だ、無礼だ、秩序を乱すとなじられ、殴られて……目が覚めました。

更衣室、シャワールーム、高級品売り場、エレベーターを幼馴染の占い師のワゴンを運び、なんとか届けたら、追われて迷子になり、大型書店の脇には、だらしなく眠る入院患者の住処があり、それは、 本来共存は許されない異質な世界の境で、見てはいけないもので、私も自室の本棚を心配しながら、部屋脱出がバレないことを祈りながら、逃げたのです。途中、美しく着飾った編集さんが現れましたが、助けを求めたら、ご迷惑になると直感的に思い、頭を下げただけで、なんともないふりをしたのです。

もう、なにこの、疲れる夢!

悪夢ホイホイですよ。そのくせ、また、眠いのです。おやすみなさい。

追記2 14時から16時半の仮眠の夢。

悪夢から解放です。二匹の預かりネコに、いねむりネコのピラミッド。ネコたちを見て和んでうたたねしちゃう首藤さんつき。
公園の池を使った美しい水上影絵。立体ヴィジョンつきバージョン。中国アレンジのシェイクスピアがかかっていたようです(なんでしょうね、この中国モチーフの連打)。

幸せモードに移行しました。あ、でも、トイレ探すトコで目が覚めましたよ。安定の王道パターンですね。